愛宕念仏寺をあとにして、嵐山・高雄パークウェイへ。
奥嵯峨と高雄を結ぶ全長10キロほどの有料道路なんですけどね、なんでこんな山奥にドライブウェイがあるんだ?と以前から気になってたんですよ。
誰が利用してるんだよ、みたいな。
きれいに整備されてますが誰もおらん。
ちなみに通行料は車で片道1180円。
展望台が道路脇に。
保津峡の渓谷が一望できます。
ここから保津川沿いを走るトロッコ列車を眺められるらしく、わざわざ時刻表まで設置されてますが、炎天下に電車待ちとかオッサンには無理。
倒れるから、いやほんとに。
山肌を縫うように道路は続く。
割とどこにでもあるんだなあ、かわらけ投げ。
ハートマークをくぐらせてね\(^o^)/ってことなんでしょうけど、難易度高すぎるわっ!
突然、まるで人の気配のない遊園地が出現。
閉まっとるがな!
寂れた観光地にありがちな、よくわからないなにかが現れましたよ、ねえ、そこのお兄さん。
これは・・・・。
なんなんだろ?いや、というか、どうすればいいわけ?
こういうことですよね?えっ、違う?
余談だが、鐘を派手に鳴らしたらカラスが「ケーッ」と鳴いた。
えっ、鳥葬?
ペダルボートとローボートはわかる。
バズーカ砲って、それ兵器だから。
いつから紛争地帯になったんだよ、このあたりはよ。
やばいぐらいに人が居ない・・・。
写真撮ったのは平日ですけどね、ここに来るまで対向車数台とすれ違っただけでして、有料道路とは言え、ほとんど過疎地の様相を呈してますね、ここ。
バズーカ砲、安っ!
テロ組織が大量に買い付けに来たらどうするんだよ!
嵐山・高雄パークウェイがあまりにも寂しすぎたので更に足を伸ばして京北町へ。
ちょっと気なるところがあるんで、ついでに見てこようかな、と。
これがねえ、割と山の中なんですよね。
もちろん車じゃ行けません。
結構歩かないといけないのか、ひょっとして。
橋が崩落してるんだが・・・やばい、道が荒れてる。
どこをどう進むのが正解なのか、よくわからん状態。
20分ほどは歩いたでしょうか。
なにもない山の中に突然豪奢な石門が。
門をくぐると石畳が延々と山奥に続いています。
左側にちらっと見えてるのがこれ。
石仏でございます。
ありがたい御仏が山道に沿って幾体も安置。
いや、もうね、普通にぎょっとしました。
もちろんわかってて出かけたけんですけどね、実際に目の当たりにすると、なんだか知られざる石窟寺院にでも偶然迷い込んだ気分になりましたね。
で、ここがすごいのは、別段寺でも宗教施設でもない、ってこと。
個人が私財を投入してせっせと石仏を安置してるだけなんです。
将来的には宗教法人化を目指してるのかもしれませんが、宗派もわからなければ目的も不明瞭、訪れる人もほとんどなく、現在もひたすら増殖中という謎のミステリスポット状態にあるんですよ。
念仏寺でも感じたけど、ほんと信仰ってのはある意味狂気だなあ、とつくづく思いますね。
しかし今回の記事、石像だらけだな。
いったいどのような層がこんな記事を楽しんでいるのか、とても不安だよ、わしは。
えっ、選択ミス?
罠とわし。
潜り込むべきなんだろうけど、すまん、さすがにそこまで博打は打てない。
もう若くはないんだ、許してくれ。
さて、次はどこへ出かけましょうかね。
次はもうちょっと華やかなところに行こう、うん。
<終わり>
2018.9探訪
コメント
[…] <奥嵯峨から高雄へ~嵐山・高雄パークウェイ【京都】へ続く> […]