全国の神社を統べる総本丸、伊勢神宮へと参ってまいりました。
普段から寺社仏閣うろうろしてる身としては一度ぐらいは行っておかないとね。
伊勢神宮と言えば内宮と外宮の二箇所があるわけですが、参拝手順に従ってまずは外宮へ。
駅からの参道をほてほてと歩きます。
参道の途中にあった、古いのか前のめりに勝負してるのかよくわからん旅館。
想像力が貧困でお恥ずかしいんですが、どうしても「あ、千と千尋の・・・」って言いたくなりますね。
外宮正面口。
別段なにか祭典がある日、というわけでもないのに結構な人出。
さすがは名にし負う伊勢神宮ですね。
玉砂利がしきつめられた参道をひたすら進みます。
正宮前。
豊受大御神が祀られてます。
衣食住を始めとした食べ物の神さんですな。
鳥居の中は撮影禁止。
そこはやはり国内きっての聖域故か。
敷地が広い割には単一色のシンプルな神社、といった印象です。
きっとそれには理由があるんでしょうけど。
手を合わせたのち、車を駆って約20分、内宮へ。
内宮の近くにあった謎の店。
うーむ、まんきんたん・・・陀羅尼助丸みたいなもんか?知らんけど。
正面に見える山が内宮です。
普通に参道歩いていくと恐ろしく遠い。
参道の途中に有名なおかげ横丁があります。
もー何事か、っていうすごい人出。
いやいやお祭り騒ぎかよ、って。
とてもじゃないがこの中につっこんでいく体力、気力はない。
人混み揉まれてたっぷり20分、ようやく鳥居前、神社の聖域内へと渡された宇治橋のたもとにたどり着く。
んで、ここからがまた長いんですよ。
もー無意味にだだっ広くて(いかん、おかしなこと書くと神罰がくだる)
訂正。
えーきっと意味はあります、うん、私が知らんだけ、うん。
たっぷり歩くこと20分、ようやくたどり着きました正宮前。
膝が笑う、って話だ。
ここも鳥居の中は撮影禁止。
なんせ祀られてるのは天照大御神だ。
神話世界における太陽神、日本国民の総氏神といわれるお方でございます。
粗相があってはならぬ。
ええ、疲れてなんかいやしませんとも、はい。
神社の池に居た高そうな、いや、失敬、どこか神々しい鯉。
参道に立ち並ぶ店にあった飛び道具。
攻めすぎ。
しかし、あれですね、外宮、内宮とも余計に飾ることなくシンプルに「ただある」って感じでしたね。
山奥の神社に詣でたときのような、ふいに空気が変わる感じもなく、泰然と存在するというか。
特に内宮は半ば観光地化してるせいもあるんでしょうが、お参りさえ済ませたらあとは立ち並ぶ店々で飲み食いのどんちゃん騒ぎがメイン、みたいな。
昔は伊勢参りも一生に一度の危険な旅だったらしいですから、旅を成就した暁にはそれなりのご褒美を、ってことだったんでしょうね。
それが今も色濃く残ってる。
まあでも神さんと人の関係性って、そんなものかもしれません。
そこに「あって」くれればよい。
さて、参拝も済ませたことですし、このままさらに伊勢市を南下して海まで出るとするか。
余談ですが、伊勢神宮では参拝時に「お願い事」をしてはいけないそうです。
ただ生かしていただいてる事に感謝せよ、とのこと。
知らなかったよ、お願い事しちゃったよ。
うーむ、よりにもよって一番肝心な場所でしくじったのか?わし?
<伊勢志摩を南へ~賢島 に続く>
2017.12探訪
コメント
[…] 伊勢神宮を別にするなら全国に数ある神社の中でも別格の一社と言っていいんじゃないでしょうか。 […]