えー愛知県蒲郡市の竹島に行ってまいりました。
全国に神の島は数あれど、なぜここなのか?というと、周りに興味を惹かれる施設がいくつかあったからにほかなりません。
順を追ってレポートしていきますね。
竹島の遠景。
思っていたのよりずっと岸から近くて、小さいです。
地元の方はよくご存知でしょうが、竹島は島全体が神域で、全部が八百富神社の敷地とのこと。
日本七弁天のうちのひとつに数えられているそうです。
元々は滋賀県長浜の竹生島から副祭神である市杵島姫命を移設し、建立されたものだとか。
竹島にかかる橋の入り口。
島までは400メートルほどなんですが、昔は橋がなく、舟で渡るしかなかったようです。
橋のたもとから後ろを振り返ると、こちらにも神社らしき建物。
船で渡るしかなかった時代のなごりでしょうか。
おそらくこれが八百富神社の拝殿だと思います。
参拝した人はここから竹島に祈りを捧げたんでしょうね。
写真じゃ伝わらないと思うんですが、もう横風が凄くて。
飛んでるカモメらしき鳥が風に流されるほど。
縁結びの神様、としてもこちらは有名だそうで、カップルは密接にくっついて渡らないといけない、渡りきるまで振り返ってはいけない、など橋を渡る際の決まり事があるらしいんですが、私が県内に住む友達に聞いたところによると、竹島に行ったカップルは必ず別れるという風評がある、との話でした。
どちらが本当なのか。
多分、どちらも本当なんでしょうね。
神、ってのは基本祟るものですしね 。
で、例によってまた石段だ。
向かって左手に石碑と縁起のかかれた立て札。
島の外周を海岸沿いに歩けるようになってます。
まずは外堀から攻めますか。
竹島側から見た参道。
こんな感じのコンクリで固められた側道がぐるりと続いてるわけです。
うむ、これは側道ではなく、普通に岩だね。
ところどころに石灯籠が据えてあります。
波頭にそびえる灯篭、というのも凄い絵だなあ、と思った。
たった400メートル程度しか離れてないのに島の植相は橋の向こう側とまるで違うらしいんですが、私には何が違うのかよくわからなかった。
陽光きらめく三河湾。
神社巡りの写真じゃねえな、どう考えても。
10分ほどは歩いたか。
だんだんと道なき道を行く感じに・・・。
そしてまた石灯籠。
島をぐるりと囲んでいる様子。
もはやこれは道とは呼ばないわけです。
女の人はヒールとか履いてこないほうがいいと思います。
島の周囲を一周するのにおよそ20分ぐらいか。
元の場所に戻ってきたので、本殿目指して石段を登ることにする。
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