ということで別日。
中央自動車道が大渋滞してていきなり心が折れそうになってる私。
今日中に着くのかよ、これ。
昼を過ぎてやっと長野県伊那市に入りました。
まだ飯も食ってないよ。
けど暗くなる前に正面の山へと向かいます。
着きました、分杭峠シャトルバス乗り場、栗沢駐車場でございます。
さて分杭峠、国内では唯一、磁場が存在しないことを観測されてるゼロ磁場でして。
いやー遠かった。
高速道路の渋滞もさることながら、この場所に到着するまでの山道がもう・・。
林道じゃねえのか?と。
ちなみに分杭峠へはシャトルバスでしか行けません。
峠付近に駐車場がないんですよね。
自家用車で向かうことは禁じられてます。
往復、大人千円。
ちなみに周辺の道は全部こんな感じ。
ここをシャトルバスが走るとか、マジか、と。
だって普通に対向車も来るんですよ、一応公道だから。
自動車一台分の幅しかない箇所が結構連続するのに・・・。
出発。
おおおおおおお、自分が運転してないとなんか怖い。
道が道だけに。
15分ほどで到着。
ここから谷へと徒歩で降りていきます。
うっ、帰りが辛そうな気がする・・・。
見えてきた、あそこがゼロ磁場なわけですね。
雨が降ってきたというのに、前列のおばさまは傘もささずに両手を合わせてなにか祈りを捧げてらっしゃる。
違うから、そういう場所じゃないから。
・・・・そして20分経過。
せっかく来たんで、なにか感じるものがあるかもしれん、と雨の中ひたすら粘る。
・・・・・ううっ駄目だ、なにも感じない。
気分が高揚してくるわけでもねえ。
まあ、なんとなくはわかってました。
多分なにもないんじゃないかな、って。
こういうのって、気の持ちようだったりもしますし、そうだと思い込めばそうだろうし。
いかに磁場がゼロだとはいえ。
駐車場付近の売店。
水神様ねえ・・・あんまりこういうことはやらないほうがいいような・・。
宗教になっちゃうしね。
ゼロ磁場で汲んだ水でネックレスとか洗うと穢れが落ちるそうです。
座り込んでるおかあさん、それ嘘だからね、真に受けちゃ駄目。
さて帰るか、とバス乗車券売り場の前を通りかかったらもう閉まってた。
営業は14時までらしいです。
やばかった、あと15分ほど遅かったらここまで来たのに分杭峠行けないところだった。
飯食わずに向かって正解。
えー今回、なにも収穫なかったわけですが、まだ病気療養中である私の肉体に何も変化が起きなかったことから考えても、ある種の結論は出たんじゃないかな、と。
世の不思議を全否定するつもりはないし、科学で解き明かされてないこともきっとたくさんあるんだろうな、と思ってる私ですが、無知蒙昧になんでもかんでもオカルトやスピリチュアルと結びつけて信じ込むのもどうだろう、と思う昨今です。
それではまたどこかでお会いしましょう。
2023.10来訪