砂漠の生きている化石と呼ばれる希少な品種で学名ウェルウィッチア、日本ではキソウテンガイ(和名です。どこが奇想天外?)と名付けられた裸子植物ですが、恐ろしいまでに見栄えが悪いというか、写真映りが良くない。
どう加工したところでインスタでたくさんのいいね!はもらえんぞ、この有り様では。
もう少し、しゃっきとしろ、しゃきっと。
もー日本の花は本当に慎ましやかでね、はい。
尋常じゃない数のコスモスが延々通路沿いに。
薔薇園。
薔薇って秋に咲くんでしたっけ?
ちなみにこの薔薇園だけで田舎の展示場ぐらいの広さあり。
すべてを見て回ろうと思ったら、1時間程度じゃとても無理。
写真に収めてない区画がまだいっぱいあります。
京都観光は恐ろしく混雑する寺社仏閣や史跡めぐりより、府立植物園に行ったほうが広々してるわ、安いわで大満足な気がしますね。
交通の便も良いしね。
隣に陶板名画の庭ってのがあったので寄ってみる。
予想外に中途半端な広さの土地が余っちゃったんでしょうね、そんな気がする。
ミケランジェロの「最後の審判」。
ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」。
なんで妙に終末神話推しなの?中2なのか?
人工的な水路と絵画のアート、といったところでしょうか。
迷宮かよ!と言いたくなるぐらい複雑怪奇な作りだったら面白かったかもしれませんが、展示されてる絵画がたったの8点ではなあ・・・。
まあ、入園料100円ですし、初夏は涼しげでいいかもしれませんけどね。
ちなみに陶板名画の庭と京都府立植物園、両方行こうと考えてる人は車を止める場所に注意したほうがいいです。
いや、電車だと関係ないんだけどさ、植物園の駐車場に車を止めて帰る前に名画の庭に行ったりすると、帰路、駐車場まで巨大な植物園を迂回して歩かなきゃいけなくなるから。
20分ぐらいは余裕でかかる。
散々歩き回った後、さらに20分はマジできつい。
もうタクシー呼ぼうかと思ったから、俺。
最初から共通券を買っておく、というのが一番賢いかも。
それではまたどこかでお会いしましょう。
違う季節にもう一度来てみたい、と思わせる場所でしたね、ここの植物園は。
2023.11来訪