
- 中京区壬生西土居ノ内町44
- 14:00~25:00
- 土曜日定休
- 中型銭湯
- 番台式
- 駐車場あり
機能的で清潔な都市型銭湯
浴室と脱衣所の境目がガラス張りになっており、そこにあまり見慣れぬ格子状の模様がプリントされており、それがなにやら印象的。
きれいに改装されており、清潔感があります。
とりたてて何かが特徴的、というわけではありませんが、ああこれはこれで完成しているな、と思いました。
どこかのコマーシャルみたいな言い回しで恐縮ですが、無駄に何も足さず、なにも引かない、とでもいうか。
ごく近所に弥生湯があるというのにけっこうな繁盛ぶり。
平日の夜9時ごろ行ったのですが、7割のカランが人でうまっておりました。
地元の人はやはり良い銭湯に目ざとい、ということでしょうか。
それともこのあたりは銭湯人口が余所に比べて多いとか。
どちらにせよ安心してはいれる一店。
お湯は43℃くらいでちょうどいい感じ。


- 中京区壬生松原町54-29
- 14:30~23:30
- 水曜日定休
- 中型銭湯
- フロント式
水風呂かけ流し+機能的浴室
浴室は隙なくきれいに改装されてます。
この隙のなさはどことなく左京区の平安湯のよう。
目をひくのが水風呂のオーバーフローかけ流し。
これはうれしい。
現時点で約70軒ほど銭湯を巡り終えていますが、発見したのはここが京都市内で4軒目。
やっぱり気分的に気持ちが良いですよね。
合計4回漬かってしまった。
軽くバカだと自分でも思う。
またこちらの水風呂、あふれでた冷水が洗い場の方に流れていかないように排水に工夫がしてあり、心配りに感心させられます。
珍しいな、と思ったのが薬湯に設置してある座りジェット。
ちょっと他では見た記憶がないなあ、とこの時点では思ったのですが、後々壬生一帯には結構あることが判明。
薬湯の成分をジェットでえぐりこむが如し、ということか。
深風呂に取り付けられた野太いジェットもいい感じです。
トルネードバス風。
いや、文句なしです。
機能的で高い清潔感がある今風の銭湯ですが、体裁だけ整えて終わらないさりげない思慮、独自性があると思う。
これでお湯が熱めだったら常連になってますな。
何故か私の帰る時間になって6人ぐらいの小学生の団体がなだれ込んできましたが、おいおい23時だぞ。
最近の小学生は23時なんて宵の口ですか?
それとも塾帰りに銭湯?
だとすると相当渋いが。
渋すぎて将来を憂えてしまうほどだ。
老若問わず人気店ということの証明、ともいえますな。


- 中京区壬生辻町3
- 15:00~23:00
- 月曜日定休
- 中型銭湯
- 番台式
店の前の路地が未舗装なのがすでにノスタルジー
新旧混淆、といった印象の浴室です。
きれいに改装されている部分もあるのですが、そうでない部分もあり。
サウナは結構年季がはいっています。
湯船もこりゃ相当使い込まれてるな、といった感じ。
何故か水風呂の前にまで所狭しとカランが設置してあり、これは、それだけお客さんがはいった、ということなのでしょうか。
今でも時間帯によっては全てのカランが埋まるのでしょうか。
とりあえず、私の行った時間帯はノーゲスト。
完全貸しきり状態。
一人ゆっくりとサウナを、水風呂を満喫。
深風呂は結構熱め。
43℃を少し超えるぐらいか。
これはなかなか好み。
さてそろそろあがろうか、という頃になってお客さんがパタパタと入ってきましたが、ひょっとすると客の出足の遅い銭湯なのかもしれません。
シャワーの出がいささか貧弱なのが難といえば難か。
とりたてて個性的ななにかがあるわけではありませんが、浴室は広めの作りだし、湯船のお湯はきりりと熱めで、普通に良い銭湯だと思います。
余談ですが、近隣にある壬生寺の方が夜間の電飾が派手で、最初はそちらに迷い込みそうになった。
というか寺がなぜ夜間に電飾?
寺に負けずにがんばってもらいたいものです。


