高槻市の銭湯【大阪】

湯の華温泉

  • 高槻市栄町2-21-1
  • 15:00~24:00
  • 無休
  • 中型銭湯  
  • 番台式 
  • 入浴料サウナ料金込み
  • 駐車場あり

これでもかとミネラル温浴泉

ブックオフ高槻栄店から一本路地を挟んで隣にあります。
このブックオフには何度か来たことがあったのですが、隣が風呂屋だったとはついぞ気づきませんでした。
まだまだ修行が足らぬ。
外観は昔ながらの銭湯、といった雰囲気。
店内も昭和の改装、といった按配で、老朽化のきざしがなくはないですが、気になるほどではなし。
脱衣所、浴室ともにどーん、と広いです。
浴室奥がガラス戸になっており、外に小さな庭が設けられています。
暗くてなにがあるのかはよく見えませんでしたが。
意匠、という意味ではむしろ浴室入り口のガラス戸の方が印象的。
白一色で描かれた人魚のすかし絵が目をひきます。
湯船は巨大な複合浴槽ながら電気風呂から深風呂へとお湯が流れる仕組み。
深風呂から専用の排水溝にお湯が流れ落ちていますが、こちらには蛙も狸もおらず、ものたりないような、安心したような。
シャワーは軟水でお湯はミネラル温浴泉仕様。
やたら鉱石を収めてあるであろう箱が沈んでいます。
これでもかとミネラル。
サウナは昔ながらのスチームサウナなんですが、敷布が独特。
これ、普通は床に貼るフローリング用の建材なんじゃないか、と。
それが腰掛けに敷いてあります。
熱や湿気は大丈夫なんでしょうか。
結構熱を持っていたが。
あと、多分お湯は薪で沸かしているのでは、と思われます。
駐車場に廃材が山積み。
漫然と伝統的に営業するのではなく、あれこれお客にアピールする工夫が見受けられるように思えました。
なかなかに快適な一店。
それなりにお客さんも入っています。
余談ですが、亀岡の湯の花温泉とはまるで関係ないようです。
一字違いなのは恣意的なのか、挑戦か。
多分、どちらでもないんでしょう。
結構気に入りました。

福徳温泉(閉店しました)

  • 高槻市芝生町2-3-2
  • 15:00~23:00
  • 第1、3水曜日定休
  • 中型銭湯  
  • 番台式 
  • 入浴料サウナ料金込み

ここにも蛙と狸が

百万石温泉から歩いていける距離にあります。
とりあえずコインパーキングが周辺に全く見当たりません。
仕方がないので、百万石温泉の時と同じように府営住宅の近隣に路駐する。
看板の「流れるおふろ」の文字が目立ってます。
でも流れる風呂は枚方、高槻でちょくちょく見かける代物で、もちろん好きですが、それほど独特なものでもないと思うのだがなあ、と、コマーシャリズムのあり方に疑問を抱きつつ暖簾をくぐる。
店内は昭和の改装、といった雰囲気ですが、どーんと奥行きがあって広いです。
浴室は大阪北部定番のレイアウト。
赤いネオンにこうこうと照らされた寝風呂がやたら存在感があります。
看板のとおり、電気風呂から浅、そして深へとお湯が流れています。
で、深風呂からあふれたお湯は専用排水口へと流れていくのですが、そこになぜか蛙の置物が。
蛙、打たせ湯状態。
そういえば蛙の水はきが錦温泉にあったな、と思いつつ露天に行くと、でました狸の置物。
本当に高槻の銭湯は蛙だの狸だのの置物が好きだ。
残念ながらここの狸、鼻が欠けてましたが。
直してやってください。
お湯はややぬるめか。
充分な広さがあって、設備も一通り充実、目立つ不備もなく安心して入れる一店だと思います。
もう少しお客さんが入っていてもいいのになあ、と思った。
観葉植物や造花で浴室内を華やかに彩るセンスも私は好きです。

