京都市南区の銭湯(閉店含む)を全網羅。2020年現在、銭湯組合に加入している浴場施設の入浴料金は450円です。京都市内はサウナ料金込み。
<入浴した銭湯>大正湯、松湯、寿湯、日の出湯、柳井湯、春日湯、旭湯、洛陽湯、別府湯、明田湯、石田湯、船戸湯、辻湯、九重湯、鶴湯、弁慶湯、

- 南区西九条院町22
- 15:30~23:00
- 水曜日定休
- 中型銭湯
- 番台式
湿式サウナとはなんぞや
大正湯の前の道は歩行者専用道路何じゃないかと思うんですが、違うのかな。
時間帯によって変わるのかもしれませんが、確認してません。
どちらにせよ、車で通行するのははばかられるほど狭い道だということ。
車で行くなら一本東の室町通りから近くまで行って、近隣のコインパーキングに駐車、というのが正解でしょう。
お店の外観は、夜訪れると思いのほか明るく近代的に見え、昭和の匂いは感じさせません。
脱衣所浴室も清潔感があり、設備も新しい感じ。
むしろ番台が内装にそぐわない感じ。
私が訪れたのは21時ごろですが、わかりやすい場所とはいえないのに結構な繁盛ぶり。
次々とお客さんが入ってきます。
おや、と思ったのはサウナ。
湿式、と書かれ、機器内の蒸気の発生する箇所でとうとうと熱湯が流れ落ちるのが見える、あまり見かけないタイプの代物。
さてこれが近年の設備なのかどうなのかわかりませんが、源湯でも似たような構造のサウナだった気がするので仕組み自体は古いのかもしれません。
温度は低め。
水風呂も比較的やさしい温度。
管理人は熱い風呂、熱いサウナ好きですので、いささか物足りないものもありましたが、これぐらいの温度が多分今の銭湯のスタンダードなのでしょう。
なにしろ明るくきれいで、コンパクトながら一通りの設備がそろっており、文句の付け所なし。
京都を訪れた観光客が駅の至近距離でひとっ風呂浴びるには最適ではないでしょうか。


- 南区東九条宇賀辺町60
- 14:30~24:00
- 日曜日定休
- 中型銭湯
- 番台式
路地を潜り抜けた先に思わぬ空間が
わかりやすいようでわかりにくい場所にある銭湯。
初めて訪れたとき、たまたま定休日だったようで、近くまで行ったものの全くどこにあるのかわからず、入浴を断念した記憶があります。
看板にネオンがともってないと夜はまず、発見できません。
車で通行できる通りに店舗が面してないんですな。
自転車が通るのが精一杯か、という路地を抜けていくと、ええっこんなところに?という感じで店の入り口が。
地図を見てもらえればわかると思いますが、四方を民家に取り囲まれているんですね。
秘密基地というか知る人ぞ知るというか、なんだか不思議な感じです。
なぜこんな場所に隠れるように店を作ったのか、聞いてみたいところ。
昔からこうだったから、とか言われそうですが。
暖簾をくぐると思いのほか店内は奥行きがあってびっくり。
立地が立地だけに、勝手に、狭かろう、と思い込んでました。
脱衣所、浴室とも平均的。
ただまあ、そこここに昭和をひきずってはいます。
特に浴室は段階を経て改装したようで、新旧混淆といった有様。
しかしながら設備の充実もあり、それが気になるようなことはなし。
いささかサウナが狭いのが玉に瑕ですが、そのときはスチームサウナへGO。
でもこのスチームサウナ、全然熱くないんですな。
ひょっとしたら故障中だったのかもしれません。
お客さんも途切れることなく、それなりに固定客がついている様子。
中学生ぐらいの子がちらほら居たのが印象的でした。
おそらく地元では人気店なんでしょうなあ。
近くにコインパーキングがないのが、痛いですが、大黒屋が遅くまで営業しています。
もちろん買い物もしないのにとめてはいけません。
お湯は43℃ぐらいでちょうどいい感じ。


