信楽焼の街かと思いきや、都の跡地が~たぬきと紫香楽宮【滋賀】

たぬき村の裏山に窯があるみたいですね。

裏山でせっせと作って、ここで売るという輸送コストゼロの理想的商売だな。

ひとつだけ水木しげるがデザインしたのではないか?と思われる禍々しい水瓶あり。

懐が暖かくないとなかなか手が出ないお値段のものばかりでしたけど、SNS映えしそうな素材だらけで見て回る分には楽しいと思います。

お店からしたらなんか買っていけ!って話なんでしょうけど、いや、すまん。

たぬき村をあとにして、付近をうろうろしてたら近くに紫香楽宮という離宮の関連遺跡群があることを発見。

はて?紫香楽宮?

調べてみたら742年から3年程だけここに都があったらしい。

全く知らなかった。

平城京から遷都してまた平城京に戻ったようですが、そんなの日本史で学んだ記憶がねえぞ。

都としての実態はなかった等、諸説あるみたいですけどね。

ああっ、なんか一両編成の電車が来た。

ここ、駅前だったのか。

信楽高原鐵道、紫香楽宮跡駅。

駅にまでたぬきが。

それにしても誰もおらんな。

都だけあって敷地が結構広大なんで、寺院跡(内裏野地区)だけ行ってみることにする。

基礎となった礎石だけが残ってるよう。

なんだか不思議な光景ですね。

遺跡だと知らずに訪れたら、こんな山の中になんで平たい巨石が並んでるの?と頭を悩ませたかもしれない。

このまま進んでいくと大路跡、宮殿跡へと至るようだが、本日はこのあたりで撤退。

いや、病み上がりなもんだからさ。

紫香楽宮跡、ほとんど知られてないような気がするけど、ハイキング気分でのんびり散歩するとか、結構楽しいかも、と思いました。

それではまたどこかでお会いしましょう。

2023.3来訪

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