京都市下京区の銭湯

京都市下京区の銭湯、スーパー銭湯(閉店含む)を全網羅。2020年現在、銭湯組合に加入している浴場施設の入浴料金は450円です。京都市内はサウナ料金込み。

<入浴した銭湯>弁天湯、梅湯、白山湯高辻店、白山湯八条店、東湯、中央湯、桜湯、島原温泉、大正湯、小町湯、稲住湯、名倉湯、衣田湯、弥生湯、五香湯、京都タワー浴場、誠の湯

弁天湯(閉店しました)

  • 下京区南京極町52
  • 15:00~25:00 
  • 日曜日定休
  • 小型銭湯  
  • 番台式 
  • 駐車場なし

小ぶりながらも、繁盛店

脱衣所の狭さを考えにいれるならもうほとんど小型銭湯といっていいと思うのですが、その分浴室を広めに作った印象。
古びた印象はあまりなく、一通り設備もそろっていて、清潔感があります。
だいたい多くの銭湯は白系のタイルを基調とすることが多いように思いますが、ここは足元に敷きつめられたタイルがブラウン系の色。
それがなにやら不思議な感じ。
とりあえず繁盛してます。
私が行ったのは平日の夜でしたが、もう、どんどん人が入ってくる。
多くの集客にあえぐ銭湯を目の当たりにしてきているので、この勢いはいったいなんなんだと思いました。
何があるのかときょろきょろしてしまった。
お湯の肌触りが良い、という感触はうけました。
地下水の硬度が低いのかもしれません。
あと、これはあまり自信がないのですが、サウナに入ったときにほのかにアロマっぽい香りが。
アロマオイル入りロウリュウのサービスをひょっとしてやってるの?と色めきたちましたが、お客さんの香水の匂いだったりすると恥ずかしいので確認せず。
本当にアロマだったら凄い、と思いますが。
ちなみに店の前の道は時間帯によって歩行者専用道路になるので、車で行くなら河原町通りから。
コインパーキングから路地を抜ければ目の前です。
しかしこの規模の銭湯で25時まで営業、というのも恐れ入ります。
おそらく地元では人気の一店なんでしょう。
お湯も43℃くらいでちょうどいい感じ。

梅湯

  • 下京区岩滝町175
  • 14:00~26:00
  • 木曜日定休
  • 中型銭湯  
  • フロント式
  • 駐車場あり

君よ、水風呂の小橋を渡れ

「サウナの梅湯」の看板がどん、と目に飛び込んでくる、偶然見つける可能性も結構高そうな一店。
しかしこれが思いのほかいいのですよ。
浴室の足元のタイルの色がまたもやブラウン系の色なのは、このあたりの地区のはやりなのかなんなのか知りませんが、それも含めてなんだか全体的に洋風でゴージャスな印象。
いやまあそう感じているのは私だけかもしれませんが。
意味なく水風呂の上にかかったコンクリ製の小橋がなんとも楽しい。
実は釜場への通路らしいですが、そんなことは素人にはわかりません。
上を渡ってみるもよし、下をくぐるべく潜るもよし。
入浴客がどこへ行ける訳でもないのに小橋をかける発想が私はかなり好きだ。
かなり冷たい部類にはいる水風呂の温度もよし。
オーバーフロー気味の湯船も、原油価格高騰上等、ってな心意気で小気味よし。
お湯も熱めで文句なし。
なんだかあれこれツボを押されてテンションあがりっぱなし。
L字型の薬湯が謎だが、これまた店主の仕掛けた周到なトラップなのかもしれません。
なんせ小橋だからな。
かなり気に入りました。
ちなみに梅湯でよく噂される背中に絵の人は私の入った21時ごろは0人。
どちらにせよ、銭湯ではノーサイドですよ、あなた。

白山湯高辻店

  • 下京区東中筋通松原上ル舟屋町665
  • 15:00~24:00
  • 土曜日定休
  • 中型銭湯  
  • フロント式
  • 駐車場あり

規模を考えると傑出した人気店

びっくりするぐらい大繁盛店。
平日の夜に行ったのですが、ざっと数えて、浴室に20人前後、脱衣所に7、8人の客がいた。
さらに入浴中も客の出入りが。
決して狭い銭湯、というわけではないのですが、さすがにこれだけ人がいると辟易する。
街の銭湯の危機が叫ばれて久しいですが、なんだ、まだ全然大丈夫じゃないか、と。
色々錯覚してしまいそうです。
浴室内はきれいに改装されていて、機能的で、高い清潔感があります。
特に水風呂はかけ流しオーバーフローで気分的に爽快。
これは京都市内では五香湯でしか見たことがありません。
円形の湯船もあまり市内ではみかけないですね。
個人的には円形の湯船は、足を伸ばして肩まで漬かると他の人が入れない状態になりがちなので好きではありませんが。
くつろげないんですな。
脱衣所に無煙灰皿や空気清浄機を置く配慮も素晴らしい。
この規模の銭湯としては隙なくハイクオリティで現代的といっていいと思います。
しかしながら、ここまで混雑するほどの凄さか?と問われると、ちょっと疑問だったりもする。
いや、決して否定しているわけではないのですが。
かけ流しな設備とか、細やかな配慮は及ばないかもしれませんが、似たような現代的銭湯は他にもあると思うんですよね。
なぜこうもお客さんの入りに差が出るのか、正直わかりません。
やはり立地か。
それともなにか積み重ねみたいなものがあるのだろうか。
白山湯人気の秘密を解き明かすことができれば、年々営業店が減っていく一方の銭湯業界もなにか変わるかもしれません。
お湯はややぬるめか。

