兵庫県朝来市へとお出かけしてまいりました。
今回の目的地はここ。
普通に鉱山跡を公開してるだけじゃなくて色々仕掛けがあるみたいなんですけどね、なんだかネタになりそうな気配が濃厚な気がして仕方なくて。
関西では有名な施設らしいんですが、さて楽しませてくれるや否や?
入り口。
何故か生野代官所の立て札が打ち付けられてますが、代官所、本当にこの場所にあったらしいです。
なんせ807年に開山、徳川幕府の財政を支える天領として扱われてきた銀山らしいですから。
悪さができんように役人が直轄管理してたんでしょうね。
普通にびっくりした。
いや、居るとは聞いていたけど、まだ坑道に入っても居ないのに炎天下、いきなり生き人形がノミを握っているとは・・。
ぎょっとするから、マジで。
かつては坑道内を走ったであろうトロッコなんぞも展示されてて・・。
坑道入口です。
入るとしますかね。
入るなり居た、生き人形。
シンプルに怖いって。
いやいや、無理だから、それ。
急に時代が飛んで、現代風の防備服及び防塵マスクを装備したスラッシャーなる現場労働者風の生き人形がいたりする。
防塵マスクを分けてやれって!入り口の生き人形に!
あーすげーきつそう。
1tもあるトロッコなんざ押してられねえよ。
生き人形様は押しておられるけど。
えーと「だから生き人形じゃねえ!」とそろそろ誰かつっこんでください。
リアルすぎるって!造形が!
作業中にお邪魔しちゃったのか?と思うじゃねえかよ!
閉所恐怖症及び暗所恐怖症は一発でアウトだと思うが、そのどちらでもない私でもこんなところに潜り込むのは嫌だ。
こんな場所で発破50発掛とかマジで大丈夫なのか?と思う。
崩れてこないの?いや、ほんとに。
そろそろ坑道も終盤。
謎の地下霊廟みたいなのがあった。
これが本当はなんなのかは忘れた、すまん。
明治時代まで使われていた設備がそのまま残っていたりもします。
そろそろ出口か、って頃になって再び時代が逆行。
採掘した岩を砕く作業に従事する砕女ですって。
あーこれはきっと地味にきつい。
長時間やると頭おかしくなってくるパターン。
石を運ぶ負子ですって。
なんかもう労働環境が全く整備されてない時代につい思いを馳せ、気分が沈んできたよ、あたしゃあ。
女工哀史どころの話じゃないと思うな、これは。
なんだろう、運営者側の意図としては採掘の様子を忠実に再現しただけなのかもしれないけど、個人的にはこんな無茶苦茶な仕事に従事しなくても良くなった現代の幸福を暗に諭されているような気分になった。
てか、鉱山って、昔は犯罪者が送り込まれてたんじゃなかったっけ?
見せしめ感を嗅ぎ取ってしまったのか、わしは。
途中に居たスラッシャーに革命の狼煙をあげてほしいところである。
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コメント
[…] まあ、私は過去にも結構このあたり(朝来とか京丹後とか)をウロウロしてたりするわけなんだけれども。 […]