次の目的地は磐船神社。
調べたところによると、この神社、御祭神饒速日命(ニギハヤヒ)が天照大御神の詔により天孫降臨された記念の地である、とのこと。
饒速日命というのはアマテラスオオミカミのお孫さんにあたるとか。
高さ12メートル、幅12メートルの巨大な磐座に乗って地に降りられた、っていうんですからそのスケールたるや半端じゃなし。
だって天空から重力無視の岩盤ボードサーフィンですよ、あなた。
そんな絵、映画でも見たことない。
厳密には見たことあるけど、ネタバレになるから書けねえ。
とりあえず行っとかなくちゃ、って思うでしょ?
もちろん御神体はその磐座です。
着きました。
縁起がかかれているのであろう石碑。
なんか怖いのがあった。
不動明王みたいなのが岩に直接掘られています。
なんだかここもどこか混成宗教っぽい雰囲気だなあ。
右手に岩窟巡り入り口。
はて?岩窟巡り?
岩窟巡り入り口の写真。
なんだかよくわからなかったし、料金必要なんで私は入らなかったんですが、帰ってきてから調べてみて大後悔。
ああ、行っときゃよかった。
こんな風になってるらしいんです。
こんなアトラクションがあっただなんて。
入るだけで行になる、っていうんだから私にはうってつけだったのに、くそ。
というか、ここの神社はそもそも岩窟巡りが一番の売りらしい。
もー毎回毎回ちゃんと調べないからこういうことにっ。
拝殿。
背後に鎮座せしめる巨石がわかるでしょうか。
御神体である磐座です。
でけえ。
これが空から降ってきたのか・・・・と思うと・・・・。
岩の構成成分を科学的に分析してほしいところですが、多分関係者の方々にものすごく怒られちゃうんでしょうね、きっと。
そんなに大きな神社ではなかったんですが、天孫降臨の地、とあって、なにやら独特でしたね。
ごく近い場所に府民の森、ってのがあったので寄ってみました。
大阪府が運営する自然公園で府内に6箇所存在するらしいです。
私が寄ったのはその中のほしだ園地。
山肌をぬうように架けられた木製の通路を進みます。
カップルと家族連ればかり。
うーん、オッサンが一人でウロウロするのはちょっとつらい。
結構高いです。
土台の骨組みが木なんですけど、大丈夫なんでしょうか・・・。
歩くこと、10分たらず。
あ、なんか開けた場所に出てきたな、と思ったら・・・・。
ロッククライミングやんか!
怖っ!
つり橋があるみたいです。
さて、どちらへ向かおうか。
ま、やっぱりぼうけんの路ですね。
人生そのものがぼうけんの連続で今現在このような有様の私にとって、いまさらぼうけんがひとつやふたつ増えたところでなにを恐れることがあろうか。
・・・・と思って歩を進めたらいきなりこれだよ。
なんかもう前回といい、今日といい、山登ってばかり。
<3ページ目へ続く>