草津市の銭湯【滋賀】

草津市の銭湯、スーパー銭湯(閉店含む)を全網羅。2020年現在、銭湯組合に加入している浴場施設の入浴料金は450円です。草津市内は店によってサウナ料金の必要な場合があります。

<入浴した銭湯>桜湯、草津温泉、草津湯元水春、極楽湯南草津店

桜湯

  • 草津市大路1-16-6
  • 14:00~22:00
  • 日曜日定休
  • 小型銭湯  
  • 番台式 
  • 入浴料サウナ料金込み
  • 駐車場あり

昔ながらの街の銭湯

143号線沿いのわかりやすい場所にあります。
JR草津駅東側の商店街のはずれにある、といった方が良いか。
駐車場は建物の左側の路地を入っていった奥です。
頭からつっこまない方がいいかもしれません。
脱衣所、浴室ともに昭和が香ります。
大きな改装は近年はしていない、といった感じ。
浴室のタイルの柄が独特です。
例によって寒色なんですが、特に足元のタイルのデザインは見かけたことがない柄。
派手さはないものの、壁と床でなんだか病的にサイケデリックな色使いだなあ、と思ったりした。
目をひくのは浴室奥の岩風呂。
なんだかもうミスマッチな印象すらあたえて豪奢だ。
浴室の主、って感じ。
そこだけ別物な印象。
でもこれがなかなかいいんですな。
ほぼ一人用なんですが、漬かっているとなんだか偉くなったような気がしてくる。
どういう心理構造なんだ。
多分私だけ。
お湯の温度がどの浴槽も43℃届くか届かないかぐらいの熱さなのも良い。
お客さんも結構入ってます。
私が感心したのはサウナ料金を徴収していないこと。
大津市、草津市でサウナ料金をとっていない街の銭湯は希少。
ご立派です。
現代的な銭湯を求めるむきには物足りないものもあるかもしれませんが、目立つ不備もなく、私は充分満足。
湯上りに商店街をうろつく、というのもいいかもしれない。

草津温泉(閉店しました)

  • 草津市大路1-4-25
  • 14:15~23:20
  • 木曜日定休
  • 中型銭湯  
  • フロント式 
  • サウナ料金別途必要
  • 駐車場あり

きれいに改装された街の銭湯

桜湯からさらに5分ほど歩けば土手沿いにあります。
夜行くと外観があまり銭湯らしくないので、うっかり通り過ぎてしまうかも。
屋号はローマ字で電飾。
暖簾が唯一ここが銭湯であることを主張してます。
店内はきれいに全改装。
清潔感があります。
ロビーでは飲食も可なようで、ベクトルとしては山之内湯とかゆーとぴあ醍醐とかあの系統。
浴室も現代的です。
いささか愛想なしな印象もありますが、近年改装の銭湯はどこもこんな感じだ。
レイアウトが独特。
何を意図してこのような形になったのか、よくわかりませんが、イレギュラーながらも一通りの設備は完備。
目をひくのはやはり露天でしょうな。
薬湯が群馬県、草津の湯となっており、これがなんと本当に硫黄の匂いがするんです。
もちろん運び湯なわけがないので、草津の湯の素かなにかを溶かし込んでるんでしょうが、これはよく出来てる、と思った。
草津と草津をかけてあるのもよろしい。
まあどうしたって草津温泉といえば多くの人は群馬県を思い浮かべるでしょうし。
変に地元執着なプライドが高くないのがよろしい。
私は評価したいと思う。
隣にある低温風呂がまた心地よい。
水風呂ほど冷たくなく、多分30℃ぐらいの温度設定だと思うのですが、ちょっとクールダウンにちょうど良し。
泳がないで、と貼り紙がありましたが、これは間違いなく子供は泳ぐと思います。
泳がずにいらりょうか。
さらに驚いたのが露天から隣のビルだかマンションだかの上層階が丸見えなこと。
いやこれは逆か。
隣のビルから露天が丸見え、というべきか。
大丈夫なのか?と思う。
老婆心ながら、見えた見えないで問題になりやしまいかと。
ま、総合的によく出来た1店だと思います。
個性的な店作りに腐心した形跡がうかがえるのが好感触。
個人的にはもう少しお湯が熱めでも良かったが。
駐車場は店の前です。

