京都市左京区に来ております。
地下鉄北山駅を降りると、地上への出口が植物園の入園ゲートに直結してまして。
恐るべき利便性でございます。
知ってる人は知ってると思うんですけど、このあたりってね、おしゃれなカフェや飲食店が立ち並ぶ上品な土地柄で、おそらく、千年の都京都とはいえ町そのものの歴史はあんまり古くないはずなんです。
ちゃんと調べてないんでわからないんですが、元々は田園地帯だったとか。
発展してきたのは多分高度経済成長期の頃ぐらいから。
なのでどこか京都らしくないというか、ハイソな感じというか、今となってはなんでこんな場所に植物園が?って感じだったりはする。
このあたりの地価とかすごいんじゃないか、と思うんですよね。
よくぞまあ、これだけの規模の植物園をこの場所で維持できるな・・・という。
財政破綻寸前の京都市としては民間に経営を任せるか、移転してほしいところだろうなあ、と思いますね。
実際、再開発計画が議論されていて、住民は不安をつのらせているとか、いないとか。
数年後にはもうこの場所にないかもしれませんね、府立植物園。
ただ、移転してしまうと、ここならではの凄みは半減するでしょうけどね。
なぜか?
この先、記事を追ってもらえればわかります。
私の下手な写真ではなかなか伝わりづらいかもしれませんが、わかってもらえるでしょうか、このスケール感。
植物園というよりも運動公園というか、区画整理された森というか。
だって敷地内に樹齢云十年の針葉樹が生い茂ってたりするんですよ?
メタセコイヤ並木まであって。
樹木の裏手には池があって、鴨が優雅に泳いでいる始末。
どこの山奥なんだよ!って。
とても真横に地下鉄が走ってるとは思えん。
敷地内には神社(半木神社)があったりもしますから。
しかし神社丸ごと飲み込んで植物園にしちゃうとか、植物園を作ろうと計画立案した人物は大雑把すぎやせんか?と思うんだか。
大正13年に開園したらしいから、あまりに昔過ぎて当時の意図とか何も想像できませんけどね。
時期が時期ならきっと蓮の花が咲き乱れていたことでしょう。
・・・さて、おわかりいただけましたでしょうか?
これだけの規模のものを他に移転するとか、土台無理な話なわけですよ。
いくつかの巨大樹木は伐採して風呂の薪にでもするしかなくなるでしょうね。
そうなってくると京都府立植物園ならではの魅力は半減。
もう、あきらめよう、京都市。
大人200円などという気の触れた入園料を撤廃して、一律1000円ぐらい徴収すりゃいいだけだ。
多分、それでも人は入ると思う。
この規模で京都というブランドがあれば。
府立、ってのが市にとっては、きっとややこしい話になってるんでしょうけどね。
結構巨大な野鳥まで飛来しててびっくりした。
鷺?
周辺は街なんだけど、どこから来たんだお前は。
いやわかりますよ、至極真面目に取り組んでらっしゃるんでしょうけどね、結果としてね、女流漫才コンビの片割れみたいになっちゃってるから。
THE Wはいつも準々決勝で敗退、みたいな。
あまりに広すぎて今自分がどこにいるのかさっぱりわからん。
google map必要です、マジで。
なんという花だったか忘れたけど、好きなんですよこの丸いやつ。
道端に咲いてるのと同じ種類なのかな?
温室があったので中へ。
うにょろうにょろろろろろろろろにょろうにょろろろろろろろろっ。
完全に季節外れ(11月)だけど、温室だけのことはあって。
えーと、ハスとスイレンの違いは何だったかな、また忘れた。
バナナ食い放題(知らんけど)。
微妙にクラクラする。
イラストレーターがマックでデザインしたみたいな規則性が気味悪い。
温かいところの植物ってのはなんかデッサン狂ってる感じがするな。
いや、サイズ感が狂ってるのか。
ああ、これは毒です、間違いない。
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