山上の巨大宗教都市、高野山へ【和歌山】

仏教界のファイナルウェポン、真言密教の聖地でもある高野山へと行ってまいりました。

予想はしてましたが山の中です。

ふもとの市街地から車でおよそ1時間程度、峠道を行かねばなりません。

ケーブルカーも来てるみたいですけどね、ケーブルを利用すると降りてからバスに乗り継がなきゃならない。

私的にそれはちょっと面倒くさい。

比較的道も整備されてますし、駐車場もたくさんあるんで時間を気にしたくないなら車のほうが利便性がよいかと。

金剛峯寺大門。

この先が境内となるわけですね。

案内板があったんだけど、恐ろしく広大っぽい。

とりあえず、歩きます。

聖域、というよりはなんだかもう街。

ファミマがあるがな!

びっくりした。

これはもう行った人にしかわからないと思うけど、山奥で突如マヨヒガに遭遇したレベルの衝撃ですね。

いやほんと販売品の搬入はどうしてるんだ?と思う。

あの険しい山道を毎日トラックが登ってくるのか?

輸送コスト、半端ねえ気が。

ちなみに肉と刺し身は売られてないそうです。

さもありなん。

道沿いにこれでもかと寺が立ち並んでます。

中に入ってみた。

なんかよくわからんが梵字の刻まれた三本の塔が怖い。

ここ、金剛峯寺中門みたいです。

可愛らしいのが居なさった。

高野山のマスコットキャラらしい。

こうやくん、ですって。

観光地として客を呼ぶことにも余念がないぞ、真言宗。

あれこれありすぎて、なにがなんなんだかさっぱりわからん。

山まるごと寺院という、一山境内地ならではの広さが手に負えん。

こうやくんをさがせ。

こんなところにもこうやくん。

しかし山上の宗教都市とはよく言ったものだ。

金剛峯寺を中心に生活圏が成り立ってますね、ここ。

これは・・神社だよなあ。

鳥居があるということは。

仏教の聖地に神社?

あとから調べてみたところによると、高野山を開いたときに、空海自身が京都の伏見稲荷大社から高野山の鎮守として勧請したものだとか。

稲荷信仰と真言宗というのは密接な関わり合いがあるみたいですね。

地の神をおろそかにしないのが空海の宗教的巨人としての恐ろしさか。

奥の院目指して歩きます。

ちなみにこのあと、車で行くべきだったと激しく後悔する。

着きました、奥の院。

大門から30分は歩いたよ、足が棒だよ。

<2ページ目へ続く>

タイトルとURLをコピーしました