
- 右京区嵯峨北堀町13
- 15:00~22:30
- 日曜日定休
- 小型銭湯
- 番台式
- サウナなし
昔ながらの街の銭湯
相応にメンテナンス、部分的に改装されてますが、昭和が香ります。
サウナがないのが残念ですが、思ったより明るい浴室に陰気な印象はあまりなく、古さゆえのわびしさは思ったより感じません。
私が行ったのは21時半ぐらいだったのですが、お客さんはじいさんがひとりだけ。
そのじいさんも私と入れ替わりに出て行って、そのあとお客さんはなし。
貸切状態で誰に気を使うことなく自由にあれこれ満喫したわけですが、やっぱり銭湯ファンとしてはあまり素直に楽しめません。
大丈夫なのか?と。
22時10分ごろになってお店の身内の方らしき人が脱衣所にこられてご主人となにか話しています。
ああ、これはひょっとして私があがるのを待っているのかも、とあわてて片付けて着替えた後、お店を後にしたのですが、そのとき後ろ手に、お店の身内の方が服を脱いで浴室に入っていくのが見えました。
ああ、終い湯を待っていたのか、と。
ちょっと感心しました。
客は私一人だけなんだから入ってくればいいようなものを、あえてお客さんがあがるまで待つ、という奥ゆかしさに職業意識の高さを感じました。
こういう銭湯こそ末永くがんばって欲しい、と思った次第。
正直、とりたててアピールできるものは少ないと思いますが、不愉快に思う部分は一切なし。
お湯はぬるめ。


- 右京区西京極大門町19-4
- 14:00~25:00
- 火曜日定休
- 中型銭湯
- フロント式
- 駐車場あり
地下1000mから湧出する天然温泉
さて、銭湯には失笑してしまうような安いコマーシャリズムや真贋の定かでないギミックがままあり、それを楽しむのがこれまた醍醐味であったりもするのですが、ここは本物。
本当に温泉が湧いておりました。
赤茶けた色に変色した排水溝の蓋と独特の匂い、ああこりゃ間違いない、と。
京都市には温泉はない、というのが長い間定説でしたが、琵琶湖がすっぽり収まるほどの豊富な地下水の水源の下に、さらに太古の水源があったようで、最初にこれを掘り当てたのは嵯峨の天山の湯だとか。
分類上は塩化物泉(純食塩泉)らしく、その色合いから鉄分が多そうに感じられますが、実は圧倒的にナトリウムイオンが多く、なめると塩辛い。
療養泉にも指定。
飲んでもかまわないようで、飲用の蛇口が露天についていて2重に驚き。
いやもうこりゃほとんど反則だな、と。
これを450円で提供された日には余所は太刀打ちできませんよ。
温度は結構ぬるめなのですが、実際に漬かってみると湯上りになかなか汗がひかない。
こりゃ冬場は重宝するかも。
源泉かけ流し、というのもうれしい感じ。
京都市では温泉そのものが貴重、というのもありますが、それを追加料金を取らずに提供するご主人の心意気に感服です。
文句なし。
余談ですが、こちらの駐車場は車庫入れにそれなりのテクニックを必要とします。
特に奥のスペースは頭から突っ込むと絶対に出るときに後悔します。
要注意。


- 右京区西京極西川町39-7
- 15:00~23:00
- 月曜日定休
- 中型銭湯
- フロント式
- 駐車場あり
露天の開放的を満喫
上京区の京極湯とは同名別銭湯。
建物自体が非常に新しいように感じました。
浴室、脱衣所、ロビーともにきれいで現代的です。
湯船の意匠がなぜか伏見区の大正湯と同じ。
他にもどこかで見かけたなあ、どこだったか。
多くの全改装された現代的銭湯がそうであるように、こちらも若干殺風景で、そっけない感じではありますが、その分貼り紙が多い。
所狭しと注意書き。
まあ書いてあることは常識的なことばかりなのですが。
マナーの悪いやつが居るんでしょうな。
たぶん次はサウナに風呂椅子を持ち込まないで、と貼られると思う。
規模の割には湯船が広めなのがいい感じ。
一体型の浅深風呂なんて一度に6人ぐらいははいれそう。
特徴的なのは露天で、いささか郊外な立地のおかげもあるのか、すこん、と広く夜空の星々がおがめます。
市内の銭湯とは思えぬ開放感。
カランも2箇所設置されているので、露天で体を洗うことも可能。
広い駐車場もあって安心の一店。
近ければちょくちょくくると思います。
お湯はぬるめ。