白山湯六条店

  • 下京区新町通六条下ル艮町893
  • 15:00~24:00
  • 水曜日定休
  • 中型銭湯  
  • フロント式
  • 駐車場あり

これまた人気店でびっくり

自分で全部とり仕切って自家用車ごとリフトに乗ることってあまりないと思うが、そんな貴重な経験をさせてくれるのがこちらの白山湯。
思わず本当にいいのか?と店の人に確認したくなる。
いやこれが結構緊張するんですよ。
きちんと車が納まってなかったら上昇するときにボンネットがひっかかって真っ二つになるのでは、とかあらぬ妄想に心臓がバクバクする。
無事屋上について所定のスペースに車を停めてほっと一息。
なにやらいやな汗を脇の下にかいていたりもして、ひとっ風呂浴びるのにうってつけの状態じゃないか、と。
うまくできてる!ってそりゃ私だけか。
車の鍵はフロントで預かり証と交換。
予想通り脱衣所、浴室ともに現代的でピカピカ。
高い清潔感があります。
やはり姉妹店なだけあって高辻店と内装や設備は酷似。
唯一の違いは高辻店では中央にしつらえられた円形の湯船がこちらではノーマルな四角形になっていることぐらい。
水風呂はもちろんかけ流しオーバーフロー。
惜しげもなく溢れてます。
例によってライオンの水吐きから冷水が放物線を描いているわけですが、これがもう半端じゃなく勢いがよろしい。
ライオンの口が破砕するんじゃないか、ってな飛び散り具合。
景気が良くていいぞ。
深風呂のお湯も43度ぐらいあってちょうど良し。
ジェットバス仕様の薬湯も異様に心地よし。
15分ぐらい目を閉じて漬かったままのオヤジあり。
死んでるのかと思った。
湯上りの感触もなにやら良い感じでした。
すべすべする。
いや、一切文句なしです。
いささか殺風景かな、と思わなくもないですが、ぼんやり浴室内眺めてるゆとりもなくどんどんお客さんが入ってくる。
銭湯不況、なにするものぞと繁盛店。
なんだかもう白山湯一人勝ちだなあ、という気さえしてくる。
決して広くてスーパー銭湯のよう、ってなわけではないのですよ。
限られたスペースで機能的かつ質の高い空間を提供しているだけの話で。
それだけでここまで人を集めるのだからご立派です。
立地もあるのでしょうけど、白山湯はお客を集める技を持っている、と改めて思った次第。
個人的には高辻店よりこちらの方が好きです。

東湯

  • 下京区東塩小路町684モリタビルディング3F4F
  • 15:00~24:00
  • 土曜日定休
  • 中型銭湯  
  • フロント式
  • 駐車場なし

京都駅間近の妙な銭湯

何度かここ、通ったことがあるんですけど、こんなところに銭湯があったとは全く気づきませんでした。
とりあえず、ビルの3F、4Fが銭湯、というのはなかなか見かけないシチュエーション。
何を思ってこのビルで銭湯をやろうと思ったのか、ご主人に聞いてみたいところ。
しかも1F、2Fは飲み屋で5F、6Fはサウナだ。
とりあえず上と業種がかぶってるのはどうなんだ、と。
客層も独特。
大抵の銭湯はオヤジか学生がメインの客層ですが、ここの入浴客はいったい何をやってる人なのか、よくわからない。
私が行った日は、金髪のホスト風の兄ちゃんが一人と、筋肉質なスポーツマン風の5分刈りが一人、きょろきょろとおちつかないバーコードなオヤジが一人。
地元の人、ってなわけでもなさそう。
周りは商業施設ばかりだしなあ。
設備は可もなく不可もなく。
奥のシャワーとかカランとか壊れてましたが、まあよくあることです。
この銭湯で特筆すべきは窓側に設置された、なにやら個室ムードの湯船。
多分薬湯だと思うのですが、確信は持てず。
足首までぐらいの深さに湯のはられた通路をばしゃばしゃと抜けると、妙にアダルトな空間が。
いや、別に何があるというわけではないのですが、照明の薄暗さといい、他に行き場のない閉塞的な雰囲気といい、なんとなくやさぐれた2時間云々のご休憩っぽいなあ、と。
男湯でご休憩もクソもないんですけどね。
昼間はまた印象が違うんでしょうが。
そもそも3F脱衣所から普通にビルの階段を4Fまでフルチンで上がっていく状況からして、異様ではある。
濃い。
なんだか違う文化に触れてしまったような非日常性がこの銭湯にはあります。
そもそもが小規模なビルに風呂、ってのが無理やりな気もする。
お湯はぬるめ。
ちなみに脱衣ロッカーはフロントで指定。