- 南区西九条比永城町17
- 15:30~23:00
- 月曜日定休
- 中型銭湯
- 番台式
外観に騙されてはいけない
京都市内に寿湯はいっぱいあるんですが、こちらは南区の寿湯。
大宮通り沿いの餃子の王将を目印に行けばすぐにわかります。
正直、門構えは貧相です。
ああ、これは絶対古~い昔ながらの銭湯だわ、と思いつつ暖簾をくぐると正面に小さなタバコの自販機が。
これ、動いてるのか、と。
近年目にしたことのないタスポ導入前のレトロな代物。
マニア垂涎か。
そういうマニアがいるのかどうか知らんが。
ノーゲストだったりとか、閉店時間が早まってたりしたら嫌だなあ、と思いつつ恐る恐る扉を開けると、意外に活気があって軽く驚く。
脱衣所では数人のお客さんがご主人と談笑。
浴室も思いのほか奥行があって広く、5、6人の先客が。
いやはや銭湯は本当に入ってみないとわからない。
うれしい裏切りにテンションは上昇。
あちこちに昭和の面影は残ってますが、設備は一通り完備で清潔感あり。
ライティングも鮮やかなジェットバスがチープでいい感じ。
私が気にいったのは深風呂がきっちり43℃はあったこと。
特に大きな意外性はありませんが、そこそこの広さがあって、ゆったりと熱めの風呂に漬かれて、サウナも常備、とあれば文句なしです。
地元の人だけが知ってる店、にしておくには惜しい、と思った一店。


- 南区西九条唐橋町26の6
- 15:30~23:00
- 木曜日定休
- 中型銭湯
- 番台式
- 駐車場あり
恐ろしく年季のはいった脱衣所で水槽のめだかを眺めながら一服
4、5年ほど前に何度かはいったことがあるのですが、どこか芋松温泉と共通する独特なレトロ感があり、結構お気に入りでした。
脱衣所がどーん、と広いのもよろしい。
当時、ここは水がいいなあ、と思ったのも覚えています。
塩素臭くないんですね。
季節によって「蛍」を用意したりする演出も素晴らしい。
古さを逆に利用して、ノスタルジーを喚起するシチュエーション作りに長けている銭湯だなあ、と感心した記憶があります。
今回久しぶりに訪れたわけですが、ああ、変わらないなあ、と。
時間が止まっているかのようだ。
・・と、思ったのも束の間、浴室に入って愕然。
か、改装されてゆ!
すっかりきれいになってゆのよさ!?
ピノコか。
思わず退行してしまうぐらい驚いた。
なんせ前回の来店がかなり前なので自信はないが、カランの数はこれほど多くなかったはずだし、足元のタイルはこんな柄じゃなかったはずだ。
もっとボロ、いや失礼、古めかしい内装だったと思うのだが、うーん、記憶違いだろうか。
なんだか違和感。
まあ、レトロな銭湯がレトロのままで居て欲しい、なんていうのは好事家のわがままでしかないし、きれいに改装されるのに越したことはないとは思うのですが。
ただ、せっかく改装したのに、サウナとシャワーブースが老朽化で故障中、というのはよろしくないと思った次第。
長者湯や栄盛湯ぐらいのレトロと近代のハイブリッドなフュージョンを見せつけて欲しかった。
私は最後まで自分の中でかつてのイメージとのギャップを埋められなかったので、今回に限ってはあまり正常な評価はできません。
とりあえずお客さんは以前より増えていたことは確かです。
あと、こちら中庭があるんですが、暗くてよく見えず。
中庭で催し物があったり、ということもあるようです。
それとホームページを見ると駐車場なし、となっているんですが、建物の横や前に常連さんはガンガン車を止めていきます。
日の出湯の前の道が恐ろしく狭いので、車はなるべく遠慮して欲しい、ということかもしれません。
お湯はぬるめ。