草津湯元水春

  • 草津市新浜町300
  • 9:00~25:00
  • 無休
  • スーパー銭湯  
  • 平日800円、土日祝900円

こだわりの設備と豊富な湯種

イオンモール草津の隣にあるスーパー銭湯。
とりあえず大繁盛してます。
私が行ったのは土曜日でしたが、もう人、人、人で、ぎちぎち。
芋荒い状態も極まれり。
湯船の開いてるスペースを探すので一苦労といった有様。
これはとてもじゃないがゆっくり疲れを取るどころの話ではないな、と早々に引き揚げたのが1年前。
久しぶりの来店です。
前回で懲りた、というのもあって今回は平日を選んでやってまいりました。
混雑具合はさほどではなし。
ほっと一安心。
ああ、内装、設備ともに東香里湯元水春と大差ないなあ、と。
若干東香里に比べて敷地が狭めか。
店によって全く印象の変わるチェーン店もありますが、湯元水春は印象を変えずに看板を大事にする方向性のようです。
まあ水春なんで、言うまでもなく怒涛の設備攻勢。
これまで見たことのある設備は全配備。
あ、マイクロバブルバスがないか。
多分スペースの問題でしょうな。
私が前回来たときに正気を疑ったのが露天に浮いていた大量のアヒル隊長で、いい大人がアヒルと露天でたわむれてられるか!とその時は軽く頭に血が上ったのですが、今回はアヒル不在で、ああよかった、と胸をなでおろす。
一時的なサービスでなかったらどうしようか、と思った。
それと言っても詮無いことですが、露天のテレビ。
毎回書いてますが、うるさい。
そんなにみんなテレビ好きなわけじゃないと思うのだがなあ、私は。
それ以外はほぼ充実のスーパー銭湯だと思います。
東香里のページでも書いたが、設備、湯種の豊富さにこだわるという意味ではある種の完成形だと思う。
ちなみに泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉。
炭酸水素塩は以前は重曹泉等呼ばれていた、いわゆる美人の湯といわれるもの。
つるつる系ですな。
そこそこすいていればゆったりと温泉気分が満喫できる一店。
クオリティは高いです。

極楽湯南草津店(閉店しました)

  • 草津市野路五丁目3番30号
  • 9:00~26:00
  • 無休
  • スーパー銭湯  
  • 平日650円、土日祝700円

そつなくスーパー銭湯

1号線沿いのわかりやすい場所にあります。
駐車場はコインパーキングになっていますが、フロントで駐車券を見せると3時間無料になります。
広さはだいたい枚方店と同じぐらいか。
同系列店なので内装もほぼ同じだし、設備的にもあまり大差なし。
さすがに極楽湯も3軒目となると、ああ、またこの感じか、とやや食傷気味。
いや、南草津店自体はなにも悪くないんですけどね。
大阪から滋賀にまたがって極楽湯チェーンを3軒もはしごする方がおかしいのだ、ということは重々自覚しております。
で、こちらの店は創業12周年になるらしいのですが、その割には店内が比較的きれい。
好感が持てます。
唯一残念だったのが脱衣所のトイレ。
どこの公衆便所か、といいたくなるようなひねりのない落書きが数箇所に。
これを放置しておくのは店の品位を著しく下げるように思うので、すばやく消した方がいいと思う次第。
脱衣所の隅に日焼けマシーンがでん、と置いてあるのも目をひいた。
そういえばやまとの湯のどこかの店舗でも見かけたような。
銭湯に日焼けマシーン。
うーん、どうなんだろう。
ニーズはあるんだろうか。
浴室でおや、と思ったのは露天に設置してあるテレビで、多くは湯船の近くに設置してあると思うのですが、こちらは休憩スペースの奥に設置。
どの位置からも微妙に見にくいような気もする。
まあ、それ以前に私は露天にはノーテレビ派だったりするわけですが。
あとはトルネードバスの水位にちょっと驚いた、というのはあります。
やたら深い。
胸ぐらいまでお湯がくる。
これ、身長160cmぐらいの腰の曲がったじいちゃんとか、足がつかなくて溺れかけたりしないのだろうか、と勝手に懸念する。
枚方店に比べると広さの割には若干湯船の種類が少ないような気もしますが、平均以下、というほどではなし。
お客さんもガンガン入ってます。
南草津には街の銭湯が存在しないし、価格も割安といっていいと思うので、使い勝手の良い銭湯になっていることは間違いないように思います。

*記事の内容はすべて2013年のものです。現在とは違っている場合があります。

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