枚方市の銭湯【大阪】

天の川温泉(閉店しました)

  • 枚方市岡本町11-1
  • 14:00~23:00
  • 毎月6日、16日定休
  • 小型銭湯  
  • 番台式 
  • サウナなし

最強にして最懊

もちろん上には上がいるわけですが、まあ私も結構な数の銭湯をこれまで巡ってきたわけで、大抵のことには驚かないよ、と自分でも思っていましたが、それでも現実は常にその上を行く、と今回思った次第。
びっくりした。
心の底から。
こういう店がまたイオンの隣にぽつねん、と存在するってのがなんだかもうミラクルだ。
まず、脱衣所からして凄かったりはします。
足元のゴザが原子に還りかけてます。
そして浴室。
浅、深風呂、カラン、以上。
一切の装飾なし。
シンプルに白タイルで統一。
じっくりといぶりだすように老朽化。
鑑別所の風呂かと思った。
いや、入った事ないですけどね。
涙ぐましいまでの努力であちこち手作業で補修されてるのはよくわかるんです。
しかし、これを楽しめ、というのはいかな銭湯の達人といえどあまりに難題であろうと。
せめてタイル絵であるとか、タイルそのものに凝るとか、水風呂を設置するとか、あればまた感触も全然違ったと思うのですが、あまりに淡白、あまりに設備に無頓着。
すいません、私はお手上げです。
どうしてよいやらわかりません。
実は銭湯好きにとっての踏み絵としてこの店は存在するのでは、などとわけのわからない妄想が脳内をうごめいたりもしましたが、すべてが私にはもう無理。
余談ですが、私が入浴しているときに、おじいちゃんが一人一緒に入ってたのですが、そのじいちゃん、私が浴室を出るときに突然がばりとこちらを向き直り、「ありがとうございました」と景気よく一言。
あんた、店主やったんかい!

極楽湯枚方店

  • 枚方市招提田近3-8-1
  • 10:00~26:00
  • 無休
  • スーパー銭湯  
  • 全日450円

たった450円で充実のスーパー銭湯

これだけの設備を450円で提供された日にはたまったもんじゃない、というのが街の銭湯の偽らざる本音ではないでしょうか。
2000年頃は15店舗あった枚方の銭湯がたったの4店舗(2020年現在)に減ってしまった遠因は間違いなく極楽湯にあると思う。
そりゃ同じ料金で、温泉プラス広い湯船でゆったりリラクゼーションできます、ときた日には普通こちらを選ぶでしょう。
街の銭湯派の私ですら、色々な個人的こだわりに蓋をすればこちらの方がいいと思う。
もうこれは止められない「流れ」なのかなあ、とも思う。
町の小さな書店が大書店に、大書店がブックオフとAmazonに駆逐されていったように。
レコードがCDに、CDがダウンロードに蹴散らされていったように。
街の銭湯になにか価値を見出すとしたら、歴史であったり、機能性にこだわらないオリジナリティであったりするしかないわけで、しかしながらそれもせいぜい好事家が喜ぶ程度の狭い世界でのカルトでしかないわけで。
根こそぎひっくり返すとしたら地域の住民全てが熱心な銭湯ファンとして、それぞれに一家言もつ、ぐらいの状況にならないことにはどうにもならない、と思うが、それもほとんど妄想に近い見果てぬ夢だ。
せいぜい私に出来ることは同じ土俵で、みなさんの審美眼にさらすための情報を提供するぐらい。
せめて共存できないか、とあれこれ思い悩む昨今。
前置きが長すぎました。
とりあえず設備は一通り充実してます。
水風呂がどーんと広くしかも浅風呂仕様なのが、スーパー銭湯にしては珍しい感じ。
もう、いつまでも入ってられます。
お迎えがくるのではと思えてくるほどに。
露天には主たる湯船以外にマイクロバブルバスと釜風呂、薬湯が設置。
この釜風呂がなかなかいいんです。
要はスチームサウナなんですけど、室内にため湯があり、自由にかぶったり腰掛けを流したり出来るんですな。
やたら薄暗く天井が低いのも良い。
閉鎖性にやみつき。
薬湯がこれまたなかなか快適。
何故か正面に体長15cmほどのお地蔵さんが据えてあり、なんだか意味なくありがたい感じ。
島原温泉?
泉質は低張性-弱アルカリ性-低温泉。
多分温泉なのは露天の湯船ひとつだけ。
いつものごとく気になったのは湯温で、もう少し温度が高めの湯船をせめてひとつ、と思ったのと、あと、あまりの人の多さ。
もう凄まじい混雑振りなんですよ。
土日に行ったのがまずかったのか、浴室内で完全にフルチン流浪の民状態。
お湯に漬かれません。
しかしまあ、450円でここまでやられては文句の出ようもありません。
ちなみに平日は京阪樟葉駅とJR松井山手駅から無料送迎バスあり。
どこまでがんばるのか、って感じだ。
多分極楽湯がさらに店舗数を増やしていけば街の銭湯は全滅すると思う。
あと、ちょっと不思議だったのが、入り口横の冷蔵庫。
ご自由にお使いください、とあったが、別にいらない気もする。

