古墳が数百基も集中する自然公園って、どうなんだ?~高井田横穴墓群【大阪】

大阪府柏原市にある高井田横穴墓群を見物しに行ってきました。

6世紀中ごろから7世紀前半ぐらいまでの間に作られたと推定される古代の墓で、丘陵に沿って200基ほどあるのでは、と言われてます。

大正時代に発見されたらしいんですが、現在は自然公園みたいな形で一般に開放。

横穴、ってのが近畿じゃあんまりないんだとか。

普通古墳といえば竪穴式ですもんね。

公園にはいるなり、いきなりある。

猫もにゃー、と走る。

園内、かなり広いです。

全部見て回ろうと思ったら結構な時間がかかりそうですが・・・・・・。

ただね、どこも中に入れないんですよね。

中には壁画とか彫ってあったりするらしいんですけどね。

もう、延々こんな感じでね。

絵的に、どうなんだ、と。

見てる人はこれ、楽しめるのか?と。

なんかこう古墳と言うより、原始人の穴居住宅を見て回ってるような気分でしたね。

そもそも誰の墓やねん、と。

それがよくわかんないのであれこれ想像を膨らませるための材料すらなく。

妙にモダンな扉で遮られた横穴もあり。

ブルジョワなのか?埋葬主が?違いますね、うん。

これはネットで拾ってきた画像なんですけど、古墳内部にはこのような線描画があったりするみたいです。

・・・うーん、子供の落書き的な。

いやいやそりゃ学術的には超貴重なんでしょうけど。

年に何度か古墳内部の公開日があって、申し込めば参加できるみたいなんですが、そこまで熱心な考古学マニアってわけでもないしなあ。

200基という、とんでもない数に興味をそそられて訪れてみたが、それを楽しめるのはやはり専門性に富んだ知識と探求心が必要な気がしますね。

つまり、私のような人間は場違いってことだっ!

ま、園内、公園というだけはあってクソ広いんでウォーキングとか犬の散歩には丁度いいかもしれないですけど、わざわざ遠方から訪れてなにか驚きがあるようなところじゃないっすね。

つまりは今回、選択ミスってことだっ、私みたいな指向性の人間にとって。

さあ困った。

面白くもなんともない気がしてきた、今回の記事。

すいません、次回こそは。

今回は尻切れトンボのまま光よりも早く撤退だ。

さあて、次はどうしましょう、ほんとにねえ。

<終わり>

2016.11探訪

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