- 南区西九条開ヶ町18
- 15:30~23:00
- 無休
- 中型銭湯
- 番台式
- 駐車場あり
湯上りにのぞむ庭園で命の洗濯
暖簾をくぐって引き戸を空けた瞬間、さすがに鈍感な私も、思わず、ああ、と声が漏れました。
左手の下足箱に対面して、小ぶりながらも目にも鮮やかな庭園が右手に。
中央の池には鯉らしき魚影。
突然スイッチが切り替わったかのように別世界。
何か間違えたか、と一瞬ひるんだ。
それぐらい隔絶してます。
私は侘び寂びとかぜんぜんわからない人なんですが、さすがにこれには唸らされました。
ああこういう見せ方、歓迎の仕方もあるのだ、と。
京都の風呂屋としてどう店を構えていくか、という部分で美意識があるように思います。
いや、お見事。
浴室は昔ながらの作り。
レトロ感漂っております。
しかしそれも庭園を見た後だと、これはこれでふさわしいのではないか、と思えるから不思議だ。
お湯が比較的熱めなのもよし。
湯船の縁がクランク型になっていて、頸を預けると後頭部が沈んでしまうのがなんだか楽しい。
子供か。
唯一残念なのがサウナで、昔ながらの顔面ばかりが熱くなるタイプ。
これはいただけない。
どちらかといえば、現状に甘んじず、きれいに改装、マイナーチェンジに腐心する銭湯が私は好きなのですが、柳井湯に関してのみ、あれこれいじらなくて正解かも、と思いました。
もしこれで浴室が機能的なクアハウス風だったら多分興ざめするだろうしなあ。
湯上りはぼーっと庭園を眺めながら脳内をリセット。
多分こういう時間を「贅沢」という。
大人がくつろぐための一店。
今後も生き残っていく銭湯のヒントがここには隠されているような気もします。


- 南区吉祥院西ノ庄東屋敷町35
- 15:00~23:00
- 日曜日定休
- 中型銭湯
- 番台式
- 駐車場あり
思いのほか広くてゆったり
東山区、左京区にある春日湯とは同名別銭湯。
一昔前の改装、といった印象は否めませんが、京都市の中型銭湯の中ではかなり広い部類だと思います。
この広さはやはり快適。
周りに気をつかわずのんびりできる。
設備も一通り完備。
なぜか脱衣所にせり出す形でボディシャワーのスペースが設けられてますが、これは当初からの計画だったのか、後からの増築なのか、よくわかりません。
増築してボディシャワー、というのも凄い大胆なプランだと思うので、最初からこの位置にあったのでは?と思うのですが、まあ珍しいレイアウトではあります。
足元のタイルが、なんとなく昭和の建売住宅の台所に敷きつめられたビニール製の内装の柄を思い出させる。
わかりにくい例えですまん。
なんとなく、水をこぼして大丈夫なのかしら、と思う。
いや、銭湯なんだから濡らさずに利用できるわけがないだろう、という話なんですけどね。
もっと人が入っていてもいいのになあ、とは思った。
ただ、多くの昭和な改装の銭湯がそうであるように、浴室内の壁の幾何学的なデザインや、タイルの色使い等、全部寒色なので、寒々しい印象は少なからずありました。
広さがあるだけに余計。
ひょっとしたらそこで損をしているのかもしれない。
お湯は43℃ぐらいあってちょうどいい感じ。


- 南区唐橋羅城門町20
- 14:00~24:30
- 月曜日定休
- 大型銭湯
- フロント式
- 駐車場あり
嫌が応にも水風呂でテンションが上がる
京都では評判の高い一店。
結構混む時間帯があるんで、評判の割には印象が薄かったりも。
人に疲れちゃったんですよね、以前行ったときは。
先日久しぶりに再訪したんですが、相変わらず駐車場は満杯で空き待ちの車が居るような状態。
ところが何故か浴室はそれなりにすいていて、初めて「おや、結構いいじゃない」と、遅まきながら思った次第。
豊富な設備と広さは言うまでもないですが、特徴的なのはやはり水風呂。
軽くプール。
というかやっぱりプール。
これだけの広さの水風呂はスーパー銭湯にもありません。
最高に気持ちがいい。
なんせ大きいだけに溢れる水の量も半端じゃなく、すごい音で専用排水溝に流れていきます。
この音がまた気分を盛り上げるというかね。
誰も居なくなるのを見計らって泳いだこと数回。
いや、泳いでしまうだろう、これは。
浴室は日替わりで男湯と女湯が入れ替わるのですが、私がこの日はいったのは向って右側の方。
露天が檜風呂仕様になっています。
しかもお湯は温泉であるようなことがなにやら書いてありますが、たぶん人工温泉でしょう。
これがまた風情があるんですよね。
時間がゆっくり流れていく。
スーパー銭湯クラス、といって間違いないハイクオリティな一店。
誰がはいっても有名店である事に納得すると思います。
お湯はぬるめ。


