
- 宇治市大久保町田原76-2
- 10:00~26:00
- 無休
- スーパー銭湯
- フロント式
- 全日500円
格安な入浴料と深夜までの営業が魅力
宇治市のみならず、京都府下を見回しても相当に早い時期にできたスーパー銭湯だと思う。
ひょっとすると初めて京都にできたスーパー銭湯かもしれない。
まあ内実はスーパー銭湯というよりは大型銭湯、といった感触ですが。
私が初めて行ったのは2009年ぐらいだったのですが、正直寂れておりました。
遅い時間でもないのに浴室には客が3、4人。
おいおい大丈夫なのかこの店、と思った記憶がある。
脱衣所のロッカーはぼろぼろだし、設備も老朽化。
いまどき人間洗濯機が鎮座しているのにも驚かされた。
スーパー銭湯も古びていくのだ、という概念が私の中になかっただけにこの光景は軽く衝撃でした。
ロビーも、寝転がってるむさくるしいじいさんだらけでなんだか怪しい雰囲気。
こりゃ長くはないかも、と正直思った。
ところが2011年、突如リニューアル。
おおむね手が入ったのはロビーやお店の雰囲気作りで、浴室はあまり変わってなかったりするのですが、はいってびっくり、人だらけ。
突如人気店に。
昭和レトロ銭湯というコンセプトの元に昭和グッズをあれこれ店内に飾るのが功を奏した、とは思えませんが、とりあえず、うらぶれた雰囲気は解消してました。
浴室で変わったのはあかすりが併設されたのと、深風呂がトルマリン風呂になったのと、露天が半分寝風呂仕様になったぐらい。
ああ、サウナでロウリュウをうちわであおるサービスが始まったか。
大規模な改装は特にないのになぜこんなに人が集まるようになったのか、個人的には不思議でなりません。
実は多くの人は設備云々より、雰囲気につられて行動するものなのかもしれません。
どちらにせよ、これだけたくさんの客が来るようになったのだから、経営者は利口だった、ということなんでしょうなあ。
改装前からのここの特色は、シャワーの水流の強さ。
もうノズルが外れんばかりの勢いで噴出。
多分京都府下最強。
ここより強力なシャワーは見たことがありません。
後は露天にあるジェット式の打たせ湯が肩をえぐらんばかりの勢いでほとばしってるのが好きだったのですが、なぜか改装後水流が弱めになって残念。
まあでも最大の魅力はやっぱり料金でしょうな。
500円で駐車場も完備でサウナもOK、というのはかなりお得感があります。
宇治周辺の銭湯はサウナ別料金で駐車場のないところが多いですから、下手をすると1回の入浴で500円以上になってしまうこともままあるんですね。
だったらもなこの湯でいいか、ってどうしたってなる。
遅くまでやっているのも魅力。
個人的にはもう少し湯が熱めだったらもっと足を運ぶのですが、スーパー銭湯はどこもこんなものか。
使い勝手の良い銭湯だとは思います。


- 宇治市莵道藪里23
- 14:00~22:00
- 水曜日定休
- スーパー銭湯
- 平日600円、日祝650円
高い清潔感のある機能的銭湯
08年、突如新規出店した銭湯。
スーパー銭湯ができる、との前評判でしたが、いざ蓋を開けてみると普通に中型銭湯で、正直立ち位置は微妙なように思います。
なにがひっかかってるか、というとそりゃもう料金に他ならないわけで、もなこの湯を含め、サウナ込みで平均500円程度の宇治市内の銭湯の中にあって、中型規模で600円、というのはいかがなものか、と。
新しいお店なので、当然きれいで清潔感がありますが、特に設備が凝っているわけでもありません。
一通りそろってはいるが平均的。
内装も近年の機能的銭湯にありがちなそっけない感じで愛想なし。
オリジナリティの高い仕掛けがあるわけでもなし。
確かに立地は絶妙だと思います。
地図を見るとわかるかと思いますが、この辺りって、完全な銭湯空白地帯なんですね。
ここに出店を決めた経営者はちゃんとリサーチしてるなあ、と思う。
減っていく一方の銭湯業界にあって、新規出店があったことは喜ばなくてはならないのかもしれませんが、これぐらいの規模でやるのであれば私は組合と同じ料金でがんばっていただきたかった。
これで450円だったらよくぞやった、と絶賛したと思う。
私が行ったのは平日でしたが、お客さんはちらほら。
土日は混むのかもしれませんが、さて地元で愛されているのかどうか判別つかず。
せめて温泉だったら納得いったのですが。
決して悪くはありませんし、普通に快適ですが、満足か否か、と問われると微妙。
ま、必要とするお客さんがいる限り私がとやかく言うことではありませんが。
水風呂が広めなのはいい感じでした。
お湯はぬるめ。


