
おかしいなあ、この辺に伊弉冉神社ってのがあるはずなんだけどなあ、天岩戸神社はさっき行ったからもういいんだって。

緑にまぎれて上の方になんか見える。
ひょっとしてアレか?

もしかして、これ参道?
獣道やんか。

あった、伊弉冉神社。
神社というよりもう祠。
野に帰りかけてる気もするんだが、山中ゆえにお手入れも大変なんでしょうね。

続いて、近くにあった伊弉諾神社。
誰もおらん。

山中の分岐点みたいなとこ。
先行者がいた。
ご年配だが、私よりお元気そう(実はこの場所で一歩も動けなくなってる私。いや、しんどくてさ、マジで)。

気力でたどり着いた頂上。
いや、やっぱり山登りはまだ無理(というかずっと無理かも)と痛感。
山ってほどの高さでもないんだけどさ。

國常立神社。
祭神は社名の通り國常立命で、天地開闢の際に登場した最初の神の一柱だとか。
イザナギ、イザナミを眼下に見下ろす神様なの?と調べてみたら、両神よりも先にこの世界へ現れていらっしゃった。
日本書紀と古事記で微妙に記述が違うみたいなんですけど、とんでもなく古い国土形成の神と解釈していいみたい。
たしか玉置神社とか熊野三山でも祭ってたはず。
天香久山のネームバリュー?にふさわしい神、となると、やはりこれぐらいの大物になってくるんですかね。
というか、小さい子供までもがハイキング気分でここまでやってきてて、俺の体力は三歳児以下か、とがっくりきた。

國常立神社から反対側の麓にある天香山神社へ歩いていけるらしいんですけど、そうすると帰るときにまた来た道を戻らなきゃなんないんで、早々に下山、愛車にまたがって農道を進むことにする。
どこでも行っちゃうぜ、スーパーカブ。

見えてきた。

一番立派で敷地も広い神社でした。
祭神は櫛真智命。
うーん、知らんなあ、太占の神らしいですけどね。
やはり都ゆえに太占なのか。
しかしこれだけの近距離に山を挟むとはいえ神社が4社ってのはなかなかないシチュエーションな気がしますね。
天香久山自体にかつての禁足地らしい面影はほとんど感じませんでしたが、神聖な場所として大事にされてきたんだろうな、ってのは伝わってきましたね。
正直、ミステリアスだったりとかは全然ない。
そっちを期待していくとがっくり来るかも。
ハイキングにちょうどいい、って感じでしょうか、今となっては。
それではまたどこかでお会いしましょう。
<終わり>
2024.5来訪

