奈良市の銭湯【奈良】

朝日温泉

  • 奈良市京終地方東側町20
  • 14:00~24:00 
  • 第2、4水曜定休
  • 中型銭湯  
  • フロント式 
  • 入浴料サウナ料金込み
  • 駐車場あり

炭酸泉三昧にこれでもかと健康増進

奈良は小型銭湯ばかりなのかな、と思いきや古都のイメージを払拭するような巨大なビル型銭湯で、軽く驚かされました。
駐車場も広々。
店内も全改装してあり高い清潔感があります。
浴室も現代的。
機能性重視のあまり、いささか意匠に愛想がないか、と思われる部分もありますが、それはまあここに限ったことではないので仕方がないか。
お、これは、と思ったのは炭酸ミストサウナ。
特に注意書き等なかったので、詳しいことはわかりませんがおそらく炭酸泉をミスト状にして噴霧するサウナだと思われます。
ここぞとばかり代謝促進、血管拡張に努めることにする。
実に気持ちがよろしい。
ミストが産毛にまで付着します。
もちろん炭酸泉の浴槽もあり。
濃度は平均的。
これまたじっくり漬かって代謝促進に血管拡張。
ちょっとのぼせ気味になる。
深風呂がきっちり43℃はあったのもなかなか好感触。
興味深かったのは設備の形状で、近代的ながら浴槽の上がり口に段差があるんですな。
三重県伊賀市の銭湯もそうでしたが、奈良市の銭湯もほとんどが大阪の施工業者が手がけているということか。
実は京都の銭湯が特殊なのかも。
なぜか脱衣所にはコイン式の2台の洗濯機。
なんだかそぐわないが、多分ニーズがあるんでしょう。
文句なしに街の銭湯としてはベストの部類に入ると思います。
欲を言うなら炭酸泉以外にあとひとつ何か売りを、と思わなくもないですが、それは贅沢か。
充実の一店。

敷島温泉

  • 奈良市三条細川町554
  • 15:00~23:00 
  • 月曜日定休
  • 中型銭湯  
  • 番台式 
  • 入浴料サウナ料金込み
  • 駐車場あり

バイタル温泉でバイタル向上

JR奈良駅から一番近い銭湯。
私がこれまで行ったことのある大阪の銭湯っぽい外観だなあ、と思って暖簾をくぐると、浴室もまんま大阪風でした。
初めての来訪なのになんだか北摂だか北河内にでもやってきたような気分。
既視感。
近くに銭湯がないせいか、結構お客さんがはいっており、にぎわってます。
番台のおばちゃんも愛想良し。
最近の改装ではないと思うのですが、店内はきちんと手入れされており、清潔感があります。
設備も一通り完備。
スチームサウナの外壁上部には水辺をモチーフにしたタイル絵が。
ちょっとワンポイント。
私が気に入ったのはお湯の温度。
きっちり43℃をマーク。
熱い風呂好きにはたまりません。
さらに主浴槽にはバイタル温泉、との表示が。
はて、バイタル温泉?
これまで聞いたことがない。
但し書きを読み進めると、どうやら麦飯石を使ってる、ということのよう。
久しぶりに遭遇しました麦飯石温泉。
気分の問題か、お湯がなめらかな気がしてくる。
唯一残念だったのは水風呂がなかったこと。
これで水風呂があったら文句なしだったのですが、まあ、やむをえません。
入り口横の水シャワーで代用する。
決して広くはありませんが、湯温が好みだった事もあってか、なかなか快適な一店でした。
奈良の銭湯はモダンとレトロに2極分化してるなあ、と思っていた矢先の、いい意味での普通の銭湯に遭遇した印象です。
普段使いにちょうどいい感じ。
駐車場は店舗の向かい。
番号指定あり。

