京都市東山区の銭湯

京都市東山区の銭湯(閉店含む)を全網羅。2020年現在、銭湯組合に加入している浴場施設の入浴料金は450円です。京都市内はサウナ料金込み。

<入浴した銭湯>旭湯、春日湯、新シ湯、大黒湯、大黒湯(七条)、さくらゆ、泉湯、錦生湯、菊水湯、団栗湯

旭湯

  • 東山区大和大路通五条上ル門脇町182
  • 15:10~24:00
  • 金曜日定休
  • 中型銭湯  
  • 番台式 

昭和と機能的な改装が同居

南区、右京区にある旭湯とは同名別銭湯。
入り口周辺や番台等、相当年季がはいってますが、浴室はきれいに改装。
脱衣所とうってかわって清潔感があります。
ちょっと意外でした。
もっと昭和をひきずった浴室をイメージしておりました。
外観で幾分損をしている部分もあるかもしれません。
設備も一通り充実。
お湯も熱めでよし。
43℃はあるか。
なかなか熱めのお湯な銭湯って、最近みかけないんですよね。
ここぞとばかりじっくり漬かる。
なかなか私好みの要素がそろっていて、こりゃ久々に大当たりか、と思ったんですが、一点気になることがあって、テンションはやや下降。
お店の人が履物をはいて浴室内をやたらうろうろするんですね。
給水口の蛇口を頻繁に閉めにきたりとか。
気にならない人は気にならないのだろうが、私はこれがダメ。
結構これを平然とやってる銭湯って、多いんですが、お客が素足で入ってる場所を、店の人間が履物でうろついてはダメだろう、と私は思います。
これはお客がいない時にやって欲しい。
スーパー銭湯はこれ、絶対やらないですよね。
気持ちよく入浴できていただけに残念。
ま、私のように感じる方が少数派なんでしょうけど。
あと、近隣のコインパーキングが曲者で、21時以降100円とうたいながら通常の料金を搾取。
内蔵されているタイマーが狂っているのか?
まあいいですが。
ちなみに私が行ったのは平日の雨の日。
なのにお客の途切れない繁盛振りで、ああ地元では高いニーズがあるんだなあ、と。
色々不運が重ならなければ私もその人気ぶりに納得するところ。
また、出直します。

春日湯(閉店しました)

  • 東山区上棟梁町110
  • 16:00~23:00
  • 月曜日定休
  • 小型銭湯  
  • 番台式 
  • サウナなし

東山にぽつりと灯る静謐な空間

一言で言うなら至極シンプル。
サウナがないのはともかくとして、水風呂までがないのにはいささか戸惑いました。
水風呂が楽しみで銭湯に行く、というのが私の動機の中でおよそ半分は占めているからなあ。
しかたがないのでカランの水を洗面器に溜めてかぶりましたが、これはこれでいささか顰蹙だったかもしれない。
すいません。
スペースの問題もあるのでしょうが、水風呂は必要ないだろう、とする、なにか店主のこだわりみたいなものがあるのかもしれません。
わかりませんが。
シンプルなりに浴室内はきれいに全改装。
清潔感があります。
お客さんも結構はいってるんですね、これが。
おそらく常連さんだと思うのですが、みなさん非常にマナーがよく、自己の内面にトリップするかのごとく、粛々とお湯を浴びておられます。
これはたとえ隅っこといえど、体操とかしてはいけない、と久々に思いました。
いつもマナーの悪い客に舌打ちする私ですが、本日ばかりは自分の素行を省みる有様となりました。
もちろん入浴の終わったあとは風呂椅子は所定の位置へ返却です。
こう言ってはなんですが、決して充実した設備を誇るわけではないのに、ちゃんとお客が入ってる不思議、つくづく銭湯経営は奥が深い、と思う次第です。
ひょっとすると色々試されているのかもしれない。
お前は本当に銭湯が好きなのか、と。
本当に銭湯が好きなら、過剰にあれこれ必要ないはずだ、と。
・・うん、考えすぎだね。

