京都市山科区の銭湯(閉店含む)を全網羅。2020年現在、銭湯組合に加入している浴場施設の入浴料金は450円です。京都市内はサウナ料金込み。
<入浴した銭湯>みどり湯、東野湯、山科湯、遊湯

- 山科区北花山中道町32-5
- 16:00~23:00
- 月曜日定休
- 中型銭湯
- 番台式
- 駐車場あり
昔ながらの街の銭湯
、といった雰囲気。
脱衣所は年季がはいってます。
浴室は脱衣所ほどではありませんが、昭和の残滓を引きずる感じ。
私が行った日がたまたまそうだったのか、いつもそうなのかわかりませんが、暖簾をくぐると、6、7人の子供が脱衣所に居て大騒ぎしており、結構驚かされました。
銭湯で子供、って最近はほとんど見かけないからなあ。
さてどこで脱衣したらよいものやら、しばし呆然。
お父さんらしき人物も一人居たが、まさか全部の子供がその人の息子ではないでしょう。
さしずめ引率の役割か。
しかしまあ最近の親は公共の場で子供をしかりませんな。
やらせたい放題。
銭湯に限らずあちこちでそういう光景に遭遇するのでもう慣れたけど。
いらっ、としないわけではないですが、子供が銭湯を日常とする文化がこのあたりには根付いている、ということなのだとしたら喜ばしいことだとは思うので、ぐっと辛抱することにする。
子供をかいぐぐってロッカー確保。
すばやく浴室に避難。
浴室内にはじいさんがひとり。
ほっと一息。
浴室は正方形で横に広く思ったよりゆったり。
なんだこれは、と思ったのは正面にある円形のかかり湯の湯溜めに、天井から伸びた、なにか。
よくみると吊り下げられた点滅ライト。
今は点灯していません。
しかしこれ、湯溜めをライティングで演出してどうしようというのか、と。
実際に照らされているところを見たわけではないのでなんともいえませんが、わざわざ天井から点滅ライトを吊り下げるセンスが独特だと思う。
しかもせっかく吊り下げたのに今は点いてないって、そのアバウトさがいかにも街の銭湯的。
個人的には深風呂の腰掛けに段差がついているのがいい感じ。
深い方に腰を下ろすと、椅子に座る体勢で肩までじっくり漬かれます。
あんまりこの構造って、余所で見かけないんですね。
湯温も43℃くらいはあって良し。
目立って個性的ななにかがあるわけではありませんが、要所要所でポイントは抑えてる、といった感じか。
山科区ではここ数年で銭湯が激減したので、末永くがんばっていただきたいと思う次第。
駐車場は店の前です。


- 山科区北花山中道町32-5
- 15:00~21:00
- 月曜日定休
- 小型銭湯
- 番台式
- サウナなし
シャワーをあびるときには注意を
以前からああ、こんなところに銭湯があるなあ、というのは知っていたのですが、だいたいこの道を通るときはいつも閉店後で、21時閉店じゃあ入浴できる日は多分来ないだろうなあ、と漠然と思っていたのですが、それが、ま、入浴せざるを得なくなったわけで。
さてどうするか、と。
仕事が終わってからでは到底間に合わないので、結局職場から自宅にも帰らず直行で向かったわけですが、そこまでがんばってる自分がなんだかもう大丈夫なのか?と思わなくもない。
予想通りのレトロな銭湯。
脱衣所は相当年季が入ってます。
浴室は部分的に改装されてますが、昭和はぬぐい切れない印象。
水風呂がないのが残念。
しかたないのでカランから水を桶に溜めてかぶる。
私がここで一番びっくりしたのはシャワーの勢いで、この規模の銭湯には似合わぬ激烈さ。
普通にコックを全開にすると飛沫がばちばち湯船にまで飛ぶ。
私はそれに気づかず常連さんに怒られました。
すいません。
湯温はちょうど43℃ぐらいあっていい感じ。
正直広くアピールできるものは少ない、と思いますが、お客さんは途切れず入ってました。
若人がどやどやと3人ほど私と入れ違いに入っていったのにも驚いた。
山科区はここ数年で銭湯が激減した地区なので、思いのほかニーズがあるのかもしれません。


- 山科区東野南井ノ上町9-8
- 15:30~22:30
- 月曜日定休
- 中型銭湯
- 番台式
2020年6月現在、休業中
岩風呂風に摸された泡風呂が風情あり
近隣にコインパーキングがないので、車で行くのはちょっと難しいものがあります。
路駐するにも周りの道路もせまいからなあ。
暖簾をくぐると、思いのほか広い脱衣所、浴室に心が躍りますが、正直、設備や内装の老朽化は否めないか、といったところ。
とりあえず湯船に備え付けてある二機のジェットは私が行ったときはたまたま故障していたのか、両方とも動いていませんでした。
サウナのスノコもそろそろ限界か、と。
足元のタイルもボコボコへこむところがあります。
一番奥にある岩風呂風の泡風呂がなかなか風情がありましたが、興味をひかれたのはそこぐらい。
色々諸事情、経費の問題等あるのでしょうが、せめて最低限のメンテナンスぐらいは、と思った次第。
これだけの広さがあるのにもったいない。
閉店まぎわに行ったのですが、お客さんは私を含めて二人。
ちなみに10時12分にはすべて止まります。
シャワーも出なくなります。
一声かけていただきたかった、というのはあります。
ちょっと焦った。


- 山科区西野八幡田町12-6
- 15:30~23:00
- 月曜日定休
- 中型銭湯
- フロント式
- 駐車場あり
山科で秘湯の風情を満喫
なにやら温泉旅館風の一店。
脱衣所には脱衣籠を置く棚があるだけで、ロッカーがありません。
貴重品はあらかじめ番台へ。
多分、これがすでに演出なのだとは思う。
確かに温泉旅館には鍵付ロッカーなんて無粋なものはありませんわな。
浴室もそうとうなこだわりが見てとれます。
京都市内のどこの銭湯にも似ていないことは確か。
秘湯風のイメージ作り、といえばいいんでしょうか。
タイルを使わず、石板を組み合わせた内装は独特です。
圧倒的なのはやはり露天。
半端な大きさじゃないです。
しかも壁面には水槽が設置され、鯉がゆらりと魚影を。
これは録音でしょうが、天井近くからなにやら鳥の鳴き声も聞こえてきます。
よくぞここまでこだわった、と正直感服しました。
多くの銭湯が生き残りを模索する中、これはひとつの将来的なモデルケースとなりうる事例だ、と唸らされましたね。
しばらく通いつめておりました。
ただ、通いつめるうちに気づいたのは、ヘヴィユーザーにとって、いちいち貴重品をフロントに預けるのは結局面倒くさいだけ、という事実と、露天の分圧縮された洗い場がだんだん狭苦しく感じてくる、という事実。
水風呂がないのも微妙。
結局設備を取るか、独特の風情、演出をとるか、という部分でのせめぎあいに最後はなってしまうわけですが、その答えはやはり人それぞれでしょうね。
ただ、これだけ手の込んだことをやってる銭湯は他にないのは間違いないので、街の銭湯に変な先入観とかある人には是非一度入浴してびっくりしてもらいたい、とは思います。
普通に改装するだけ、という手もあったのに、あえて独自色を打ち出していく姿勢が私は好きです。
ちなみに2Fは「なごみ」と書かれた食事処になっており、アルコールを含め飲食可。

*記事の内容はすべて2012年のものです。現在とは違っている場合があります。