ゆららの湯奈良店

  • 奈良市八条5丁目351の1
  • 09:00~24:00 
  • 無休
  • スーパー銭湯  
  • 平日750円、土日祝800円

適度に隙もあって、なんだか楽しい充実のスーパー銭湯

押熊店はすでに入浴済みだったので、似たような感じなのかな、と思っていたのですが、全然違っていて思いのほか新鮮でした。
多分こちらの店の方が先にできたのではないか、と推察。
幾分店内には年月が降り積もっています。
浴室は奥行きがあって広々。
ただ、浴室は館内や、脱衣所より老朽化が進行していて、スーパー銭湯としては結構きわどいライン。
これを汚れている、ととらえる人も中にはいるかもしれません。
さて近い将来に大改装があるのか否か。
ずどんと奥に突き抜けた洗い場には固定式の石の風呂椅子。
これはなかなか珍しい。
これまで力の湯や大一温泉でしか見たことがありません。
私の目をひいたのはジェットバス中央にしつらえられたスイッチ式の打たせ湯と炭酸風呂。
特に前者は左右を覆いで囲ってあるものの、勢いがあるので激しく全体にお湯が飛び散ります。
左右のエステバスに入ってる人は頭から噴霧状にお湯を浴びてしまう状態。
なんとなく苦情が出そうな造りですが、みんなあまり気にしている様子はなし。
そういうことなら、と私も打たせ湯を満喫しましたが、気が小さいのか、どうしても左右の人が気になって、いまいち堪能できない有様。
大胆で面白い設備だとは思うんですけどね、あまりにフリーダム。
炭酸風呂は見た感じ温泉より人気。
ぎっちり人で埋まっています。
濃度はまあ平均的、といったところか。
で、メインの温泉ですが、これがいままで遭遇したことがないぐらい色が濃い。
完全に浴槽の底が見えません。
泉質はナトリム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩温泉らしいんですが、炭酸水素が含まれることでこのような色になるのか、詳しいことはわかりません。
けっこうな鉱物臭がします。
押熊店の単純温泉よりははるかに温泉らしいことは確か。
爽快だったのは温泉の隣にもうけられた滝状のうたせ湯。
強力です。
軽く修行でもしているような気になります。
不思議だったのはうたせ湯に至るまでの足首ほどの深さしかないお湯溜まりで、これ、底に無数の石が埋め込んであって、よく確認せずに足を踏み入れると痛くて飛び上がってしまう。
というか、足の裏を切る奴もいるんじゃないかと、思えるぐらい鋭利な感触を受けます。
ここを通らないとうたせ湯を浴びれないので、不恰好に生まれたてのバンビのようにじりじりと歩を進めますが、まったくもってその意図がわかりません。
なにゆえかくも激しく足ツボを刺激する必要があるのか。
うっかりひっくりかえりでもしたらしたら大惨事だと思うのだが。
露天風呂から見えるサウナの屋根の上には何故か花火の電飾。
夜空に花火がうちあがっているように見えます。
微妙に安っぽい。
トータルコンセプトが読めないとでも言うか。
唯一気になったのは麦飯石サウナの床。
これは水を流せるようにして欲しかった。
総じて広さがあり、設備や湯種も豊富、適度にゆるさもあり、料金も手頃で、充分満足のいく一店だと思います。
多分ここからさらに洗練されたのが押熊店なんでしょうな。
なかなか個性あるスーパー銭湯だと思います。

ゆららの湯押熊店

  • 奈良市押熊町2147-1
  • 09:00~24:00 
  • 無休
  • スーパー銭湯  
  • 平日750円、土日祝800円

露天の巨大さに仰天

お店はならやま本通りの目立つ場所にでーん、とあります。
使われているお湯はすべて温泉。
いやがうえにも期待が高まります。
毎週日曜日に純和風大露天風呂と南国バリ風大露天風呂が男女入れ替わり。
私が今回入浴したのは純和風の方。
内湯はさほど広くありません。
サウナも規模の割には手狭な印象。
圧巻なのはやはり露天風呂。
半端じゃない広さです。
幼稚園の運動会ぐらいできそうなぐらい広い。
私がこれまでにまわった銭湯の中では最大規模。
また、露天敷地内の北端に塩サウナがあるのですが、その塩サウナの外装が岩壁に模してあり、頂上からざんざか滝状に水が。
その水が露天敷地内の水路をぐるりと巡る趣向になっているのにも圧倒されました。
ただ露天の演出のためだけに、漬かれるわけでもないのに莫大な経費を投入。
恐れ入ります。
さらに露天の湯船は岩風呂仕様になっているのですが、そのひとつひとつが恐ろしくでかい。
ひとつで街の銭湯の複合浴槽2つ分ぐらいはある。
参りました。
ここまでやられてはいつも気になる湯温の低さもはるか忘却のかなたへ。
テクニカルな設備がなくとも、広大で、奔放なだけでここまで心奪われるものだったとは私も自覚しておりませんでした。
奈良恐るべし。
併設するレストラン等の設備で総合的に楽しんでもらう、とするのが昨今のスーパー銭湯の傾向ですが、まずは浴室で勝負、とする姿勢が気に入った。
あー南国バリ風大露天風呂が気になる。
料金の安さも魅力。
ちなみに泉質は弱アルカリ性単純温泉。
遠方まで出かけて入浴する価値は充分あります。

極楽湯奈良店

  • 奈良市大安寺町510
  • 07:00~25:00
  • 無休
  • スーパー銭湯  
  • 全日450円

シンプルの一言

スーパーマーケットやドラッグストア等の商業施設と駐車場を共有する一角にあります。
24号線からならメルセデスベンツ奈良四条を目印に曲がればOK。
外観はなかなかインパクトがあって、ああ、広そう、という先入観を抱いたのですが、いざ店内に入ってみると思った以上に浴室は小ぶりでした。
多くのほかの極楽湯グループの店舗と同じく意匠に愛想なしでシンプル。
特にここ奈良店はグループ他店と比べてもぬきんでて設備的にシンプルなように思います。
正直、え、これだけ?と思った。
せめてこれで温泉でも湧いていれば、と思ったのですが、露天は高麗人参云々の薬湯。
水風呂が規模の割には異様に大きいですが、まあ、それぐらいか。
夏場は重宝するかもしれません。
というか、水風呂がレイアウト的にほとんどメインの浴槽みたいな感じになってるんですが、これはいったいどういう意図があったのか、いまいちよくわからない。
遠方からお目当てに入浴しに来るほどの魅力には欠ける、と言わざるを得ませんが、その分は料金に還元されている、ということでしょうか。
平日580円なら文句も引っ込むというもの(2020年現在、いつのまにか全日450円になってました)。
土日祝は6時から、とかなりの長時間営業なので利便性は高いかもしれません。
10000冊を超えるマンガが置いてあり、入浴後のんびりすごすのにはいいかも。