*2020年現在、炭酸風呂が追加され、薬湯がなくなりました。

スパバレイ枚方南

  • 枚方市津田山手1-24-1
  • 08:00~24:00
  • 無休
  • スーパー銭湯  
  • 全日450円(土日は駐車料金300円必要)

岩盤浴、着衣サウナに価値を見い出せれば良店かも

とりあえず迷いました。
そもそも目印にしていたコンビニを間違えていた、というのが大きな要因なのですが、307号線側から行くと看板も何もないんですよ。
私のようにナビ非搭載、周辺地理に不案内な人間には恐ろしくわかりにくかった。
え、こんなところにあるの?といいたくなるような閑静な住宅街の中にどーん、とそびえ立っております。
こちらの売りは「着衣サウナ」。
フロントで貸し出してくれる室内着に着替えて、男女同衾で4種類の低温サウナを楽しめるという趣向。
また着衣サウナルーム休憩室には、漫画6000冊にインターネット、ジュースバー等完備。
ほとんどネットカフェ状態。
ただし、着衣サウナを利用する場合は平日1500円、土日祝1700円必要。
カップルで利用する人にとってはいいかもしれません。
しかし、いくら低温サウナといえどやはり汗をかくだろうに、と私は思うのですが、その汗を流さぬまま漫画読んだり、ネットしたりするの?と少々疑問。
着衣サウナルームと浴室は階数が違うんですよね。
私は風呂は一人でじっくり入るもの、という人なので、当然着衣サウナは利用せず、中の様子も見ていないのでどういう状況なのかわかりませんが。
で、浴室ですが、それほど規模は大きくありません。
設備も初期のスーパー銭湯的。
露天が充実してるのかな、と思いきや、露天には温泉とつぼ湯があるだけで、なんとなくスペースを持て余している感じ。
とりあえず露天にある温泉はなんだか安っぽいぞ。
湯船の中に設置してある3色ライトがその原因なわけですが。
昭和の街の銭湯か。
ただ、こちらががんばってるな、と思えるのはサウナを利用しなければ450円で浴室を利用できるサービスをやっているところ。
これはやはり同じ枚方市にある極楽湯を意識してのことか。
450円で利用できるのなら悪くはないかも、と思う次第。
ま、その分、枚方の昔ながらの街の銭湯は悲鳴を上げているかもしれませんが。
ちなみに温泉は能勢アートレイク温泉からの運び湯。
力の湯と同じですな。
個人的には水風呂がなかなか大きめなのと、水風呂横にお湯、と冷水両方のかけ湯が設置してあるのが好感触。
なぜか脱衣所がやたら広いのもいい感じ。
設備派には幾分ものたりないものがあるかもしれないし、立地の不利もあるかと思いますが、近隣に住んでいるなら重宝する一店となるかもしれません。
おそらく浴室だけでその価値を判断する施設ではないのだろうと思います。

*記事の内容はすべて2013年のものです。現在とは違っている場合があります。

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