天狗をさがしに~鞍馬山【京都】

道なりに進んでいくと、謎のオブジェに遭遇。

なんだこれ。

妙に俗っぽくアートで、どちらかというと万博とか、まことちゃんによくでてくるアレっぽい感じですが・・・。

は?

いのち?何が?

調べてみたところによると、このオブジェ、鞍馬山の本尊である尊天を具象化したもの、だとか。

えーコメントは差し控えさせていただきます。

ゆるゆると坂道を登っていきます。

さらにゆるゆると坂道を・・・いや、石段をのぼっていきます。

さらに、さらにゆるゆると石段を、以下略。

さらに、さらにさらに石段を・・・・・って、いったい、いつまで登りゃいいんだよ、これ!

石段中ほどに手水舎が。

本殿金堂近し。

龍の水吐きがあたかもドラゴンボール。

つきました、本殿金堂。

いやー、思った以上に長い道のりでございました。

調べたところによると、金堂は千手観音菩薩、毘沙門天王、護法魔王尊を三位一体とする「尊天」を祭る道場なのだとか。

写真ではちゃんと写ってませんが、正面石畳は星曼荼羅を模す修行の場である、とのこと。

・・・・えーと、今からなにか行をつまねばならんのでしょうか?

あの・・・・お参りに来ただけなんですが、私。

鞍馬寺、もともとは天台宗に属する寺院だったみたいなんですけどね、現在は独立して鞍馬弘教の総本山、という位置づけらしいです。

それ故の独自性なのかもしれません。

パンフレットとか見ててもですね、やたら宇宙エネルギーって言葉が出てくるんですね。

なんなんだ宇宙エネルギー?って、という話であって。

さらに仰天なのが護法魔王尊の由来でして。

650万年前に金星から地球に降り立った永遠の存在、とされてるんですね。

人間とは元素のちがう物質からなる16歳である、という細かな設定まであって、もうね、スペース・ファンタジーかよ!ってな話で。

モルダー!スカリーどこー!って。

で、これが本当なのだとしたら、宇宙人信仰、という側面も否定できないわけです。

私が不思議に思ったのはあからさまに宇宙人を想起させる寺院の中に、国造りの神を祭る神社があること。

大国主は「国譲りの神」としても有名ですから、ひょっとするとこれは高天原からの使者を護法魔王尊になぞらえて暗にその関係性を、従属するもの、としているのでは、と穿った考えが浮かんだりしました。

すいません、伝奇ロマンで。

でもそうなると先日訪れた天孫降臨の地、磐船神社の立場はどうなるのだ、と頭を悩ませたり。

それぞれにそれぞれの主張があって大変です、もう。

金堂の正面の山なみ。

祭られている石がなんなのかはよくわかりません。

チェックしてくるのを忘れた。

余談ですが三位一体の秘仏が開帳されるのは60年に一度だけ、らしいです。

前回がいつだったのか知りませんが、私の生きてる内はもう見ることはないんでしょうね、きっと。

ここからさらに奥へと進みます。

再び石段、これまた石段の波状攻撃。

ええ、ひるみませんとも。

2分ほどで霊宝殿に着く。

入場料が必要だったのでスルー。

なぜか霊宝殿のむかいに與謝野晶子の書斎、冬柏亭が。

こんな山奥で歌を詠んでたのかよ!晶子!

こんな場所、怖くて歌どころじゃねえよ!大丈夫かよ!と思っていたら、移設されたものだとか。

なんだそれ!

先代管長が與謝野晶子のファンだったらしいです。

屏風坂の地蔵堂を右手にやり過ごし・・・・。

牛若丸が天狗に剣術を習うため、深夜急いだ、と言われる山道を私も進みます。

徐々に険しさが増してくる。

木の根道。

どうもここが一番高い場所っぽい。

この光景だけを私は20年間、覚えてましたね。

足をとられぬよう、奥へ進んでいくと・・・。

大杉権現社。

なにやら静謐な空気があります。

多分、天狗がいるとしたらここだろう、と根拠もなく思ったのですが、次から次へと訪れる外国人観光客の喧騒にその気配を伺うことはできず。

もっと奥地へ行かないとだめなのかもなあ。

ここからは緩やかに山を下っていきます。

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コメント

  1. […] 地理的には貴船からさらに山奥へ進んだところとなります。 […]

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