大黒湯

  • 京都市東山区本町新6-212
  • 15:30~23:30
  • 土曜日定休
  • 小型銭湯  
  • 番台式 
  • サウナなし

マイルドウォーターでつるぴか

七条通りに面していながらも、ぼーっと歩いているとつい見落としてしまいがちです。
暖簾と看板があまり目立ちません。
お店は路地の奥。
入り口横にはベンチとタバコ盆。
なんだか夏の夜の風情。
これは冬でも出しっぱなしなのかしら、と。
小さな店です。
脱衣所、浴室ともにこじんまり。
脱衣所は年季がはいってますが、浴室はきれいに改装。
目をひくのは「マイルドウォーター」の看板。
これ、どこかで見たことがあるのですが、どこで見たものだったのか、思い出せず。
説明によると、マイルドウォーターとは良質な地下水を電気分解にしてイオン水にしたもの、と書かれていますが、はてそれがカランの水やシャワーに使われているということなのか、湯船のお湯がそうなのか、一切但し書きはなし。
まあ看板を浴室にかけるぐらいだから、使われている、ということなんでしょうが。
シャワーのお湯をぺろり、と舐めてみると確かにちょっと味が違う。
今まで舐めたことのない味。
いや、いつも舐めているわけではないんですけど。
塩素の匂いも地下水のぬめりもあまり感じない。
まあこういうのは気のもので、そうだ、といわれればそういう気分になってくるものなんですね。
湯温は総じてちょっと高めか。
43℃は確実にありそう。
ここぞとばかりにじっくり漬かる。
浴室を出て洗面所に目をやると、飲用マイルドウォーターの蛇口が。
気になりましたが家で冷えたビールが待っているので、ぐっと辛抱する。
着替えて帰ろうとすると、番台のご主人が「おおきに、さいなら」と一言。
思わず「あ、さいなら」と返す。
さいなら、なんて単語を口にしたのは中学生以来ではあるまいか。
どことなく気恥ずかしい。
設備的にどうしても見劣りするのは確かですが、湯温の高さとマイルドウォーターでなにやらすっきり。
実は一点だけ気になることがあったのですが、高齢のご主人を見ていると何も言えず。
うん、忘れましょう。
混雑するとつらいかもしれませんが、私の行った時間帯は私も含めて常時お客さんは2人でした。
いや悪くはないぞ、と思った東山七条の夜。

大黒湯

  • 東山区黒門通松原下ル山城町284
  • 15:10~25:00
  • 火曜日定休
  • 中型銭湯  
  • 番台式 

京都市最強の熱湯風呂

東山区には2軒大黒湯がありますが、こちらは五条通りから一本北の路地にある店。
昔ながらの銭湯、といった雰囲気ですが、うらぶれた感じはなく、明るい印象。
お客さんもそれなりに入ってます。
浴室の壁の白タイルがいかにも昭和ですが、部分的な改装、メンテナンスが行き届いているのか、清潔感があり、あまり老朽化した印象はうけません。
目をひくのはやはり真正面にあるタイル絵か。
どこをモチーフにした絵なのかわかりませんが、雪山と湖、手前が滝になってます。
設備は一通り完備。
浴室に奥行があるので手狭な印象は受けません。
まあでもここの最大の特徴はやはり深風呂でしょうな。
思い切って一気に肩まで漬かることをオススメします。
絶対びっくりするから。
私は知らずにざぶん、と漬かって、バネ仕掛けのおもちゃのようにすぐ反射的に湯船から飛び出して、あわてて水風呂に漬かった。
いや、火傷した、と思ったのよ。
熱湯。
ほとんど罰ゲームの世界。
いったい何度あるんだ、これ、と。
多分市内最強だと思う。
体感45~46℃はあるのではないか。
さすがに熱湯風呂好きの私もこれは熱い、と思った。
まあ、常日頃風呂がぬるいと嘆いている立場上、ここで負けるわけには行かぬ、と後で再びチャレンジしましたけどね。
3分を超えたぐらいで脳が割れるかと思った。
浅風呂も普通に熱い。
多分43~44℃ぐらい。
ああまだこんな店があったんだなあ、と。
熱い風呂好きにはたまらない一店。
実は銭湯とはリラクゼーションではなくもっとスポーツライクな何かではないのか?などと思ったりもした。
ぬるい風呂にイライラし出してきたらまた来ます。

新シ湯

  • 東山区古門前通大和大路東入ル3丁目古西町316
  • 15:00~24:00
  • 金曜日定休
  • 中型銭湯  
  • フロント式 

きれいに改装された現代的銭湯

新シ湯のシってなんだ?と以前から疑問だったわけですが、番台で聞くのもなんだか微妙な感じだ。
なぜカタカナ?
聞き方次第では、ケンカ売ってるのか!ってなりそう。
考えすぎですか。
今回、このページを作成するにあたって、地図を見、ああなるほど町名だったか、と納得したわけですが、それならそれでまた新たな疑問がふつふつと。
なぜ町名にカタカナ。
しかも1字だけ。
このあたりをつっこみだすと京都だけに、いらぬ藪をつついて蛇が出てきそうな気もしないでもないので、もうやめておきます。
店内はきれいに改装。
現代的で清潔感があります。
幾分浴槽が規模の割には小さめか。
今風のジェットバス仕様の複合浴槽。
実はこれ個人的にはあまり好きじゃない。
手足を伸ばして肩までゆっくり漬かれないんですね、このタイプは。
気にならない人は気にならないのでしょうが。
時代は半身浴、ヒートショック予防で、ということなのでしょう、きっと。
ちょっと殺風景かな、と天井を見上げたら柱の上部に色とりどりのクラッシュタイルの装飾が。
さりげなくワンポイント。
目立たないけど実はオシャレ、といったところでしょうか。
お湯は43度くらいはあってちょうどいい感じ。
ああなんだか完成しているな、と思いました。
どこも緩んでない、というか。
お客さんもコンスタントにはいってきます。
安心してはいれる一店だと思います。

