兵庫県姫路市に来ております。
土地勘がないんでどこに居るんだ俺は、って感じなんですけど、なんか田舎なのは確かだ。
目的の施設の向かい側には高校の野球グラウンドがあって、球児たちがクラブ活動に邁進していたりする。
地元の高校生たちにしてみたら「酔狂な連中がまたぞろぞろやってきたなあ・・・」ってな感じなんでしょうか。
やってきたのは太陽公園、なんかよくわからんが凄いと評判の施設。
珍スポット界では横綱級に有名、といっていいんじゃないでしょうか。
ご存じの方も多いかも。
やはりこのようなブログをやってる以上はね、一度は訪れておかないと、と思ったわけですよ皆様方。
私が最初にやってきたのは石のエリア。
公園入口からして早くも只者ではない無国籍感がむんむん。
いきなりパリの凱旋門が入園者たちをカウンターパンチ気味にお出迎え。
間違いなく姫路なんだけど、GPSもそうだって言ってるんだけど、凱旋門って書いてあるんだからフランスなんだろう、きっと、ボンジュール。
レリーフが妙に精緻な出来なんだけど、本物と微妙に違うような・・・とか言ってはいけない。
入場料1500円でパリに来ているんですよ、あなたは?
なんてお得な、トレビやーん。
えーと、イースター島のモアイですよね?多分。
なんで目があるんだよ、怖えよ。
笑いながら狭苦しい暗路を転がってくるやつだよ、これ。
悪い映画をたくさん見すぎですか、私?
メソポタミア文明って・・・。
知識が乏しすぎてなんのコメントもできん。
いいからパンツを履け。
小便小僧ってベルギーが本場なの?と驚くも、あまりに小僧だらけなものだから小便で池の環境が破壊されてしまうんじゃねえかと心配だ。
ブサイクな猫やな!(隣りにいた知らぬ婆さんのつぶやき)
メキシコなのに、真後ろにあるのがプレハブ?という・・・。
これは水木しげるの漫画に出てた。
間違いない、うん。
昼間っからワンカップ片手に道端に座り込んでるおっさんやがな。
節操がないのは薄々感づいていたが、それにしたってこじんまりしすぎだろ。
お、おかーん!こんなとこでなにやっとるねん!
韓国灯籠と書いてあるんだけど、どういう基準で展示対象をチョイスしてるのかほんとにわからんな。
兵馬俑というと古代中国における権力者の墳墓へ収められる副葬品というか人型の形代みたいなもの、という認識なんだけど、それを再現してるってこと?
マジでびっくりした。
何だこの数。
本気で本場中国の兵馬俑抗を模倣しようとしてるのか、これ。
誰も埋葬されていないというのに、副葬品だけがうじゃうじゃいるという・・・。
いや、怖いから、そのわけのわからん熱意が。
半端ない建造費がかかってると思うんだけど、それを兵馬俑抗再現へ費やすという感覚がもう。
続いて現れたのが万里の長城。
さっきまでパリに居たはずなのに、あっという間に中国ど真ん中だ。
諸君、ここに来ればお手軽にユーラシア大陸を縦断できるぞ!
万里の長城にしちゃあ標高が低いような・・とか、言ってはいけない。
ミクロネシア連邦ヤップ島の石貨神殿らしいです。
さっきまで中国に居たはずなのに・・・。
つーかどこなんだよ、ヤップ島。
どうでもいいけど絶対壺に金運とか書いてねえぞ、ミクロネシア。
そしていきなりエジプトへ。
みんな、時差は大丈夫か?
治安が悪い上に、強烈な日差しと舞い上がる砂が凄いらしいから気をつけろ。
気づいたら日本に帰国してた、って、旅のあるあるですわな。
見なれた瓦葺きや石灯籠は鶏足寺の一部を復元したものらしいんですけど、鶏足寺ってなんなんだよ、ってところからしてまずわからないわけで。
調べてみたら、奈良時代に隆盛を極めた寺院らしく、元々はこのあたりに建っていたのではないか?と言われているとのこと(現在は廃寺)。
突然、現実とリンクするかのように地域色濃厚である。
ユーラシア大陸縦断の夢を見させておいてくれよ、と。
つーか、信仰不在なのに偶像だけもっともらしく設置してたらなんか悪いものが宿るぞ。
鶏足寺の手前に並んでる石像は五百羅漢らしい。
もう、ほんと金のかけかたが普通の感覚じゃなくて。
釈迦の涅槃像まである始末。
やっぱり中国に居たのかあ!って、えー天安門広場はちょっとアレなんじゃないかと。
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