- 中京区西ノ京伯楽町4-5
- 15:00~22:00
- 月、第3火曜日定休
- 中型銭湯
- 番台式
- 駐車場あり
昔ながらの街の銭湯
駐車場は店の隣にあります。
浴室内は部分的に改装されてますが、色濃く昭和。
サウナは結構きてます。
湯船も相当年季がはいってます。
ひょっとしてメンテナンスの問題かもしれません。
おや、と思ったのが浅風呂で、ちょくちょく見かける底に鯉が泳いでいる図案なんですが、なんだかここは底のタイルの青色が濃ゆいなあ、と。
それが鯉を不思議に際立たせていて、古いのに妙に鮮烈な印象を受ける。
なんだか本当に池の中をのぞいているみたいな。
さてこれは老朽化のマジックなのか、それとも湯船が新しいときはもっと素晴らしかったのか。
わかりません。
目をひくのは突き当たりの壁に飾られたガラスにはめ込まれた巨大な絵。
しかしながらガラス自体が古びてしまっていて何が描かれているのかよくわからず。
さらにその絵の下に出窓風に小さなスペースが穿たれているのですが、そこになにか飾ってあるのはわかるものの、なにが飾ってあるのか、これまたガラスが汚れてしまっていてよくわからず。
ひょっとすると以前は浴室はアートな空間だったのかもしれません。
お湯はけっこうぬるめ。
なのに水風呂は脳天がしびれるぐらい冷たいです。
宝湯クラス。
ひとつ気になったのがハンドシャワーのホースで、水垢で黒く汚れたまま放置されている状態。
これは掃除していただきたい、と思う。
たったそれだけのことですべてが不潔に感じられたりするもんなんです。
やたら巨大なジェットバスが個人的には一番気に入りましたが、そろそろこの浴槽は限界では、と思ったりもした。


- 中京区壬生下溝町51-1
- 15:00~25:00
- 火曜日定休
- 中型銭湯
- 番台式
水風呂かけ流しオーバーフローにおおはしゃぎ
人との付き合いでもそうですが、なんだかこう理由もなく肌が合う、肌が合わない、ってのがあるかと思います。
なんだこの書き出し。
大丈夫です、自己啓発とかじゃないから。
えー、私の場合、銭湯にもそれは言えていて、設備も完璧、しかもきれいなのになんだか好きになれない、いや、理屈じゃないんです、というケースがままあったりする。
もちろんそんなことこのサイトでは書きませんけどね。
感覚的に嫌、なんて営業妨害以外のなにものでもないですから。
やんわりと、私情を表に出さずに客観的な見立てだけでお茶を濁すわけです。
勘の鋭い人はああ、あれか、と気づかれるかもしれません。
前置きが長くなりました。
で、蛭子湯ですが、暖簾をくぐったとたん、もう無条件で、ああここなんだか凄い好き、と思ったんですね。
前置きと真逆だったわけですな。
浴室も何も見てないですから、全く直感のみ。
理由もなく肌が合う感じ。
こういうことって滅多にない。
説明できません。
なにやらうきうきしてたのだけは確か。
しかしながらその直感が見事に当たった、とほくそえんだのは1時間後の湯上りの私だったりします。
予知?
とりあえず浴室はきれいに改装されていて、現代的。
オーバーフローする水風呂が目をひきます。
実際に入ってみると上部に取り付けられた吸水口が閉じられており、ほぼかけ流しであることが判明。
これはうれしい。
まあみんなドボンドボン飛び込むこと飛び込むこと。
そのたびに、どざあ、と冷水が洗い場の足元に。
いや、楽しいです。
普段ならむかっ、とくるところですが、かけ流しにテンションがあがるのはよくわかるからなあ。
湯船は左京区の東雲湯風のレイアウト。
深風呂がじっくり熱い。
温度にメリハリがあって実に素晴らしい。
浴室が正方形に近いのも珍しいように思います。
普通は大体長方形ですしね。
過不足ない設備で、かけ流しの水風呂に、熱い深風呂、もう一切文句なしです。
ちょっと場所がわかりにくいですが、この規模ではトップクラスの一店だと思います。
いやーしかし己の直感もかなり磨かれてきたかな、と。
でもあんまりそこを突き詰めるとじゃあ直感で嫌いなところはどうなるんだ、という話になり、ちょっと困るのですが。
ちなみに脱衣籠は手渡ししてくれます。
恐縮しますな。
いささか近隣のコインパーキングまで遠いのが唯一難か。