- 宇治市大久保町大竹52
- 10:00~25:00
- 無休
- スーパー銭湯
- 全日1000円
塩化物泉大盤振る舞い
13年9月にオープンしたスーパー銭湯。
建物が69号線に面していないので、夜行くとうっかり通り過ぎてしまうかもしれません。
スーパー銭湯であることを指し示すネオンは何故か隣のガソリンスタンドの価格表の上に設置してあり、一瞬どこから車で進入すればいいのか迷います(2020年現在、スタンドがつぶれてわかりにくさは解消されました)。
施設そのものはさほど大きくはありません。
近隣のスーパー銭湯と比べても小さい方。
館内は派手な色使いを排して、地方の温泉旅館風の雰囲気。
上方温泉一休やほたるの湯と同じベクトル。
浴室もさほど広くはありません。
混んでくるとちょっと辛いかも。
内風呂の天井を見上げると大きな丸太をずどんと通した梁が組んであり、古い倉庫だか蔵だかの中にいるよう。
最近新しくできるスーパー銭湯はこの手の演出が多い。
まあ、無難なんでしょうなあ。
浴室内の設備は多様性に富んでいる、というより必要最小限を整えた印象で、あれこれ楽しんでください、というより、しっぽり温泉を満喫してください、といった方向性。
私が軽く驚いたのはジェットバス、打たせ湯等がないこと。
これはなかなか大胆だと思う。
しかしその手のマシン不在を補って余りあるのが露天の巨大な温泉でしょうな。
京都府下に塩化物泉が湧いている銭湯はいくつかありますが、そのどこよりも湯船は大きく作られています。
軽く20人以上は入れる。
なかなかの大盤振る舞いだと思います。
毎分何リットルの湧出量なのか知りませんが、府下の温泉を謳う銭湯(単純温泉を除く)がどこも大きな湯船では提供をしていないの鑑みるに、きっとこれ、維持管理が大変なのではないだろうか、と思うわけです。
いや詳しくは知りませんが。
つぼ湯まで塩化物泉なのは感心した。
さらに私をぐっとひきつけたのは内湯の炭酸泉。
最近ではあちこちで見かけるようになった炭酸泉ですが、こちらの炭酸泉、私がこれまで巡った銭湯の中でも屈指の濃度。
恐ろしく気泡が体に付着します。
付着しすぎてなんだかもう暖かいのか肌寒いのかわからなくなってくるほど。
これはなんとも気持ちが良い。
内湯の一角を朝風呂にするのではなく、あえて高濃度炭酸泉にするとはなかなか目利きが居るな、と一人ほくそ笑んだりした。
秘かに温泉に準ずるセールスポイントだと思います。
また、ジャグジー、薬湯できちんと温度差が設けてあるのにも感心しました。
スーパー銭湯では、ほぼこの手の試みはなされてません。
のんべんだらりと41~2度で統一、というのがセオリーですが、こちらはきっちり薬湯42~43℃をマーク。
熱さでぐっと身がひきしまる思い。
なんだこれ、思ったよりいいじゃないか、と。
限られたスペース、限られた設備で、温泉のみに依存せず、私のような小うるさい客をも納得させるための工夫が見受けられる一店だと思いました。
1時間を越えて居座ってしまった。
あとは料金か。
近隣の銭湯、スーパー銭湯が軒並みサウナ込み500円ではいれる環境下にあって、さて1000円、というのはどうだろう、と。
倍ですしね。
温泉や食事処に価値を見出せるかどうかだと思いますが、複合施設としての楽しみ方を求める客にとっては微妙かもしれない、と思いました。
ちなみに私が行ったのはオープンから3日目の金曜日の夜遅くですが、オープンしたばかりの割にはあまりお客さんが多くないのも気になった。
個人的には結構気にいったので繁盛してもらいたいところですが・・・。
街中の銭湯の割にはお湯があまり塩素臭くなく、肌あたりが良い、と思ったのを最後に付け加えておきます。

*記事の内容はすべて2013年のものです。現在とは違っている場合があります。

