
- 北区紫野上門前町16の1
- 15:00~27:00
- 水曜日定休
- 中型銭湯
- フロント式
- 駐車場あり
紫野で温泉旅館の風情を味わう
10年ほど前に何度か入った事があります。
ああ、ここも変わってないなあ、と。
ベクトルとしては山科の遊湯に近いものがあると思う。
温泉旅館を模する、というスタイル。
ただこちらの場合、浴室よりも、門構え、ロビーに力を入れられたよう。
正直浴室は狭いです。
浴室だけで判断するなら小型銭湯、といっていいぐらい。
普通この規模なら一体型の湯船にするところを、何か考えがあったのか、浴槽を個別にしてあるので、それぞれの浴槽の定員が露天を除いてほぼ1名。
個人的にはそれがいささか辛い。
色々見どころはあるんです。
超音波気泡のミルキー風呂とか、冷水管枕に寝そべるタイプの全身マッサージ風呂とか。
特にマッサージ風呂はかなり気持ちいいです。
足の裏、ふくらはぎ、腰、肩と一気に水流が襲う。
マッサージ風呂の隣にあるスクリュー風呂はちょっと不思議な感じですが。
なぜか湯船の中にスクリューを起こすマシンが鎮座しているんですな。
なぜこれを湯船の外側に取り付けられなかったのか、がよくわからない。
スペースの問題か。
それはともかく、どの湯船も誰か人が入ってたらその人が出るまで待ってなければならないんですよね。
しかもけっこうな繁盛店、ときた。
平気な人は平気なのかもしれませんが、私は脱衣所を削ってでももう少し浴室を広くして欲しかった、と思った次第。
風情のある一店ですが、好みは分かれるかもしれません。
やろうとしていることは意欲的で、応援したいなあと思うのですが。
しかしこのあたりの銭湯はこれだけ店舗が密集しているのにもかかわらずちゃんとそれぞれにお客さんが入って、現在も鋭意営業中、というのが凄いと思う。
大徳寺温泉や門前温泉なんてここから歩いていける距離にありますよ。
紫野の人間はどれだけ風呂が好きなのか。
え、お前が言うな、って?


- 北区紫野門前町29
- 14:00~26:00
- 木曜日定休
- 中型銭湯
- フロント式
きれいに改装された街の銭湯
入り口、脱衣所、浴室に至るまできれいに改装されており、清潔感があります。
下京区の弥生湯と似た感じ、といえばわかる人にはわかってもらえると思う。
一通り設備も充実、機能的で隙なし。
ただまあこの手の銭湯がよく陥りがちなパターンとして、結構殺風景でそっけない感じではあります。
特ににこれといって特徴あるものも見当たらないのですが、しいて言うなら、商店街の中、という立地で露天があることが、がんばったなあ、ってな感じか。
空は狭いし遠いですが、ちゃんと月が見えましたよ。
お湯の温度はややぬるめ、といったところ。
しかしまあ、やはり一番利用者にとってうれしいのはこれだけの設備の銭湯が夜中2時までやってることですかね。
そういえば何年か前に夜中に入りに来たことがあったな、と懐かしく思った門前町の夜でございました。


- 北区紫野下石龍町1-3
- 15:00~23:30
- 火曜日定休
- 中型銭湯
- フロント式
希少な対面式ジェットバスを堪能
昔ながらの銭湯。
相応に手を入れてはいるようですが、昭和の面影が漂います。
設備は一通り完備。
おや、と思ったのが、湯船のジェットで、普通この手の代物は大抵浅風呂についているものですが、何故か深風呂に設置。
しかも向かい合っている状態。
おかげで深風呂の中心部は大時化状態で、ああこりゃなんだか楽しいなあ、と。
真ん中に漬かると軽く翻弄されます。
これを紫野の大渦、とでも名づけて売りにする、というのは充分ありだと思う。
後はサウナにマットが欲しいところ。
足元から熱気が昇ってくるわけではないのに、なにやら尋常ではなく尻が熱いんですよ、これが。
足元のタイルも立ってられないほど加熱。
それほど温度が高いわけでもないのに不思議だ。
ひとつ妙に思ったのが、電気風呂と浅風呂の接合部の隙間で、こればっかりは見てもらわないとわからないと思うのだけれど、普通これぐらいのスペースなら内部でつなげないか?と。
うーむ、よくわからん。
お湯は43℃ぐらいでちょうどいい感じ。
ちなみに脱衣所ですが、ロッカーの前の一部の床が陥没しかかってます。
踏むと沈む。
いや、冗談抜きで大丈夫かと思う。
これも味、で片付けられんでしょう、さすがに。


