えー京都市左京区の鞍馬寺に来ております。
行こう、と思ったきっかけは前回、 星田妙見宮で根の浮き出た木々を参道で見かけ、ふいに昔の記憶がよみがえったから、に他なりません。
実は20年前ぐらいに一度、鞍馬寺には来た事があるんですね。
その時は普通に観光でしたんで、途中まで鞍馬山をのぼって疲れて引き返した。
今回は鞍馬山を踏破して貴船神社まで足を伸ばしてみようかな、と。
京都最強のパワースポットと呼ばれる鞍馬山、 ひょっとしたら天狗の羽音ぐらい聞こえるのでは、という期待を抱いていざ出発です。
叡山電鉄鞍馬駅前。
どこか懐かしい印象の商店が軒を並べてます。
結構な山の中なんですけどね、駅前だけ急に観光地風ですね。
鞍馬寺、山門前。
紅葉の季節はさぞかし雅なんだろうなあ、と。
なにやらポップな看板までもがパワースポットを謳う。
迫力の仁王門。
ここで入山料300円とられます。
余談ですが近隣の駐車場は地元のおっちゃんが敷地を解放してるところに停めるのが良。
一回500円。
コインパーキングは時間貸しで割高です。
はい、おなじみ石段。
私の記事はいつも石段にはじまり粗末な木製の山階段に至る。
ええ、登ってやりますとも。
童形六体地蔵尊。
なぜか右隣に保育園が。
子供の健やかな成長を祈願して安置、といったところでしょうか。
参拝路を道なりに進むと池。
さらに登ると「魔王の滝」と刻印された鳥居が。
いや、魔王って・・・・。
邪悪やんか。
3、4メートルほど頭上に祠。
祠からのびた樋を伝い、流水が飛沫を散らしています。
これはやっぱりあれですかね、修行と称して頭から打たれたりしなきゃいけないんですかね。
魔王の滝、着水地点。
右側に鎮座する石碑が妙に迫力。
いや、なんだか怖いから、これ。
さらに進むと参拝路の途中に何故か神社が。
明治政府が発令した神仏分離令はいったいどうなっておるのか。
由岐神社、荷拝殿。
こちらの拝殿、一度倒壊した後、豊臣秀吉が再建したものだそう。
国の重要文化財指定。
神木、願かけ杉。
圧巻の大きさ。
本殿。
主祭神は大己貴命と少彦名命。
大己貴命は大国主の別称。
どちらも国造りの神ですね。
代表的な国造りの神のお足元に天狗みくじキーホルダーつき500円、って ・・・。
あー!奇祭として有名な鞍馬の火祭りって、由岐神社でやってたのかあ!と今更ながら知る。
しかもやってたの、昨日だし!
いつものことながらほんと私はタイミングが悪い。
火をもって神霊をむかえるという北方鎮護の大祭、うーむ、見てみたかった。
とりあえず本殿に手だけ合わせて先へ。
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コメント
[…] 地理的には貴船からさらに山奥へ進んだところとなります。 […]