京都といえば、人気観光スポットとして清水寺があまりにも有名ですが、実は清水寺にはかつて奥の院と呼ばれた寺があった、と知る人はあまり居ないと思います。
清水寺の境内にも奥の院はあるんですけどね、それじゃないんですよ。
同じ縁起を持つ寺が、清水寺から約10キロ離れた山中(京都市山科区)に今もあるらしいんですよね。
両寺の関係性が現在どうなってるのかはわからないんですが、寺紋が同じ、境内に音羽川、音羽の滝と呼ばれる場所がある等、かつて密接な結び付きがあったであろうことは想像に難くない。
そりゃ私が行くんなら、ネットに記事が溢れかえってる清水寺より、こっちだろうと。
目指すは法嚴寺、スマホ片手にでいざお出かけ。

ものすごく道が怪しそうだけど、とりあえずは行けるところまで車で進むしかない。

隘路が続く住宅街を進んでいきます。
この先に寺へと至る山道があるとはとても思えない。

ありゃ?なんだこの水車小屋・・?とよそ見してたら・・・。

いきなり現れた。
難易度高めの険道。
舗装はされてるけど、これ、通行人とすらすれ違えねえぞ。
対向車が来ないことを祈りつつ。

連続するカーブにオタオタしながら進むこと30分、いきなり視界が開けます。

どうやら着いたっぽい。
ここが駐車場なのかな?
例年紅葉がきれいとの噂ですが、今年は暖冬なせいかまだ完全に色づいてないですね。

くっ、やっぱり歩くのかよ・・・。
おーい、先が見えないぞお。

登坂すること約10分、やっとなにか見えてきた。
ぬうう、まださらに上だと?

写真に収められないほど巨大な杉の木?がある。
なんでしょう、神木?

やっと着いた。
あー、割といい汗かいたよ・・・って、車が停めてあるがな!
えっ、どうやってここまで来たの?この車?地図にない迂回ルートがあるのか??

ザ・山寺、って感じですね。
それ以上でもそれ以下でもなく。
清水寺云々は、ほんと言われなきゃわからない。
住所は京都市山科区になるみたい。

法螺貝吹いてる人が居た。
えっ、何?
誰っ?

で、まあ、あとは下山するだけなんですけどね、さて、困った。
何が困るって「ただ山寺に来ただけ」になってるからね・・この記事・・。
清水寺との関連を示唆する何かが目立つわけでなく。
これ、面白いのか?と問われて、ぜひ見て!驚きと発見があるから!と自薦できるブロガーがいったい何人居るというのか。
居ねえよ、1人も!

急遽予定を変更して法嚴寺への迂回路を探る旅へと出発することにする。
なにか興味深い事実が判明するかもしれん。
日が傾いてきてるぞー、急げ、俺。

山里へ出た。
私の地理勘では、ここから北に進めばいいような気がする。

11月だというのに咲き誇る桜色の一輪。

ぐいぐい行くぜ、ナビとかもう無視だ。

行き止まりだと?
騙されねえからな、行くから俺は。

こんなきれいな道のたどり着く先が行き止まりなわけがない、待ってろよ法嚴寺。

えっ・・・。

なにここ?怖い。

広大な敷地一面に貼り合わされた無数のパネル。
こんな山奥に何?何?

太陽光発電の施設だった。
後から調べてみたら元はゴルフ場で、それを京セラが買い取って発電施設に作り変えたのだとか。
しかしよくぞまあ、こんな辺鄙な場所にこれだけの資材を運び込んだものだ。
素直にびっくりしたわ、極秘の軍事基地かと思った。
新型の対空兵器が研究されてたりとか、その手の。
悪い映画の見すぎだ。

そして道は行き止まったよ、皆様方。
くっ・・・看板に偽りなしっ。
うーん、謎だ、法嚴寺の車・・・。

それじゃあ暗くなってきたんでそろそろ帰路につきます。
ま、今回は小ネタということで。
こんな京都の旅もあるよ、とおでかけの参考になったのではないでしょうか。
なってねえよ。
さて次はどこへ行こうかな。
2019.11探訪