- 右京区梅津林口町5-68
- 14:00~23:00
- 火曜日定休
- 中型銭湯
- フロント式
きれいに改装された街の銭湯
ブックオフ梅津店の裏にある銭湯。
浴室はきれいに改装されてます。
きれいに改装されてるんですが、ところどころタイルの剥落が。
これは改装が余所に比べて恐ろしく早かったということなのか、それとも工法になにか問題があった、ということなのか。
わかりません。
まあ、よくみないと気づかないことではありますが。
すいません重箱の隅をつつくようなことを書きまして。
サウナの腰掛けがレンガで組まれていているのが印象的でした。
なんだか熱伝導率がよさそうだ。
いや、悪いのか?
外観だけそういうデザインなのかもしれませんが。
大きく個性的なアプローチはありませんが、これはちょっと、と思える部分も見当たらず、安心して入れる一店だと思います。
個人的には水があまり塩素臭くなくていい感じでした。
唯一のネックは駐車場がなく、近隣にコインパーキングもないことか。
一番近いコインパーキングで7~8分歩かねばなりません。
ごく至近距離に冒頭で書いたブックオフがありますが、22時で閉まってしまうし、その向かいのフレンドマートも21時45分で閉店だ。
もちろん買い物もしないのに車を止めてはいけません。
番台に珍しく30~40代と思しきおっちゃんが座っていて、いらっしゃい、と景気よく迎えてくれたのが記憶に残りました。
銭湯であまり働き盛りは見かけない、という悲しい現実を浮き彫りにしていたりもするわけですが。


- 右京区太秦安井北御所町4-6
- 15:00~22:00
- 金曜日定休
- 中型銭湯
- 番台式
きれいに改装された街の銭湯
近隣にコインパーキングがなく、一番近いコインパーキングで花園駅の横なので、車で行くのはちょっと不便かもしれません。
あまり自信はないのですが、お店の横の未舗装のスペースがひょっとしたら御所の湯の駐車場かもしれません。
帰る時になって気づいたので確認できず。
浴室内はきれいに改装されてます。
ちょっと照明が暗すぎるか、と一瞬思ったのですが、この暗さだと足元の淡い藍色と煉瓦色の組みあわさった石板風のタイルが妙に映えるんですな。
ひょっとして計算?
いやまさかまさか。
中央の円形の湯船が目をひきます。
大きさからしてもしや人間洗濯機か、と色めきたったのですが、違いました。
意味づけとしてはこれが深風呂のよう。
珍しいレイアウトではあります。
おや?と思ったのが水風呂で、普通に水道の水の温度。
冷たくもなんともなく、真夏の人だらけのプールに漬かったような感触。
故障なのか、この温度がこちらの銭湯のスタンダードなのか、不明。
お湯は43℃ぐらいあってちょうどいい感じ。
不思議に閉店までお客さんは途切れず、常に浴室には2、3人の状態。
地元では密かに人気なのかもしれません。
打たせ湯のためにブースを作る、という発想がなにやらほほえましい感じ。
これで腰掛けがあったら京極湯。