ロイヤルスパ天平の湯 奈良ロイヤルホテル

  • 奈良市法華寺町254-1
  • 12:00~24:00
  • 無休
  • ホテルの浴場施設
  • 全日1800円

料金ほどではないと思わせながら仰天の隠し玉あり

奈良ロイヤルホテルの地下にある温泉施設。
浴場入り口はホテルの総合フロントとは別にあり、ちょうど駐車場入り口の向かいになります。
施設内はそこはかとなく昭和なたたずまい。
健康ランド的な雰囲気が漂っていると言うか。
休憩できるスペースがあり、そこで飲食も出来るのですが、これがまた昔の大型スーパーのフードコートのようで実にチープ。
とりあえずホテルの付属施設とは思えぬ安っぽさ満開。
浴場はがらん、とだだっ広いのですが、どことなくスペースをもてあましているような感じも受けます。
意匠や演出に一切のこだわりなし。
殺風景で無機的。
掃除用のホースが隅っこでとぐろを巻いていたりもして、興ざめするこだわりのなさ、と言えます。
設備的にも特筆すべき点はなし。
微妙に老朽化の兆しもあり。
どことなく伊賀市のヒルホテルサンピア伊賀と似た印象も受けます。
泉質はナトリウム一塩化物、炭酸水素塩泉。
ぬめりはほとんどなく、無味無臭で言われなければわからないレベル。
不純物をろ過しているのかもしれません。
これで1800円はあまりのも高すぎるだろう、と思ったりもしたのですが、こちらの浴場、実はこれだけでは終わりません。
なんと入り口右側に深さ110センチ×3メートル×15メートルぐらいの温水プールが存在。
いや、バーデゾーンに温水プールがある、と言うならわかるんです。
最近は水着着用で混浴も多いことですし。
フルチンで温水プール、というのに私は仰天しました。
一応注意書きには歩行温水プールと書かれており、泳がないでください、と釘をさしてありますが、そんなの守る奴は1人もいやしないですわな。
オッサンから子供までまあ、泳ぐわもぐるわ。
風呂とは思えぬ大騒ぎ。
かくいう私も人が居なくなったのを見計らってちょっと泳いでしまいました。
泳いだあとは泡風呂で休憩。
ああっ、これは不思議に楽しいかも、とテンションがあがる。
いったいどういう意図があってプールを設けたのか、さっぱりわかりませんが、温泉の温水プールを浴室内に設けているような浴場はちょっとないのではないか、と思います。
相当な奇抜さで完全に飛び道具ですが、はまるとリピーターになってしまうかも。
ちなみに奈良ロイヤルホテルのウェブサイトに入浴料が1000円になるクーポンがあります。
これ、いつまでやっているのかわかりませんが、現在のところ期限付き。
あと、私は帰り際に1000円の割引券をもらいました。
1800円というのは実はフェイクかもしれません。
入浴時にバスタオルとタオル貸与。
ひとつ疑問だったのが受付で名前を書かされる事なのですが、これ、何をどうしたいのでしょうか。
住所もメールも書かずに名前だけ。
うーんわからん。

霊山寺薬師湯殿

  • 奈良市中町3879
  • 9:00~19:00
  • 不定休
  • 境内の浴場施設
  • 全日600円

境内散策のあと、汗を流すのにはもってこい

そもそも寺の中になぜ共同浴場があるのだ?という点からしてよくわからなかったりはするんですが、どことなく秘湯を感じさせてしまうたたずまいがあったりもして、これはこれでなかなか侮れなかったりもします。
境内に入るためには入場料500円が必要なんですが、受付で「風呂です」と一言いえばフリーパス。
常連さんらしき人は目配せだけで素通りしてましたんで、そんなに構える必要はありません。
私が行ったのは土曜の午後だったんですが、脱衣所はそれなりの賑わい。
600円というお手ごろな料金設定が地元の身近な銭湯として愛されているのかもしれません。
浴室内は超シンプル。
薬湯一本勝負。
とってつけたようにサウナも併設されてましたが、ほとんど入ってる人はおらず。
やっぱり水風呂がないのが辛いところ。
薬湯を堪能するための施設、と考えるのが正しいでしょう。
で、その肝心の効能ですが、私は境内を1時間以上うろうろしたあとに汗だくで入浴したんでやたら染みた、ってのが本音ですかね。
営業時間が19時まで、ということもあり、なかなか遠方から風呂目当てで来訪、というのは難しいかもしれませんが、霊山寺参拝とセットで観光、というプランなら風呂好きにとってはもってこいかと思われます。
ちなみにポイントカードあり。
カードが一杯になると1回入浴無料。
話のネタになりそうな施設だなあ、と思いましたね。

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