- 北区紫野東御所田町15
- 15:00~24:30
- 月曜日定休
- 中型銭湯
- 番台式
夜空を見上げながらゴシゴシと体を洗おう
脱衣所は常連さんの桶でいささか雑然としてますが、浴室はきれいに改装。
特徴的なのはこの規模で露天があること。
庇にさえぎられてはいますが、小さく夜空が。
また露天にはカランが二つ設置されており、野外で体を洗う開放感も味わえます。
これはあまり見かけない趣向。
あ、京極湯や山城温泉もそうか。
雨が降ったらどうなるのだろう、と思いつつ次は必ず露天で体を洗おう、と心に誓いました。
多分、次、来た時には忘れてしまってるんだろうけど。
面白いな、と思ったのは深風呂の内側に設置された小さな腰掛けのようなでっぱりで、ここに座るとちょうど胸ぐらいまで漬かれる状態になるんですな。
ずーっと座ってられます。
なんだかもう出れなくなります。
ちなみに表の結構目立つ場所に崩壊しかけたラジウム温泉の看板がかかってますが、浴室内にそれらしきものは存在しません。
露天が薬湯になってますが、これは多分バスクリン。
浴室内改装時に撤去したが、看板は面倒ではずしてない、といったところでしょうか。
お湯はぬるめですが、水風呂は結構冷たいです。
老若問わずお客さんでにぎわう繁盛店。


- 北区衣笠北天神の森町34
- 14:00~25:00
- 月曜日定休
- 中型銭湯
- フロント式
- 駐車場あり
温泉とミステリアスな野外休憩スペースの2丁拳銃
10年以上前に何度か入浴したことがあります。
長い間ご無沙汰をしていたわけですが、向かう道中が自身の過去をさかのぼる旅のようで、すでにノスタルジー。
こういうサイトを運営していなければ、北区衣笠に用事なんて特にないものなあ。
私が最後に金閣寺湯にはいった時は設備や内装がそろそろくたびれ始めていましたが、さて、あれからどう変わっているのか。
まさか更なる老朽化はしていまい、と付近の信号で停まった際、50メートルほど遠方から店の看板が見えて、仰天した。
天然温泉になってるじゃないか!
これは掘削したということか?
しかも店の前には駐車場が。
結構大規模な改装、改変があったようです。
私の記憶では駐車場のあった場所は以前はロビーだったように思う。
違ったかな?
ロビーのスペースが狭くなった、ということではと思うのですが、あまり自信なし。
脱衣所、浴室もすっかりきれい。
今更ながらこんなに広い店だったんだ、と感嘆。
あちこち他の店を巡ってみて初めて見えてくることもあるもので。
占有面積だけ考えれば大型銭湯といっていいかもしれません。
脱衣所で服を脱ぎながらふと目をやると、温泉は天翔の湯大門からの運び湯である、との表記が壁に。
ああ、そういうことか、と。
ということは塩化物泉。
これはじっくり温まれそう。
湯船の配置は以前と変わっていません。
と、思う。
ラドン湯がなくなってるぐらいか。
珍しいな、と思ったのは炭酸ガス風呂。
下京区の大正湯、桜湯でしか見たことがありません。
湯に溶けた二酸化炭素を取り込むことで血管を広げ、負担なく血行を良くするらしいですが、温泉も満喫、炭酸風呂も満喫ということになるとのぼせてしまうのではないか、とちと心配。
大丈夫か、これ、と思ったのがジェット風呂。
体育座りに近い体勢ではいるのですが、半端じゃなくジェットが強い。
問題は人が出たあとの水位にあって、大人一人分の体積の水があふれ出た分、ジェットがむき出しになり、あらぬ方向に湯を噴射。
なんのイリュージョンか、と。
あまりに景気が良すぎる水芸に本気で笑ってしまった。
仰天したのが打たせ湯と水風呂の間の通路を潜り抜けた先に設けられている野外のスペース。
結構な広さを有しつつも置かれているのは数個のビーチチェアと無骨な鉄棒。
一体なんなんだこの空間は、と。
まあ、休憩してください、ということなんだろうけど、足元がコンクリの打ちっぱなしっぽい素材で、じゃりじゃりするんですね。
しかし履物は見当たらない。
いいのか、これ?と。
とりあえず私はフルチンで鉄棒にぶら下がってみましたが、恐ろしく滑稽に見えるのでは、と不安になり退散。
以前はこんなスペースはなかったように思う。
新たに設けられた設備にしてはなんだかあまりにもシュールだ。
とりあえず、浴室の広さと大きな湯船は市内でもトップクラスだと思います。
温泉や炭酸ガス風呂という独自性もある。
そこに少し隙を見せるように、野外休憩スペースというミステリアスな演出も加味。
文句なしです。
確実に以前より進化を遂げていると思うし、他店にはないものがあると思う。
私が行かなくなってからここまで化けるのはずるい、と思わされた帰り道でした。
蛇足ですが、以前はよく小型室内犬がロビーをうろうろしてましたが、奴はまだ生きてるのだろうか。