- 右京区花園岡ノ本町7の1
- 16:00~22:00
- 火、第3水曜日定休
- 小型銭湯
- 番台式
小ぶりながらもどこか印象に残る一店
見事なまでに周りにコインパーキングがなくて。
相当うろうろしましたが一切発見できず。
妙心寺の方まで行けばあるのかもしれませんが、さすがに妙心寺から歩くのは遠い。
お店の入り口が130号線に面しておらず、路地をはいった先にあるのですが、どうやら路地に、一台なら停めても大丈夫なようです。
それに気づいたのは他の客が停めるのを見て、なので、私は停められなかったのですが。
暖簾をくぐると店のご主人が「10時までなんですがよろしいでしょうか」と一声。
軽く感動しました。
閉店10分~20分前ぐらいで問答無用で電気が落ちて、お湯が循環しなくなる店が多い中、わざわざあらかじめ声をかけていただけるとは恐縮です。
浴室はどちらかといえばこじんまり。
微妙だがやはりこりゃ小型、か。
しかしながら反してカランの数は結構多い。
鞍馬湯風。
ちょっと気になったのは湯船の内側のタイルの老朽化。
変色して元の色がわからなくなってる。
古びているのはそこだけなので、惜しい、と思う。
それ以外はきれいに改装。
内装に色んな柄のタイルを使っているので、カラフルな印象も受けます。
驚いたのは水風呂がオーバーフローかけ流しになっていること。
しかも泡風呂仕様。
ざんざか溢れております。
意外なところで出会ったな、という感じでじっくり堪能。
かわいらしかったのは遠赤サウナのヒーターの上に鍋が置いてあったこと。
自家製スチームサウナということか。
多分中には水が入ってるんじゃないか、と思うのですが高い位置にあって、確認できず。
お客さんは老若問わず結構はいってます。
うまく説明できませんが、その人気、わかる気もする。
駐車場さえ確保できればまた来てもいいな、と思った一店。


- 右京区嵯峨野宮の元町55-4-7
- 10:00~25:00
- 第3月曜日定休
- スーパー銭湯
- 全日1050円
金閣の湯で温泉を満喫
京都市内で初めて塩化物泉を掘り当てた銭湯。
もちろん目玉は温泉なわけで、私も開店当初は温泉に興味をそそられてそそくさとはいりに行きました。
露天が温泉になっており、金閣の湯、銀閣の湯と2種類用意されているんですが、多分塩化物泉は色合いからして金閣の湯の方。
銀閣の湯の方は白濁しているんですが、これも塩化物泉なのかどうかよくわからず。
内湯より幾分湯温が高めで快適です。
冬場は重宝しそう。
ただ、こちらの金閣、銀閣の湯、湯船が意外と小さい。
ちょっと混んでくるとはいりたくても入れない状況に。
それは浴室にも言えていて、通路が他のスーパー銭湯にくらべていささか手狭。
色んな設備を限られたスペースにぎゅっと押し込めた印象。
露天に大きくスペースを割いたのかもしれませんが。
で、問題は天山の湯が結構な繁盛店であることにあって、時間帯によってはカランの確保で精一杯、後は浴室内で流浪の民、という状況に陥ることがままあります。
脱衣所もお客さんの数の割には狭い。
ここまでお客さんが入るとは、事前に予測していなかったのかもしれません。
まあお店の側にしてみたらうれしい悲鳴なんでしょうが。
ただ個人的には、決して安くはない料金を払って、人の多さに辟易してかえって疲れてしまうのではまるで意味がない、と思う次第。
同じ塩化物泉なら天翔の湯でもはいれるわけですし。
すいている時間を狙っていくのがいいのでしょうが、それでも1000円という入浴料に見合うかどうかは、個人的には微妙。
1000円なら、使っているお湯は全部温泉、ぐらいのことはして欲しかった。
まあ私ごときがどうのこうのいったところで実際人がどんどん入っているのだからこれで正解、ということなんでしょうが。
外に出なければ何度でも再入浴可なので風呂以外に食事を楽しんだりとか、付加価値を求める人のための施設といった方がいいかもしれません。
施設内のレストランは評判が良いようです。

*記事の内容はすべて2012年のものです。現在とは違っている場合があります。

