宇宙や昭和に思いを馳せ、やがて落日の商店街へ至る~うろうろ岐阜の旅、後編【岐阜】

旧小学校の木造校舎を再利用してるんだとか。

初っぱなからクッソ懐かしい。

私が幼い頃はまだ走ってたよ、オート三輪。

昔の電気屋はメーカー縛りがあって、東芝の製品は東芝の店でしか買えなかったんだよね。

ああ、こんな感じだったよ、商店街の電気屋は。

まあ、この手のレコードはまんだらけや専門店で今でも売ってるからなあ。

扉を開けたらチリン、って鈴の音がして、カウンターには常連っぽいあんちゃんが、タバコふかしながら店員のお姉ちゃんにちょっかいだしてたりするんだよな。

見た瞬間、これ!と思った。

コーヒー200円って、今の感覚したら「正気か!」ってなもんだろうけど、私はいまだにこっちが適正価格に思えて仕方ない。

逆にスタバとか私的にはぼったくりバーと同じに思える。

田舎のばあちゃん家がこんな感じだったなあ。

テレビはもうちょっと新しい型だったけど。

ばあちゃん家にあったオヤジの部屋がこんな感じ。

あったあった、裁縫します、の張り紙。

これで入場料無料、って大丈夫なのか?と思う。

岐阜レトロミュージアムとはえらい違いだな。

もともとは自治体の運営だったが、現在はシダックス大新東ヒューマンサービスってところが運営を引き受けてるようです。

税金?

これって第3セクターなんですかね?2セク?

郷愁を誘う施設ではありましたね。

公園内に旧朝日村役場が当時のまま保存されてたんで、のぞいてみる。

私の記憶にこういう内装の役所はない。

いわゆる田舎の役所なんでしょうね。

オッサンながらにごちゃごちゃした街育ちだったんでこういうのは見たことないなあ。

村長室だけ妙に立派なんだが。

というかここ、普通に住めるな。

さて、次の目的地に向かいますかね。

次の目的地に向かう前にちょっと寄り道。

2000年頃の話なんですけどね、岐阜県富加町の公営住宅で派手なポルターガイスト現象が起き、日本中で大騒動になった事件を覚えてらっしゃる方はいますかね?

なんせあのニュースステーション(久米宏司会の人気TV番組、報道ステーションの前身)でも事件を取り上げた、ってんだから集団ヒステリーや錯覚で片付けられる話じゃなかった、ってことなんでしょうしね。

主に起こった現象は

  • テレビのチャンネルが、住民は何もしていないのに、勝手に変わる
  • ドライヤーが、電源コードをコンセントに差し込んでいないのに、勝手に動き出す
  • 食器棚から皿が水平方向に数メートル飛び出す (茶碗が食器棚から飛び出して奇妙な形に割れた)
  • 水道の蛇口から勝手に水が流れる
  • 缶がどこかから部屋の中に飛び込んできた。

などで、女性の幽霊を目撃した人も何人か居たとか。

いやもうね、スピルバーグとトビー・フーパーが組んだホラー映画、ポルターガイスト(1982)そのままやんか、と。

事件が大きく広まった結果、団地には大勢のマスコミや霊能者と呼ばれる人たち(織田無道や江原啓之も居たらしい)が大挙して押しかけたそう。

最終的に下ヨシ子が住民全員参加の除霊を行い、自体を沈静化させた、と言われてますが、結局なんだったのか?は今も謎。

当時住んでた人たちはもはや全員転居していて、現在の住人はそんな騒動があったことを知らない人も多いとか。

当時の騒動の渦中に建てられた慰霊碑はその後撤去され、今は代わりに木が植えられてます。

「一部の住人が先導して騒いでいただけで、ほとんどの人は身に覚えがなかった」という証言も近年は出てきているようです。

私が実際に現地へ行って、感じたことを率直に書くと「今、俺が住んでる団地のほうが築年数も古くてよっぽど不気味」でした。

いや、きれいな団地なんですよ、そんな事件があったなんて言われても信じられないほどに。

心霊現象をドラッグがわりにキメた乱痴気パーティだったのかもなあ、と思ったりもします。

SNSが大きく発達した現在では、もうこんな大騒ぎは起こらないでしょうね。

<3ページ目へ続く>

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