創作短編

手控え

創作短編~ガスコンロを探して

私は壊れたガスコンロの代わりを探していた。発端はただ、それだけのことだったのだ。「いらっしゃい」 申し訳程度の接客。 店の奥に陣取った禿頭の店主らしき中年男はこちらを見向きもせずなにやら机の上で電卓をはじいている。 ・・見るならどうぞご勝手...