奈良県奈良市に来ております。
えー今回はリベンジというか、知らんかったがな、そんなもんがあること!とばかりに過去の見落としを拾い上げる回でございます。
以前笠置山自然公園というところに行ったついでに柳生の里まで足を伸ばしたんですけどね、特に何もなかった、と早々に撤退してるんですよね、私。
これが致命的な過ちであった、と。
有名な武家屋敷はともかくとして、なかなかにハッタリのきいた、いや失礼、素敵なものがあったんじゃないか、と。
そしてまたやってきたわけだ、このおなじみの看板が町の入口に屹立する地に。
住宅街を抜けて、山道を登っていきます。
はい、到着しました、天乃石立神社でございます。
今回の目的地はここ。
ちなみにここまではバイクなら登ってこれます、車は無理。
徒歩ならふもとから15分ぐらいはかかるかな?
苔むす巨石がゴロゴロと。
そしてまた正面に巨石。
ずいっと巨石。
そのまま進んで来た道を振り返ると社殿が。
やば、あの巨石の群れが御神体だったみたい、危うく触るところだったよ、注意書きしといてくれよ。
さらに奥へと杉の根道を進む。
ついに遭遇、一刀石でございます。
柳生新陰流の始祖、柳生石舟斎が修行中に天狗だと思って切ったらこの岩だった、との逸話が残る史跡でして。
嘘つけっ!
実際に現場に来ないとわかんないと思いますが、この岩、高さ、奥行きともに2メートル程度、あります。
いくら剣豪柳生石舟斎とはいえ、こんなものを刀で切るのは無理。
人間にできることじゃないです。
うちの職場から巨大なディスクグラインダー持ってきたとしても、こうも鮮やかに切断することは不可能。
しかしながら、だ。
私はこういう法螺話、好きなんですよね~。
柳生新陰流ならやるかもしれん、と思ってたほうが楽しいのは間違いない。
なんせ、あの柳生だからな。
模造刀が置いてあったらみんなやっちゃうよね。
しかし、なんで俺は素顔で自撮りしようとするのか・・・ボケてるのか?
それでは十兵衛食堂の前からごきげんよう。
店主が隻眼だったら面白いんだけど、この日は残念ながら閉まっておりました。
ネタ的に非常に薄い今回ですが、以前の記事の補足、と考えてもらえば幸いです。
それではまたどこかでお会いしましょう。
2023.9来訪