生きてるミュージアムって、どういうこと?~NIFREL【大阪】

ちゅーことでやってきましたエキスポシティ。

万博公園の南側に位置する商業施設です。

2階から覗き込んでる虎はなんなんだ。

私が行ってみたかったのはここ。

2015年に開館した水族館で「生きているミュージアム」を標榜する施設。

なにがどう従来型と違うのか、ちょっと気になってたんですよね。

ほう、アートとな。

アートにはうるさいぞ、私は。

なんせまるで芸術を理解してない輩だからな。

まあ、僕を驚かせたら大したもんですよ、これまで色んな所見てきてますから(長州力の口調で)とばかり、斜に構えた態度で入館したわけですが、すまん、最初のフロアでもう圧倒された。

なにこれ、お酒飲むとこやんか!(イメージが貧困)。

エビがエビに見えない、というね。

脳にたかる悪い虫のようである。

ホラーかよ!

背景の幾何学模様が原色の小魚をどこか違う世界の生き物のように魅せる。

色とりどりのクラゲが妙にポップで可愛らしく見える。

おいしそう、というかなんか甘そう。

触手を全部ちょうちょ結びにしてやりたいわ。

次のフロア。

うってかわって飼育環境をコントロールされた生体実験室みたいな雰囲気。

地球外生命体である。

ほら、アレ、顔に張り付くやつ。

これはあれだ、5、6匹まとめて串にさしてタレぬって焼いて食うやつだな(嘘)。

ちょっと「おおっ!」と唸ってしまった。

生きてるカブトガニを生で見れるとは思わなんだ。

カブトガニが大小さまざま、いっぱい居てちょっとドキドキした(私だけ?)。

タツノオトシゴをこんなに近距離で見たのは初めてかも。

まあ、見せ方がうまい、と認めざるを得ないものはありますね。

人工物と生体の取り合わせがどこかSFっぽい絵ヅラだなあ、と思ったりしましたし。

なんだか引きこもってる感の強いダイオウグソクムシ。

失われた火星の海から宙輸されてきた、と言われても信じてしまいそう。

中性色の灯りに照らされたフロアに何が居るかというと・・・。

こういう連中なわけだ。

ドット柄のエイは初めて見た。

ああ、ダメだ、これはちょっと気持ち悪い。

こういう大物もいる。

放し飼いのアライグマなんかも居たりする。

大丈夫なのか?

孔雀が足元をよぎっていったりもした。

なるほど、ミュージアムとは言い得て妙だ、と思いましたね。

生き物を飼育してる風じゃないんですね。

生き物を使って空間を演出してる感じ、とでもいいますか。

なかなか野心的な水族館でしたね。

ただ、こういう環境で暮らす生物って、通常以上にストレス高そう、と思ったりはしました。

そこは素人判断なんでわかりませんが。

2時間ぐらいは余裕で過ごせる施設でしたね。

入館料が1900円といささかお高いですが、誰がどんな目的で来ても楽しめる場所だと思います。

ということで今回初登場、同道していた相方のシルビアだ。

某所で一人さみしげに回収車を待っていたので、つい声をかけたら私の跡をついてきた。

「ブログの記事の賑やかしに協力する」というので、今後の露出は彼女に任せようか、と思っている次第である。

いちいち抱えて運ばなくてはならない難、人目を引く問題をどうクリアするかが今後の課題と言えよう。

・・・・てか、おかしな方向に行きだしたとか言うな。

次回以降の展開に乞うご期待。

<終わり>

2017.11探訪

タイトルとURLをコピーしました