祥風苑

  • 高槻市塚脇4-20-3
  • 10:00~24:00
  • 無休
  • スーパー銭湯  
  • 平日900円、土日祝1000円

温泉規格2.5倍の高濃度療養泉を堪能

摂津峡に花の里温泉の名称で山水館という温泉旅館があるのですが、そちらが新たに02年オープンしたスーパー銭湯がこの祥風苑。
街中からは少し外れた郊外にあります。
夜行くと本当にこの道で合っているのか?と不安になります。
灯りらしい灯りがまるでなし。
ぽつんと遠方に「美人湯」のネオンを見つけてほっとする。
周りに何もないです。
暗いのでよくわかりませんが、周辺は多分畑か荒地。
建物、設備は平均的なスーパー銭湯風、といって良いでしょう。
特に凝った仕掛けがあるわけではなし。
開放的で巨大な屋上露天風呂が特徴的か。
位置的に駅周辺の高槻の街並みが一望できるはずなんですが、高い柵があって、よくわからず。
柵の隙間からちょろっと夜景が見えなくはないです。
なんといってもこちらの最大の売りは温泉。
通常の温泉規格の2、5倍の濃度のアルカリ性ナトリウム炭酸水素塩泉で、療養泉にも指定されているとか。
ただ全ての設備が温泉水使用なのかどうかは不明。
私の感触では多分屋上露天風呂と主浴槽は温泉。
やたらぬめります。
はっきりと実感を持ってどろり、としたお湯です。
スーパー銭湯数あれど、なかなかここまで本格的に温泉なのは珍しいように思います。
そう考えると、良心的な価格設定かも。
お湯を堪能するための一店。
個人的にはもう少し湯温が高めならなあ、といったところか。
全部の浴槽が似たような温度設定なんですね。
まあ、スーパー銭湯は大抵がそうですが。
JR高槻駅より送迎バスあり。

余談ですが本店山水館も11:00~19:00の間で日帰り入浴できます。
料金は1300円。
興味がある人にために書いておくと、泉質は祥風苑と同じアルカリ性ナトリウム炭酸水素塩泉とアルカリ性単純温泉。
炭酸水素塩泉の方は運び湯とのこと。
私はとあるイベントに参加で食事つきコースで訪れたのですが、まず、山水館に行くまでの道がとんでもない山道で恐ろしくスリリングです。
普通車がすれ違えないような道をずいずい進まなければなりません。
夜間は走らない方が無難、というか、通ってはだめだと思う。
で肝心の風呂ですが、内湯と露天風呂の2種類。
内湯はまあ平均的な旅館の浴室といった風情で特筆することもなし。
浴室入り口の足拭きマットが恐ろしく汚れていて、これは客商売にあるまじき不備だとあたしゃ眉をひそめた。
露天は川沿いにあり、釣りに興じる人を思いのほか至近距離に見下ろせます。
野趣あふれる、とホームページで宣伝されてましたがまさにその通りだなあ、と思う。
周りの森から舞い落ちた枯れ葉が湯船に浮いています。
秘湯、といった雰囲気。
ただ面倒なのは、内湯から露天まで、裸で移動できないこと。
いちいち着替えて結構な距離をうろうろしなければならない。
これは何とかならんものか、と思う。
専用のガウンを貸与するとか、方法はいくらでもあると思うのだが。
あとは露天の脱衣所のみすぼらしさ、不潔さ、ボロさは味で済まされないものがあるように思う。
基本、温泉旅館なので、当ブログで紹介するには敷居が高いし、また別物であると思いますが、祥風苑つながりで一応記しておきます。

樫田温泉

  • 高槻市田能的谷2
  • 11:00~21:00 
  • 火曜日定休
  • 山荘の浴場施設 
  • サウナなし
  • 全日700円

2020年現在、休業中です

山深く秘湯風

大阪府森林組合が経営する高槻森林観光センター内にある浴場施設。
ホームページを見ると独立しているように思えますが、実際は宿泊施設である槻の郷荘の中にあります。
入浴受付も槻の郷荘のフロントで。
とりあえず山の中です。
外灯ひとつない真っ暗な山道をS字カーブの連続にあわててハンドルを切りながら延々のぼっていかねばなりません。
私が行ったのは2月の夜でしたが、途中凍結注意の看板が。
ちらりと電光掲示板に目をやると-2℃の表示。
いや、街中はさっきまで6℃だったのになぜ突然-2℃?といぶかしみながらも、先ほどから窓の外では小雪がちらつき、道路が絶好のコンディションを整えつつあることに著しく恐怖する。
風呂へ行くのに命がけか。
山水館へ行くほどではないが、ちょっと気軽にひとっ風呂浴びに、というルートではないことだけは確か。
これもうほとんど亀岡じゃないのか?道を間違えたか?もしやつぶれたなんてことは・・と思い始めた頃に右手に「歓迎高槻森林観光センター」のアーチが登場。
ほっと一安心。
街中から実は15分ほどしか走ってないのだが、なんだか手のひらはじっとりだ。
風呂に入るにはちょうどよいってか。
フロントで料金を払ってうねうねと館内を進む。
しばらくいくと男、女と書かれた暖簾が。
脱衣所はいかにも温泉旅館風でロッカー不在。
かわりに貴重品をいれるための鍵付き小物入れがあります。
浴室は想像していたより小型。
京都の中型銭湯ぐらいの規模か。
一切タイルが使われておらず、山から直接切り出したような巨石や石板ですべての内装、装飾がまかなわれてます。
私が感心したのは湯船に給湯する湯口で、奈良の酒船石のような形状をした石組みからお湯が滴り落ちてるんですな。
これは大胆かつ非常にセンスある試みだと思います。
露天がこれまた圧巻。
目の前に広がるのは深山。
黒々とした闇の中に木々がうっそうと生い茂っていて、なんだか怖くなってくるほど。
猪とか闊歩してても全然おかしくないロケーション。
夜なので、よけいにそう思うのかもしれませんが空気の濃さに圧倒される感じ。
ま、設備的にはシンプル極まりないといって良いですし、この料金でサウナも水風呂もないというのはどういうことか、と思わなくもないですが、なんだか雰囲気作りのうまさにしてやられてしまった、というのはあります。
ある意味で集客にあえぐ街中の銭湯が生き残るためのヒントがここにはある、といえるかもしれません。
お湯はぬるめ。
最初はアルカリ性単純温泉かな、と思っていたのですが、特に泉質に関する記載はなし。
街中の銭湯のように普通に地下水なのかもしれません。
私はちょっと固いかな、と思った。
普段使いの銭湯として利用するのは立地的に無理があると思いますが、なにかのついでにたまに利用する分には気分転換になって良いかもしれません。