中央湯(閉店しました)

  • 下京区中堂寺北町1の4
  • 15:00~22:00
  • 日曜日定休
  • 中型銭湯  
  • 番台式
  • 駐車場なし
  • サウナなし

月光に揺れる竹林を水風呂でたわむれつつガラス越しにみる

7月の上旬ぐらいに一度行ったのですが、まだ閉店時間でもないのに看板のライトが消えていて、暖簾も出ていない状態。
でも中の明かりはついている。
お店の前に大きな車が二台止まっています。
誰か入浴してるってことでしょうに、とあがりこみかけたのですが、扉を開けかけて、はた、と気づいた。
あ、今日定休日じゃないのか、と。
危なかった。
大恥をかくところでした。
7月下旬に再来訪。
定休日じゃないよな、と暖簾を確認し、いそいそとあがりこむと、脱衣所は結構な混雑振り。
しかし思いのほか広いせいか、服を脱ぐ場所もない、というほどのことはなし。
これは期待できるか、と浴室へ向かうと、途中の通路左手に小さな庭がもうけてあり、そこにひとかたまりの竹林が。
はっきりいって私は無粋な人間ですが、それでもこれは目をひきます。
さりげなく風流。
浴室には私を含めて二人。
サウナはなし。
ああ、竹林を植えるためにサウナを削ったか、と。
いや、しりませんけど。
でもこの広さなら竹林とサウナ、両方並立できるはずだがなあ、とかぶつぶつ言いながら水風呂へ。
妙にぬるい。
なんだかずっと浸かってられる。
27度ぐらいはありそう。
ほとんどプールの水温。
でもこれはこれでいいかもな、と思いながらふと外に目をやると、先ほどの竹林が。
ああ、サウナ別にいらないかも、と唐突に思いました。
理由はありません。
しいていうなら竹林マジック。
深風呂が熱め、というのがこれまた琴線に触れる。
唯一気になったのが、浴室に新築の家のモルタルみたいな匂いが漂っていたことですが、あがる直前になって、はたと気づきました。
ひょっとして前回来訪時車が止まっていたのは部分的な改装か修理でもされていたからではないか、と。
一人合点。
近隣にスーパー銭湯があり、間違いなく影響あるだろうなあ、と思うのですが、それでも設備のメンテナンスを怠らない姿勢に感服しました。
全部思い込みかもしれませんが、そうに違いない、と確信しております。
決して現代的ではありませんが、なんだか居心地の良い一店。

桜湯

  • 下京区中堂寺前田町13
  • 14:00~24:00
  • 水曜日定休
  • 中型銭湯  
  • フロント式
  • 駐車場なし

隠れた名店的趣

桜湯、って屋号が京都には本当にたくさんあって、5軒ないしは6軒ぐらいはあったか、と思うのですが、こちらは下京区の桜湯。
結構わかりづらい場所にあります。
とりあえず車で店の前まで行こう、と思わない方がいいです。
周りが一通だらけの上、道幅が狭すぎて右折、左折できない路地で四苦八苦する羽目になります。
壬生川通りに車を停めて歩いていくのが正解。
住宅街の中にぽつん、と存在するので、こんなところでニーズはあるのか、と不思議になりますが、これが結構お客さんが入ってるんですね。
店内はきれいに改装。
浴室も清潔感があります。
浴室のドアを開けると、ああ、これは狭いなあ、と一瞬錯覚しそうになりますが、実はこれ、奥があるんですね。
サウナに通じるドアを開けると、奥に水風呂があり、その対面にカランが。
さらにその奥の扉を開けると露天、という構造。
3段がまえ。
あら、意外に広いじゃないの、と。
目をひくのは露天で、広く夜空がおがめるのもいい感じですが、炭酸ガス風呂仕様になってるんですな。
炭酸ガス風呂、これまで金閣寺湯と大正湯でしかみたことがありません。
壁にかけられた効能を読んでいると、他で書かれていることと若干違うような気もしますが、全然かまいやしないぜ、問題なし。
炭酸ガスを取り込むべく、じっくりと漬かります。
水風呂がどん、と大きいのもうれしい。
設備も充実していて、きれいな銭湯には自然と人が集まるのだなあ、と納得させられた一店。
立地ゆえ、あまり知られてないか、と思いますが、隠れた名店ではないでしょうか。

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