さくらゆ(閉店しました)

  • 東山区本町8丁目70
  • 13:00~24:00
  • 無休
  • 中型銭湯  
  • フロント式 
  • 駐車場あり

スパッションというより東山ワンニャンランド

暖簾をくぐってドアを開けた瞬間、どこのペットショップにまぎれこんでしまったのか私は、もしくは、どこのペット愛好家の寄り合いに顔を出してしまったのか、と思いました。
入り口に堂々と寝そべる大型犬。
種類は知らぬ。
はっきりいって入りにくいです。
噛みつかれやしないか、と怖かったりもする。
ロビーには首輪でつながれたアメリカンショートヘアが2匹丸くなって眠っております。
これはちょっとかわいいと思った。
その奥にはもう一匹謎の大型犬。
カウンターの上では雑種っぽい猫が闊歩。
え、ひょっとして動物のお風呂屋さん?とちょっとあせったが、脱衣所は人間だけで一安心。
ところが服を脱ぎ始めると先ほどカウンターの上を歩いていた猫が脱衣所にこんにちは。
ごろんごろんと脱衣所のゴザの上を腹をみせて転げ回るではないですか。
それをみて目を細める常連らしいお客さんがやにわに座り込むと猫の腹を撫で始めます。
ネコカフェ?
ここはいったいどこだ。
浴室はきれいに改装されていて、現代的。
若干手狭な印象もうけますが、それはお客さんが結構入ってるせいもあるでしょう。
露天に水風呂、ってのが開放感があっていい感じ。
洗面器で頭から水をかぶっても、洗い場の人に水が飛ばないか、とか心配する必要はありません。
お湯も43℃ぐらいあってちょうどいい感じ。
風呂から上がってロビーにでると、先ほどの大型犬は姿を消しており、居るのはアメショが2匹だけ。
ひょっとして客が連れてきたペット?
よくわかりません。
冒頭冗談で書きましたが、本当にペット愛好家の憩いの銭湯になってるのかもしれません。
いやはやいろんな銭湯があるものだ。
動物が嫌いな人は100%アウトでしょうね。
自宅へ帰ったら靴下に猫の毛が1本ついてました。
ちなみにさくらゆでは京都府公衆浴場共通入浴券(回数券)は使えません。
諸事情は知りませんが多分組合から脱会されたのではないか、と思われます。
差別化、としての動物ランドなのか、動物好きが高じてこうなったのかはわかりませんが、非常に個性的なのは確かです。
中には猫と触れ合うのが目的で来店する人も居るかもしれない。
なんだか肝心の風呂の印象が霞んでしまう一店でございました。
まあでも嫌いじゃない。
こういう「ゆるさ」が銭湯の醍醐味だったりもします。

泉湯

  • 東山区本町10-192
  • 15:00~23:30
  • 金曜日定休
  • 中型銭湯  
  • フロント式 
  • 駐車場あり

この近辺では屈指の繁盛店

伏見区の泉湯とは同名別銭湯。
なぜ平日にこうも老若問わず人が入ってるの?と唖然とした、というのはあります。
確かに近隣にはさくらゆぐらいしかありませんが、それだけではこの人気ぶりは解き明かせない気がする。
銭湯不況どこ吹く風。
いや、喜ばしいことなんですが。
脱衣所がどーんと広いのがまず好感触。
浴室も現代風にきれいに全改装されてます。
浴室内の照明が昼光色メインなのが印象的。
蛍光灯の無粋で実用一点張りな白色に比べ、なんだか温かみがあります。
冬場は寒さが厳しければ厳しいほどこの浴室の色調が恋しくなるかもしれません。
水風呂が大きめなのもいい感じ。
この規模で3人ぐらいは同時に入れる水風呂、ってのはあまりないと思う。
個人的には湯船がやや小さめなのがちょっとひっかかりました。
混雑してると湯船入湯待ちの状態になるんですな。
多分これはレイアウトの問題で、より機能的にしようとした結果の産物だと思うのですが、ひょっとすると1日の平均来店人数から逆に考えて、相応のカラン数を確保するためのギリギリの妥協点が、これ、なのかもしれません。
もしそうなら凄い話だ、とは思うが。
繁盛しているのだからこれで正解、ということなんでしょう。
しかし白山湯高辻店といい、こちらといい、自分が「まさにこれ!」と思わない店に限って大繁盛している、というのが、いかに自分の感覚が一般からズレているか、を証明するようで本当に嫌だ。
ブログをごらんの皆さんにとって本当にあてにならない駄文を垂れ流しているのかもしれません、私は。
私はややこしい銭湯ファンなのでちょっと物足りない部分もありましたが、安心してはいれるクオリティの高いお店であることは間違いありません。

タイトルとURLをコピーしました