公園というより巨大な寺の境内~笠置山自然公園【京都】

京都府相楽郡の笠置山自然公園へ行ってきました。

てっきりここ奈良県だと思ってたらギリギリまだ京都府だった。

笠置山と言えば、後醍醐天皇が鎌倉幕府の倒幕計画を知って挙兵した山であり、遡るなら弥生時代から信仰の対象として崇められ、修験者の行場としても栄えた霊山。

そんなところに自然公園って、どんな按配なんだろうと。

興味の発端はそこですね。

ちなみに国の名勝にも指定されてます。

公園があるのは笠置山の山頂。

山頂付近までは車で行けて、駐車場もあるんですが、この駐車場に至るまでの道がとにかく凄まじかった。

これまで車で登坂した隘路の中でも3本の指に数えられるデンジャーロードでしたね。

一応、舗装はしてあるんですが、対向車が来たら100%すれちがえない、と思える道が延々続く。

これ、あらかじめ駐車場があることを知ってなきゃ絶対に車で侵入してないと思う。

ひと目見た瞬間、あ、車で入り込んではいけない山路だ、と最初は思ったほど。

勾配の凄まじさも半端なし。

桜の名所としても有名らしいですが、うん、嘘は言わない、車幅の広い車に乗ってる人はふもとに車を止めて歩いていったほうが無難です。

駐車場から少し歩きます。

案内板の指し示すとおりに歩いていったら何故か笠置寺の境内に。

自然公園に行きたいんですが、と関係者らしき人に声をかけたら、拝観料300円とられた。

「府立」自然公園だというのに寺が金銭を巻き上げるという矛盾。

癒着なのかこれは?

行政と宗教法人の?

まあ、300円でお寺の関係者である方々が園内の整備をかって出てくださってるのなら、そんな小銭、惜しくもなんともないが、なんかすっきりしないものがちょいと残る。

それとも他に公園の入口があるんですかね?

順路にそって進む。

石像があるが、誰なのかわからん。

はからずも修行場めぐりみたいな感じになってきた。

なんか巨石がせり出してるなあ、と思ったら・・・。

巨大な磨崖仏だった。

びっくりした。

今はもう、凹凸が風雨にけずりとられて宇宙人グレイみたいなお姿になっておられるが、元々は弥勒仏が掘られていたとか。

しかしそれにしてもでかい。

調べてみたら高さ16メートル、幅15メートルあるんだとか。

さすがの仏罰野郎な私もこれはちょっと迫力ありすぎて怖いんで、そそくさと手を合わせてその場を後にすることにする。

ゴツゴツとした巨石の間を縫うように順路が設けられてます。

もともとは巨石信仰の対象とされてたみたいですね、この山。

巨石の間に小さな祠があるけど、なんやろ?と上を見上げたら・・。

巨石の壁面全体に仏様のアートが。

ひえええなんまんだぶ、なんまんだぶ。

油断がならんわ、ここ。

うっかり屁をひることもできん。

定番の胎内くぐりもあり。

不浄なものでしか構成されてないわしがくぐって大丈夫なのか、と思いつつも進むしかないんで行くぜ。

なんかおかしな意地悪とかやめろよ、コラッ、とびびりながら牽制してるわし。

アホの金髪に呆れ果てたのか、何事もなく道は続く。

しかしなにかと絵になる山だな、ここ。

巨石と緑のコラボが趣あります。

言ったもの勝ち、的な。

なにかの拍子にずるっ、っといったら一環の終わり。

アップダウンがあんまりきつくないんで散歩気分で歩けます。

ゆるぎ石。

押すと動くらしいんですが、私がぶつかった限りではびくともしなかった。

ここからの眺望が素晴らしいです。

眼下を流れるのは木津川。

ちなみにこの写真を拡大すると、ある禍々しいものが写り込んでます。

はいこれ。

京都屈指の心霊スポットといわれる笠置観光ホテル廃墟跡

松竹芸人が潜入して強烈な心霊ビデオ撮った場所ですね。

こんなに近かったのかよ!とびっくり。

しかし霊山のふもとに心霊スポットって・・・。

なぜひとつのところに色々まとまっちゃってるのか。

もちろん、絶対行かないです。

たとえ昼間だろうと嫌すぎる。

あれ?どう進めばいいのかわからなくなってきた。

行き止まっとるがな。

<2ページ目へ続く>

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