和歌山県の那智勝浦町へ行ってまいりました。
目的地は熊野那智大社。
以前、熊野本宮大社に行ったんで、やはり次は那智だろうと。
熊野三山になぜか執着をみせる私。
わかっちゃいたんですが、とにかく遠い。
高速道路が近くまで開通してないんですよね。
朝早く出発したのにもかかわらず、早くも昼前。
とりあえず大社の近くにある「かまセン」とかいう謎のかまぼこ専門センターで昼食にありつくことにする。
なぜか温泉も併設されてますが、今入浴したらもう、どこへも行けないし、帰れないだろうと判断し、断腸の思いで諦める。
写真は温泉と同じフロアにある食事処。
なんか公民館みたいな内装である。
まぐろのフライ定食。
かまセンだけあって、かまぼこがふた切れちょこんと。
まあ那智勝浦なんで、そりゃまぐろでしょうよ、と。
お味はの方はまあ・・・・うん。
あちこちに那智黒の看板。
那智黒って、字ヅラそのまま那智が発祥だったのか!
しらなんだ。
車で大社のすぐそばまで行けるんですが、やっぱりここは少しでも熊野古道を歩いた昔の参拝者の気分を味わおうと、大門坂を進む。
正面に見える山に本殿があります。
ま、延々こんな感じで石畳の登り勾配をてくてくと歩いていくわけです。
はっきり言って、汗ばみます。
息も切れます。
わかっちゃいたよ、わかっちゃいたけど、あの、まだ歩くんですかね・・・?
誰に聞いてんだ。
いつもこんな感じで自分の選択を後悔する私。
ようやく参道っぽくなってくる。
ここまで20分ぐらいか。
結構な山の中なんですが、付近は軽く観光地化してます。
那智黒石がいったいどういうものなのかさっぱりわからんが、「ほんもの」という割には安い。
黒あめ那智黒のヒントは間違いなくこれだな。
あはーん、やっと鳥居があ(疲れてちょっとおかしくなってる)
深閑たる熊野の山々。
そして本殿っ。
結構人が来てます。
なぜか隣に寺があったが、神仏ごちゃまぜにしちゃうとありがたみがないんであえて割愛する。
もー、どこへ行ってもたいてい神社と寺がセットになってて、明治時代の神仏分離令はどうなっておるのか、と。
ちなみにこの場で汗かいて息を切らしてるのは私だけでした。
いいんだよ、歩いてみたかったんだよっ!
なんか遠くに滝のようなものが見えるので行ってみることにする。
うねうねと整備された山道を抜けて・・・。
なにやら開けたところに出たな、と思いきや、またも那智黒推し。
そんなに飴ばっかり食えねえよ!
ひとつも買ってないけど。
ほお、那智大滝とな。
那智大社とはまた別の神社の境内に滝はあるよう。
石段をほてほてと下っていく。
おおっ、滝が真正面に!
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