天神の湯

  • 高槻市高槻町16-5
  • 10:00~24:00 
  • 無休
  • スーパー銭湯 
  • 平日1050円、土日祝1270円
  • 近隣Timesに駐車すると、利用金額に応じて割引券発行

風呂を題材にしたテーマパーク

2012年8月に新規オープンしたスーパー銭湯。
珍しい立地だなあ、とは思う。
普通スーパー銭湯、ってのは大抵郊外だが、ここは高槻センター街のど真ん中で営業。
あんなところにスーパー銭湯ができるようなスペースがあったかなあ?と半信半疑で出かけると、なるほどビル型銭湯でした。
フロントで下足箱の鍵とロッカーの鍵を交換して5Fへ。
5F~屋上までが浴場。
4Fは岩盤浴他。
7Fが予約制の家族風呂。
2F3Fはエレベーターが止まらないようになってますが、釜場になっているのかも。
脱衣所はビル型ゆえか、あまり広くありません。
というか狭い。
混んできたらつらいかも。
まずロッカーの鍵の開け閉めで軽くまごつきます。
なんと感知式。
フロントでもらったリストバンドを近づけると自動的にロッカーの鍵がロック。
私はこういうのをあまり信用できない人で、これ、風呂からあがってきたら突然感知しなくなった、とか、大丈夫だろうなあ、と何度も開けたり閉めたり確認する。
かなり怪しい客。
浴室の扉を開けて驚愕。
もう200店近く風呂屋を巡っているんですよ、大抵のことには驚きませんよ、と思っていたが、いかにそれが浅慮であったかを思い知る。
多分これは5Fの天井をぶち抜いたのだと思うが、浴室入り口から屋上までスロープを描いて階段が延々続いているのにまず仰天。
内装は岩山というか岩風呂をイメージ。
その階段の左右の踊り場的スペースに点在するように湯船と洗い場が設置。
ほとんどアトラクション状態。
実はジェラシックパークザライドです、って言われても驚かないぞ、私は。
いやこれは凄いわ。
よくぞビルの5Fにこれだけのものを作ったものだ、と思う。
敷地が狭いのなら縦に広く、というのが設計時での指針だったと思われるが、それをこのような形にしたのは見事なアイディアというほかない。
また屋上にはつぼ湯他、かけ流しに見えないかけ流し源泉などあるのですが、地上22mってのがもう、なんだか別世界で。
柵の隙間から見える高槻の街並みが新鮮だ。
トイレも設置してあって至れり尽くせり。
ま、初めて行った人は間違いなく驚くと思います。
個人的に気になったのはサウナの温度。
ナノミストとやらを散布する新型のミストサウナらしいのですが、温度が低い。
まるで汗が出ない。
あとはお年寄りはこの階段を上ったり降りたりはちょっとつらいかもなあ、というのがひとつ。
ま、これまでにないスーパー銭湯であることは間違いありません。
ちなみに泉質は単純温泉。
このビルの地下から湧出してるのかどうかは不明。
サイトによると「上宮天満宮の麓から湧き出た」という曖昧な言い回しで判別つかず。
ま、あまりに斬新過ぎるがゆえ、飽きられるのも早いのでは、という気が若干しないでもないが、それは今後の展開次第か。

*記事の内容はすべて2013年のものです。現在とは違っている場合があります。

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