聖域というより異郷の迷宮~伏見稲荷大社【京都】

つーことでやってまいりました、伏見稲荷大社。

お狐さまが前傾姿勢でなにやら高ぶっておられます。

道路を挟んで真向かいがJR稲荷駅。

恐るべき立地、恐るべき利便性。

土曜日なのに結構な人出。

正月とかいったいどのような有様になるのか。

参道を進みます。

桜門前。

海外からのお客様が記念撮影中。

写真にボカシいれるのが大変だよ、マジで。

桜門北側には屋台が。

すずめの丸焼きが有名ですが、この通りにあるんでしょうかね。

えー私は遠慮しておきます、見たくないです、はい。

本殿。

大変な賑わい。

さらに奥へ。

千本鳥居へと向かいます。

千本鳥居入り口。

人、数珠繋ぎ。

風情も何もあったもんじゃない。

それでもこの光景は異様、っちゃあ異様ですな。

途中にあった祭壇のようなもの。

なぜミニチュアの鳥居が大量に供えられてるのかがわからん。

鳥居は祭具ではなく、現世と常世を区画するものじゃないの?

おもかる石。

願い事を祈念しながら灯篭の頭を持ち上げ、考えていたよりも軽ければ願いは叶う、とされています。

重けりゃダメらしいんですけど、もう見た目からして無理っぽい感じじゃないか!

すごい行列ができてたんで私はスルー。

さらに奥へと進みます。

途中で分岐が。

京都一周トレイル、って、これ確か歩いて琵琶湖疎水跡へ行ける、ってやつだったと思う。

いや、行きませんけど心が折れて遭難するから。

それより神宝神社、ってのが気になる。

ちょいと寄り道。

突然、普通に山道。

神宝神社正門前。

本殿。

主祭神はアマテラスオオミカミ。

稲荷大社の主祭神である稲荷大神を配祠。

稲荷山丸ごとを霊山とする伏見稲荷大社に来てアマテラスオオミカミに遭遇するとは思いませんでしたね。

wikiによると稲荷大神=宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)らしいですから、当たり前にこちらの主祭神のほうが上、という事になる。

宇迦之御魂神はスサノオの子供ですからね。

狛犬の代りに龍が鎮座してるのもよくわからない。

龍って水神のはずでは?

こちらの神社の方が古くからこの地にあった、ということなのでしょうか。

本殿の脇に謎のオブジェ。

口の中の玉をくるくる回しながら願をかけるといいそうです。

・・・・噛まれるんじゃないか・・・と思う私は本当に不浄の輩でございます。

来た道をもどり、再び鳥居の迷宮へ。

参拝路から少しそれたところに謎の神社出現。

調べてみたところによると、どうも明治時代の土地区分、行政の管理に色々問題があったらしい。

現在は伏見稲荷大社の敷地だけど、今更撤去するわけにもいかないようです。

別に関連の末社、というわけではないとのこと。

さきほど寄った神宝神社にも似たような経緯があったのかもしれませんね。

しかしなんかこう・・圧力あるなあ・・・看板が・・・。

ネットで調べても驚くほど情報がないんですよね。

うん、先を進もう。

だんだん勾配が急になってきた。

お決まりの石段。

ええ、負けませんとも。

<2ページ目へ続く>

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