ゼロ磁場とはなんぞや?中央構造線内帯を意賀美神社より北上する~分杭峠【長野】

さて、国内にはパワースポットと呼ばれる場所が多々あるわけですが。

大抵が宗教絡みで科学的に立証されたものでないことは多くの人が知るところだと思うんですけど。

私もこれまでパワースポットと呼ばれる場所にはいくつか足を運んできましたが、それで自分自身になにか起こった、ってことは正直一度もなくて。

身も蓋もない話をするなら、神々の祀られた山深い高台とかなら当たり前に空気も良いし、神聖な感じがして場に飲まれるだろうし、都会の喧騒から遠く離れて自然と気持ちもおごそかになる、ってなものでしょうしね。

本当にパワースポットが効くならなんで俺は病気で死にかけた、って話だったりしますしね。

個人の信心よって効果が違ってくるなら、それはもうパワースポットじゃなくて祭祀場なわけだから。

ま、お好きな方たちの思い込みを否定するつもりはないし、だから駄目だとも言いませんけど(私も行ってますからね)。

で、そんな有象無象とごっちゃにされがちなのが、今回の目的地、ゼロ磁場なんですけども。

まず前提として、ゼロ磁場の効果そのものについて、なにか科学的に立証されているわけではありません

体調が良くなったとか、免疫力が高まったとか、いろんな報告があるみたいですが、そうなる根拠、理由は今のところ見当たらない。

だって、ゼロ磁場って日本列島を縦断するする中央構造線(断層)の内帯側と外帯側でお互いの磁力(N極とS極)を偶然にも打ち消し合ってる場所のことを指しますから。

磁気が存在しない、磁気の影響を受けない特異点のことを言うんですね。

そもそもですね、私が思うに、磁気の影響が人体に有害なら、我々は地球上で繁栄できないはずで、それならば磁気治療機やピップエレキバンの立場はどうなる?って話であってね、磁気がゼロになったからってすごく健康になる、とは考えづらい気がするんですよね。

ただ、磁気が存在しない場所がある、というのは間違いのない事実ですから。

中央構造線上に諏訪大社や伊勢神宮、豊川稲荷や高野山といった宗教施設が建立されてるのも気になりますし(どうやって中央構造線の存在を知ったんだ?と思いますよね)。

とりあえず、行ってみるかと。

なにか体が反応すれば、面白い記事が書けるかもしれないですしね。

ということで大阪府枚方市に来ております。

いや、調べたら大阪にもゼロ磁場はある、ってgoogle検索様が言うもんだからさ、ま、近いほうがいいよね、ってことでのこのこやってきたわけです。

見えてきました、今回の目的地意賀美神社でございます。

ここ、車で近くまで行けないんですよね、道は狭いわ、駐車場はないわ、で。

すでにここへくるだけで滝の汗、ちなみにこの日の気温は34度。

まあ、よくあることだけど、ここからさらに階段を登らなきゃならんわけですよ、大丈夫か、病み上がりの俺。

どうやら神社の裏手へと出てしまったみたい。

いまのところコンパスにそれらしい反応はなし。

いや、ゼロ磁場ではコンパスの針がぐるぐる回るらしいからさ。

本殿。

噂では本殿の階段あたりがきてるらしい。

なんなんだろ、この石柱?

階段にて。

・・・・・・コンパスはずっと同じ方向を「北やで」っていうとるがな!

今気づいたんだけど、動画撮っとけばよかった、しまった。

うーん困ったなあ、これじゃあ単に神社巡りの記事だなあ。

あまりに暑くて体になにか変化があったのかどうかもさっぱり知覚できんし。

そもそも中央構造線上から微妙にずれてる気がするんですよね、この神社。

なにか別の原因で磁場が乱れてる場所なのかもしれません。

とりあえずお参りだけ済ませて、不敬をわびておいた次第です。

このままでは終われんわけですよ、さすがの私も。

あまりに内容が薄いし、なんの結論も導いてない。

こうなったら確実にゼロだと言われてる場所に日を改めて突撃するしかない。

とりあえず今日は一旦、帰ります。

2023.9来訪

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