京都市北区の銭湯(閉店含む)を全網羅。2020年現在、銭湯組合に加入している浴場施設の入浴料金は450円です。京都市内はサウナ料金込み。
<入浴した銭湯>柊湯、竹の湯、若葉湯、竹殿湯、加茂湯、大徳寺温泉、上野湯、紫野温泉、門前温泉、金龍湯、むらさき湯、金閣寺湯、鞍馬湯、椿湯、衣笠温泉、船岡温泉、明治湯、コミュニティバス朝日、北野温泉、花の湯

- 北区上賀茂葵ノ森町5の23
- 15:00~24:00
- 月曜日定休
- 中型銭湯
- 番台式
- 駐車場あり
京都市最北端のレトロ銭湯
個人的には御薗橋より北、というとなんだかもう軽く秘境で、温泉ならともかく、このようなところに銭湯が、というだけで幾分驚いていたりします。
いやほんと近隣に在住しておられる方々すいません。
悪意があるわけではないのです。
なじみのない場所だけに、ニーズはあるのか、という部分で疑問なだけで。
のれんをくぐると脱衣所の隅にでん、と置かれた木のテーブルが目をひきます。
銭湯らしからぬ感覚で装飾されたその一角はどこかしゃれた喫茶店のよう。
思わず、アイスコーヒー、などと言いつけてしまいそうだ。
浴室は昔ながらの作り。
天井を見上げるとさすがに年季を感じさせるものがありますが、部分的に改装されたらしく、あまりひなびた印象はありません。
脱衣所に大きくせり出したサウナはおそらくあとからの増築でしょう。
入り口が浴室とは別。
湯船の形が流線型で、独特といえば独特です。
ちなみに私が入浴した時間帯はノーゲストで貸しきり状態だったのですが、途中からお客さんが続々と。
出足が遅いのかもしれません。
半分ぐらいは京産大生か。
なるほど24時00分までの営業も納得です。
思いのほか繁盛店。
いや、失礼しました、ニーズ云々ほざきまして。
お湯はぬるめ。


- 北区上賀茂北大路町38
- 15:30~24:00
- 月曜日定休
- 中型銭湯
- フロント式
- 駐車場あり
ほぼ完璧。非の打ち所なし
まさかこんな北のはずれにこのようにレベルの高い銭湯があろうとは、とちょっと驚かされました。
いや失礼。
お見事です。
情緒あふれる渋い銭湯好きからはあまり好かれないかもしれませんが、明るい照明、清潔感あふれる浴室、これだけの設備を機能的に無駄なく配置したセンス、雰囲気のある露天風呂、と、文句の付け所がありません。
きちんと銭湯という商売の先を見つめての浴室作りがうかがえる内観です。
南区に旭湯という有名な大型銭湯がありますが、そこを縦にぎゅっと縮めた感じ、とでも言いますか。
いや、気に入りました。
お店の人が「素足」で桶や、椅子を片付けているのにも好感度アップ。
近かったら頻繁にくるのに、と歯ぎしりした一店。
ちなみに水風呂の温度は結構低め。
玉がしびれます。
下品ですまん。
でも本当だ。
お湯はぬるめ。
あまり良すぎても逆に書く事がないなあ、といった感じ。
いやもうこれ以上なにもいらないでしょう。


- 北区小山北大野町56
- 15:00~24:30
- 土曜日定休
- 中型銭湯
- 番台式
- 駐車場あり
日曜日はレモンの匂いがする私
一昔前の改装、ってな浴室ですが、きれいで好感触。
サウナだけ最近手を入れられたようで、足元のタイル等、新品同然。
ただ、サウナと水風呂の間の通路がちょっと狭いか。
水風呂に人がたかっていると邪魔でサウナから出られません。
むむ蒸し焼きになる!と、ちとあせる。
何故か水風呂にもテレビが設置。
しかし、音声は出ません、との但し書きが。
うーむ、サービスなのかなんなのかよくわからん。
またこちらの水風呂は一切循環させず、かけ流しにしているそうです。
これはちょっとうれしい。
水風呂に入る前に汗を流さないバカ野郎はどこでもいるからなあ。
特筆すべきはやはり日曜日のレモン風呂でしょうか。
ふたつに割られたレモンが数十個、袋に入れられてそれぞれの湯船にぷかぷか浮いております。
ほのかなレモンの香りがするようなしないような。
レモンの皮から出る油分で保湿、保温効果があるようです。
実際湯上りになかなか湯冷めしませんでした。
でもだからといってそこのオヤジ、レモンを直接上腕にこすりつけたりするんじゃない!って。
レモン風呂に必死か。
お湯は43℃くらいでちょうどいい感じ。
駐車場も完備で安心。


- 北区紫竹上竹殿町34
- 15:00~24:30
- 火曜日定休
- 中型銭湯
- 番台式
- 駐車場あり
きれいに改装された街の銭湯
浴室天井を見上げると年季を感じさせますが、他は全面的に改装されており、清潔感があります。
ちょっと面白かったのがサウナで、中2階ならぬ中地階にあるんですね。
言いたいことがわかってもらえてるだろうか。
洗い場の床の位置とサウナで立った客の頭の位置が同じぐらい。
水風呂も地階にあって、こりゃサウナともども多分後から増設したんだろうなあ、と。
けっこう無理矢理ではあります。
特に水風呂は階段の途中のスペースに強引に設けられてるので、入るときに足を滑らしたりすると階段を転げ落ちそう。
それはそれで風呂アミューズメントか。
なんの話だ。
まあたいして急な階段でもないんですけど。
脱衣所にせり出すようにして設置された薬湯と電気風呂も多分後からの増設でしょう。
ああ、気合が入ってるなあ、と思いました。
大規模な改装はしない、メンテンナンスもしない銭湯は結構ありますから、この規模であえて増改築に踏み切る心意気には応援したい、と思わせるものがあります。
駐車場も完備で安心。
単純に良い銭湯だと思います。
湯船ごとにお湯の温度が違うのも好感触。