- 中京区麩屋町通蛸薬師上ル坂井町473
- 15:30~24:00
- 土曜日定休
- 中型銭湯
- 番台式
- サウナなし
繁華街にあるレトロな銭湯
中学生ぐらいの頃から、ああこんなところに銭湯があるなあ、というのは認識してましたが、まさか実際に行くことになるとは思ってもみませんでした。
というのも、新京極、寺町といえば京都最大のショッピングモールであり、観光客相手の店が軒を並べる繁華街であって、銭湯へ行くために風呂桶もってうろうろするようなところではないからです。
ま、それは今はなき寺町三条の桜湯にこそ当てはまることなのかもしれませんが。
しかしまあ、明治湯も麩屋町蛸薬師にあるわけで、近隣に住んでいない身としては、やはりこの立地でひとっ風呂、ってなんだかものすごい違和感があります。
一体どういう人たちがこのような場所の銭湯を日常的に利用しているのか、全然想像できなかったりする。
周りにマンションや住宅はないと思うのだがなあ。
暖簾をくぐってさらにその思いは加速。
街中の銭湯ということで、勝手に玉の湯や初音湯みたいなピカピカのモダンを想像していたのですが、先入観を覆してレトロ。
不潔感はありませんが、浴室は湯船周りを除く改装にとどまり、サウナもなく、昭和の濃厚な残り香があり。
遠方からも来客が、って感じではありません。
でもそれなりに人は入ってるんですね。
お互い会釈されているところを見ると常連さんっぽいですが、はて、どこから通っておられるのだろうと。
その答えは脱衣所の常連用籠をみて判明。
籠の側面に屋号が。
ああそうか錦市場か、と。
どうやら近隣の個人商店で働く人が主な客層のようです。
納得。
常連用籠の内のひとつに、昔の知り合いのやっている店のものがあり、軽く驚いた。
長らく連絡を取っていませんが、あいつこんなところに通ってたのか、と不思議な邂逅に失笑。
正直、これといった個性みたいなものはありませんが、きちんとニーズはあるようです。
深風呂がしっかり熱いのは良し。
円形の風呂に魅せられる人も中にはいるかもしれません。


- 中京区壬生松原町 15-3
- 10:00~25:00
- 無休
- スーパー銭湯
- フロント式
- 平日720円 土日祝850円
以前とほぼ変わらず
2014年6月、やまとの湯壬生店の閉店にともない、名義を変更してはなの湯としてリニューアルオープン。
施設設備はそのまま利用されてます。
経営母体である大和システムの倒産後、企業再生事業を手がけるスピードパートナーズがやまとの湯グループを支援していましたが、ここに来てさらに一気に5店舗閉鎖。
現在残っているやまとの湯は国内4店舗だけです。
近畿圏では平野店、河内店、大津店が健在。
で、はなの湯ですが、適度に内装は新しくなってはいるものの、大方の予想通りやまとの湯時代とほぼその様子は変わりません。
受付カウンターの位置が入り口左手に移動、靴箱の鍵を預けなくてもよくなったのがささやかなマイナーチェンジか。
浴室内のレイアウトも全く変わらず。
愛想なしだった壁面に新たにペンキ絵が描かれているのが好印象ですが、ちょっと子供っぽい印象。
同じペンキ絵なら宇治のもなこの湯の方が迫力があるように私は思いました。
残念だったのは個人的にお気に入りだった露天風呂の蝋燭型電飾が全部撤去されていたこと。
あれが京都らしさを醸していたのに。
熱心に通っていたわけではないので、撤去時期が改装と同時だったのかどうかはわかりませんが。
備長炭で濾過されていた水風呂も備長炭らしきものが見当たらず。
決して悪くはないんですが、総じて平均化してしまった印象。
湯~なび関西でゲットできたクーポンも現在はなし。
まだリニューアルしたばかりなのでこれからどう展開していくのかわかりませんが、料金据え置きの英断は評価するものの、やまとの湯時代を超える一手は見えてこないように私は感じました。
そういう意味では玉光湯ひじりのねとやり口は非常によく似ているように思います。

*記事の内容はすべて2012年のものです。現在とは違っている場合があります。