- 北区鞍馬口通寺町西入ル新御霊口町285-21
- 15:00~25:00
- 水曜日定休
- 小型銭湯
- フロント式
体をよく拭いてからあがること
伏見区の鞍馬湯とは同名別銭湯。
悩んだ末、小型と書きましたが、中型銭湯と言った方がいいかもしれません。
浴室内に湯船は二つのみなんですが、やたらカランの数が多いんですね。
ちゃんと数えてませんが20ぐらいはあると思う。
限られたスペースで多くのお客さんに対応できる洗い場の確保を優先した浴室作り、といっていいと思います。
洗い場の広さも考えれば小型、というほどではないかもしれません。
サウナは敷地の隙間に強引に作ったかのような印象。
正直、ちょっと物足りない感触もあるのですが、お客さんは結構はいってます。
ひょっとするとカランがほとんどうまる時間帯もあるのかもしれない。
おそらく地元ではニーズのある一店なのでしょう。
この規模でフロント式、シャワーブースまで設置する、まるでビフォーアフターのような空間利用の巧みさは評価されるべきかもしれません。
遅くまで営業しているので使い勝手はいいと思います。
脱衣所の床が板の間なのが特徴的。
ずぶぬれでうろうろすると足跡がべっとり残って顰蹙ですよ。
お湯はぬるめ。


- 北区大将軍東鷹司町110
- 15:00~25:00
- 月曜日定休
- 中型銭湯
- 番台式
どすこい酵素風呂
自販機にはさまれてわかりにくいですが、門構えは意外に豪奢。
歴史を感じさせます。
店内は部分的に改装されてますが、どっちかといえばやはりレトロ銭湯か。
とりあえずシャワーの勢いが強力です。
もなこの湯に追随せんがばかりの水量。
あまり見かけませんが、深風呂内側の腰掛が高めと、低めの二段になってます。
低い方に座ると肩まで漬かる。
こりゃなかなかいい感じ。
あとはパリスバンの酵素風呂ですか。
昔、どこかではいった記憶があるのですが、最近はあまり見かけることもなく、記憶から消えかけていたのですが、久しぶりに遭遇して、おおっ、と声がもれた。
見た目はミルク風呂のようですが、これが不思議に気持ちが良い。
温泉と同じ効果が得られる、との能書きが壁に貼り付けられてます。
うむ、結構、結構。
こちらの銭湯で目立つのはやはり脱衣所にずらりと飾られた力士の手形で、おそらく近隣の京都府立体育館に巡業があった際に、ご主人が入手したものだと思われますが、いや待て、ということはここに小錦とかが来たのか?と慄然とした。
小錦、入り口を通れたのか?と。
小錦、酵素風呂に漬かったのか?と。
そこに居合わせた一般客はいたのか?とか。
小錦と肩を並べて湯船でほっこり、って凄い絵だと思うのだが、そういうことってあったのでしょうか。
いや別に小錦じゃなくてもいいんだけれども。
私は相撲を観に行ったことがないのでわからないのですが、それとも手形なんてのは個人的に頼まなくても巡業先の売店とかで普通に販売しているものなんでしょうか。
うーん、わからん。
肝心の風呂以外のことで色々妄想が広がってしまった椿湯でございました。
お湯はややぬるめか。
ちなみに以前は日曜朝風呂ありましたが、現在はありません。