- 北区小山西元町45
- 15:00~27:00
- 第2、第4火曜、水曜日定休
- 中型銭湯
- フロント式
- 駐車場あり
ぞろりと氷が転げ落ちる水風呂で芯までクール
10年ぐらい前、頻繁に通っておりました。
本当に久しぶりの来店だったのですが、あまりにも何も変わってなくてなんだか時間があの時にもどってしまったかのよう。
いやちょっとくらっ、とした。
本当に我が身の上に10年の歳月は通りすぎたのか、などと、ノスタルジーを飛び越えて惑わされてしまいました。
当時もきれいに改装された浴室が好感触でしたが、現在も全く老朽化の痕跡なし。
きちんと清掃、メンテナンス、をしてきたのだなあ、と。
ご立派。
あらためて浴室を眺めてみると、敷地の割には湯船を大きくとっているなあ、と思わされました。
薬湯なんて、大型銭湯のそれより大きいぐらい。
そこが規模の割にはゆったりとすごせる秘訣か。
サウナの腰掛けが石で出来ているのもいい感じ。
直接水をかけられます。
これならマット等、何も敷物はいらないし、なにより清潔感がある。
で、目玉はやはり水風呂でしょうな。
水吐きとは別に壁に鉛筆立てぐらいの大きさの穴があって、そこから断続的に氷が落下。
初めて見たときは本当にびっくりしました。
なにをするのか、と。
当時は小僧だったので、やりすぎだ、と思ったのですが、今あらためて見るとこりゃもう本当に楽しい。
おかげで相当冷たいです、水風呂。
宝湯とタメをはるかもしれない。
どういう仕組みになってるのか凄い気になります。
壁の向こう側でご主人が冷蔵庫の製氷皿を一生懸命ぶちまけてるとか。
どこまでローテクか。
手を入れてみたくなる衝動を抑えるのが大変でした。
機能的に見せかけて、独自性を見失わない店作りが素晴らしいと思います。
お湯も43℃ぐらいあっていい感じ。
10年前も良いと思いましたが、今現在も変わらず良いなあ、と。
これってさりげなく凄いことだと思います。
近ければまた通うのだが、残念。


- 北区紫竹西高縄町58
- 14:00~25:00
- 金曜日定休
- 中型銭湯
- フロント式
- 駐車場あり
きれいに改装された町の銭湯
前の道が恐ろしく狭いので、車を停めるのに結構テクニックが必要だったりします。
ワゴン車とか多分無理。
停められても出れなくなる可能性あり。
自信のない人はコインパーキングを探して停めた方が無難かも。
暖簾をくぐって中にはいると思いのほか明るくてきれいでびっくり。
看板の古めかしさと相反する感じ。
浴室内も現代的に改装されてて清潔感があります。
必要な設備は過不足なく全て完備。
ただ、なぜかこちらの銭湯、すべてがぬるい。
まずサウナがぬるい。
水風呂もぬるめ。
薬湯がぬるいのは当然としても、深風呂までもぬるい。
ぬるいづくし。
極端な温度差は体に良くないのは間違いないので、そういう意味ではお客さんの健康に配慮した、ということなのかもしれませんが、私は熱い風呂好きで、しかも水風呂で意識を失いかけるぐらい冷やしたい人なので、いささかすっきりしませんでした。
ま、そのあたりの好みはひとそれぞれ。
いささか面白みに欠けるといえなくもないですが、欠点らしい欠点のみあたらない一店だと思います。
水風呂横の壁面に描かれた線の細い人魚の絵がなにやら不思議な感じ。


- 北区紫野東泉堂町35
- 15:30~24:30
- 火曜日定休
- 小型銭湯
- 番台式
- 駐車場あり
狛犬は何を守護するために鎮座するか
脱衣所で服を脱ぎつつふと上を見上げると、なぜかサウナの上に狛犬の石像が。
御神体なのか?
サウナが?
いったい何からサウナを守護するというのか。
さっぱりわからん。
もっとわからないのが対になった狛犬の中央に、でん、とおかれた巨大なテディベア風のぬいぐるみで、もはやここまで来ると民俗学的、宗教学的考察は意味を成さない。
全くもって不可解なレッツゴー三匹としか言いようがない。
これまた銭湯マジックか。
ひたすらシュール。
勝手な想像だが、たとえばお孫さんあたりからご主人に進呈されたとか。
「おじいちゃん、これ、真ん中に置いたらかわいいと思うの。大事なものだけどおじいちゃんのお風呂のためにあげる」
ああ、これは孫が小さい頃から大事にしているぬいぐるみではないか、と。
困惑するも、目に入れても痛くないかわいい孫の無茶ぶりを拒否できず、ひきつりつつも中央に置かざるを得なかったとか。
いや、知りませんけど。
でもそれぐらいの理由がないとこの構図はありえないと思うのだ。
浴室はこぢんまりとしながらもきれいに改装。
ちょっと凄かったのがその狛犬が鎮座するサウナで、足元のタイルはきれいなのに、背もたれや壁の木枠がもう原子に戻りかけてました。
他はきれいなのにそこだけ老朽化、というのがよくわからない。
あえて交換しない、なにか願かけ、ジンクスみたいなものでもあるのだろうか。
色々不可解な一店でした。
それゆえ逆に印象に残った、とも言えますが。
お湯は43℃くらいでちょうどいい感じ。


